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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

スカビオサ・ドラムスティック

  • スカビオサ・ドラムスティックは、5月~7月の初夏に開花する多年草。分類としては多年草ですが、高温多湿が苦手なので一年草として扱われることもあります。 スカビオサはとても品種が多い草花で、花の色や大きさが品種によって様々です。スカビオサ・ドラムスティックの花は、淡いラベンダー色の小輪で、遠くから見ると白に見えるような淡い色の楚々とした雰囲気の花です。花が終わった後にユニークな種をつけるのが特徴です。草丈が1m近くなるのでどちらかというと庭や花壇への地植え向きの草花です。可憐な花とユニークなフォルムの種が植栽のアクセントになります。 サッカーボールような見た目、ゴルフボールより少し小さいくらいのサイズの種ができます。この種の状態で切り花として流通していて、切り花では「ステルンクーゲル」という名前がついていることが多いです。 触感がカサカサしていて簡単にドライフラワーになり、生花としてもドライフラワーとしても、とても長持ちする花材です。どちらかというと苗より切り花としての流通量が多い花です。

セイロンライティア

  • セイロンライティアは、5月~11月頃に白い清楚な花を次々と咲かせます。スリランカ原産の低木で、日当たりから半日陰を好み、乾燥に弱く、高温多湿に強い性質です。夏の花木として花壇植えや寄せ植え、鉢植えに使われます。 セイロンライティアは寒さに弱いため、日本では一年草扱いされることも多いですが、冬の間室内の明るい窓辺に取り込むと翌年も花を咲かせます。 セイロンライティアは、花や蕾がついたポット苗が初夏~9月頃に出回ります。購入したポット苗はそのままだと根がしっかり張れないので、一回り大きな鉢か花壇などに植え替えましょう。冬に室内に取り込む場合は、周年鉢植えの状態にしておくと管理しやすいです。 キョウチクトウ科の植物は、有毒物質を含むと言われています。口に入れることの無いように注意が必要です。また、樹液で肌がかぶれることもあるので、樹液に触れてしまったときはすぐに手を洗いましょう。手袋をして作業するのもおすすめです。

プテリス

  • プテリスは涼し気な美しい葉が特徴的な観葉植物。シダの仲間で、日本にもオオバノイノモトソウなどが自生しています。葉色は明るいグリーン、濃いグリーン、白の斑入りなど様々あり、葉の形も豊富です。 観葉植物として人気が高いプテリスですが、暖かい季節であれば屋外で育てることもできます。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、明るい日陰で管理します。日陰や半日陰の庭に植えたり、寄せ植えやハンギングバスケットにも使えます。寒さに弱く霜に当たると株が傷んでしまうので、周年楽しむためには寒くなる前に室内に取り込む必要があります。

クラピア(イワダレソウ改良種)

  • クラピアは、国内に自生する在来種イワダレソウを原種に、宇都宮大学の故倉持仁志氏が品種改良して創り出し商品化した植物です。全品種、農水省の品種登録を取得している国内唯一のイワダレソウです。 クラピアの大きな特徴の一つとして、環境に配慮した不稔性(種をつけないこと)であることがあります。柔らかな葉茎が芝生の約10倍のスピードで被覆し、美しく密なグリーンカーペットを形成していくので、雑草対策を兼ねた、花のかわいいグランドカバープランツとして人気があります。 クラピアのグリーンカーペットは、地表の温度上昇を和らげる効果があり、市街地のヒートアイランド対策や、砂漠や乾燥地の緑化植物として海外でも取り入れられています。生長すると地中深くまで根を伸ばすことで水やりのコストも削減。植栽地の環境汚染リスクが低く、CO2吸収固定能力も高いクラピアは、緑あふれる街並みを未来へとつなぐサステナブルな緑化植物です。 一度根付けば匍匐茎で横に広がる性質のため、定期的な刈込み工数を低減できます。また、根を地中深く伸ばすので被覆後の水やりも必要ありません。 クラピアの原種は海岸沿いで自生していたため、高い耐塩性を有しています。土中深くまで根を張り、根量が多い特徴から、海岸や法面保護、土留めとして災害復興にも活用されています。   *クラピアは種苗登録品種(植物の特許)です。植えた場所の土地を被覆することを目的とし、ポット苗で販売されています。権利者の許可なく増殖、販売、無償譲渡、海外への持ち出しは種苗法違反となります。自分の土地であっても別の土地に移植することも法律で禁じられていますのでご注意下さい。

