ローズリーフセージ
- ローズリーフセージはシソ科の半耐寒性宿根草で、学名のサルビア・インボルクラータという名で流通していることもあります。 サルビア類の中では大型の木立性で、地植えで放任すると2m近くまで生長し、株元は木質化します。春に植え付けると、初年度からたくさんの花を楽しむことができ、夏から秋にかけて発色の良いピンクの花が多数開花します。 ローズリーフセージの花の咲き方は独特です。丸く膨らんでいるつぼみのような状態は包で、包を落としながらサルビアらしい筒状花が下から上に向かって咲き進み、先端にある苞は咲き進んでも球状を保ちます。 サルビア類の中では耐寒性が弱いタイプです。寒冷地では戸外では一年草扱いされることもありますが、-5℃程度の場所なら落葉~半落葉で越冬し、株は年々大きくなり、花つきも見事になります。とても大きくなるため、開花前までに剪定をして株の姿を整えておくと美しい姿を保つことができます。