ワイヤープランツ

  • ワイヤープランツは小さなグリーンの葉が可愛らしい、匍匐性常緑小低木です。ワイヤープランツという名前の通り、細いワイヤー(針金)の様な茎が特徴的です。ある程度耐寒性があり、地域によって差はありますが冬でもグリーンの葉を絶やしません。生育旺盛で、露地植えにするとどんどん広がっていきます。華奢なワイヤーのような茎はツルのように見えますが、ツル性ではありません。 環境が合えば、春から夏にかけて小さな花とその後に種子ができます。とても小さく見つけにくい花と実ですが、光沢のあるグリーンの葉よりも明るい黄緑色の花が咲くので、注意深く観察してみましょう。 ワイヤープランツは霜に当たると葉が落ちてしまうことがありますが、根が生きていれば春の暖かくなったころにまた新芽を出し始めます。葉が落ちたら短く刈り込んで軒下に移動するなどの寒さ対策を行いましょう。また、剪定のときに切った枝は水に挿しておくことで発根するので、水耕栽培で楽しむことができます。

ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト

  • ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、非耐寒性の低木。夏の暑さに強く、4月~11月頃に白い繊細な小花を次々と咲かせます。花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれる花のすぐ下の葉で、本当の花は目立ちません。低木でありながら寒さに弱いので一年草扱いされていることが多いですが、暖地では屋外で冬越しできることもあります。真夏の高温期には、半日陰になるくらいの場所で管理すると状態良く育ちます。茎を切ると白い液が出るので、触ったときはすぐに手を洗いましょう。かぶれやすい人はビニール手袋などをして作業します。 ユーフォルビア・ダイアモンドフロストは、切り花で言えばカスミソウのような存在です。どんな花とも合うので、寄せ植えに使うとメインの花を引き立たせ、爽やかさを演出してくれる名わき役です。

黒松(クロマツ)

  • 黒松は、葉は細長く、葉や樹皮が他の松に比べて硬いところが特徴です。4月から5月ごろにかけて、黒松の新芽は出てきます。この新芽はつくしに似ています。幹肌は荒々しい感じがあるので、若木でも古木感が出やすいです。庭木に植えてある黒松は、松の葉が密集しやすくなってしまいます。 黒松は、日本全国の沿岸にはほとんど自生している常緑針葉高木であることです。海の潮風や夏の暑さにも比較的強く大気汚染や公害にも強いので、防風林や街路樹としても活用されています。また、黒松は本の盆栽の代表的な存在です。黒松は樹勢も強いので針金掛けがしやすいため、盆栽の樹形がつくりやすい樹木です。

セネシオ エンジェルウィングス

  • セネシオ エンジェルウィングスは、シロタエギクの仲間で、最近出回り始めた品種。シロタエギクに比べて葉が大きく厚みがあり、天使の羽のようなふわふわした感触が魅力的です。 丈夫で寒さにも強く、一年中美しい葉色が楽しめます。花壇植えやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントに使うカラーリーフとしてぴったりです。日当たりを好みますが、真夏は半日陰くらいの場所の方が適しています。水はけと風通しの良い環境で育てましょう。

ガジュマル

  • ガジュマルは人気の観葉植物です。沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿るといわれています。ガジュマルは熱帯~亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。日光にあてること、水のやり方には気を配る必要がありますが、基本的には育てやすい観葉植物です。 また、ガジュマルは、幹の途中から気根という根を出しています。気根が地中に付くと太くなり、ガジュマルの木を支える支柱根となります。地植えにされているガジュマルはこの気根が多く、風に揺れる気根は不思議な雰囲気を醸し出しています。 ガジュマルのその太い幹とまるく厚みがある濃い緑色をしている葉は生命力を感じさせ、独特な形をしているので人気があります。鹿児島県沖永良部島の国頭小学校の校庭には樹齢100年を超える日本一のガジュマルが植えられています。 ガジュマルには尖閣ガジュマルやパンダガジュマルなどの種類があり、葉の形などが違います。

ゴヨウツツジ

  • ゴヨウツツジは、落葉性のツツジです。本州の岩手県以南の主に太平洋側や四国に自生している他、公園樹としても植栽されています。生長すると5m以上になります。 ゴヨウツツジはツツジの仲間ですが、一般的なツツジの葉と違い、5枚の葉が車輪状に生えていることから、五葉(ゴヨウ)ツツジと呼ばれています。 ゴヨウツツジの老木の木肌は、樹皮が松のように剝がれるため、松肌とも呼ばれています。 ゴヨウツツジの花の開花時期は、4月下旬~6月です。葉の下から、純白の花がうつむきがちに開花します。生長は比較的遅い樹木ですが、長年経過すると人の身長より背丈が高くなるため、見上げた木の下から見える明るい緑色の葉と純白の花、青空のカラーハーモニーがとても美しく、見ごたえがあります。 春から初夏の花の時期が美しいゴヨウツツジですが、秋の紅葉もとても美しく、季節の移り変わりを楽しめるシンボルツリーとしても人気です。

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