ムスコーサとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ムスコーサ
- 学名
Crassula muscosa
- 英名
- Watch chain
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- クラッスラ属
- 原産地
- 南アフリカ
ムスコーサの特徴
クラッスラ属の多肉植物で、直立した茎に小さな三角形の葉が鎖のように連なって独特の形状をしています。秋には茎の合間にごく小さな黄色い花を咲かせます。真夏の直射日光は避け、日当たりと風通しの良い場所に置いてください。日光不足に陥ったり、風通しが悪い場所に置くと下葉が枯れ弱ってしまう恐れがあります。過湿を嫌うので乾燥気味に育ててください。屋外に置く場合は雨に気を付け、特に梅雨など長雨の時期には1週間以上土が湿った状態にならないよう心掛ける必要があります。
ムスコーサの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、クラッスラ |
---|---|
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
花色 | 黄 |
ムスコーサの栽培環境
日当たり・置き場所
日光が良く当たり、風通しの良い場所を好みます。室内より屋外を好みますが、真夏は葉焼けを防ぐために半日蔭に置くといいでしょう。室内に置く場合はよく日光を浴びさせてください。
温度
暑さには強いですが、寒さには弱い植物です。気温が低くなってきたら室内に取り込んであげるといいでしょう。冬は水やりを控えることで耐寒性が増します
用土
ムスコーサは過湿を嫌う植物なので特に水はけの良い土に植えてください。市販されているサボテン用の土や多肉植物用の土を使うといいでしょう。
ムスコーサの育て方のポイント
水やり
乾燥に強く過湿に弱い植物です。特に高温多湿には弱いので夏場の水やりは時間帯に気を付けてください。表土が乾いたら水を与えます。
病害虫
特にありませんが、カイガラムシが付く場合がまれにあります。心配な場合は季節の変わり目などに殺虫剤をあらかじめ撒いておくことで予防の効果があります。
ムスコーサの詳しい育て方
選び方
葉が丈夫で生き生きとしているもの。病害虫に侵されていないものを選んでください。ひょろひょろと頼りなかったり、葉が痩せているものは、弱っているので避けた方がいいでしょう。
植え替え・鉢替え
2年に1度、春の暖かい時期に植え替えるといいでしょう。植え替えの際は予め用土を水で濡らしておき、根も傷つけたり乾燥させたりしないようにして植え付けてください。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
春から夏の暑い時期に挿し芽で増やすことができます切った枝を2日ほど日陰で乾燥させた後、赤玉土の上に置いて風通しのいい日陰で管理してください。水やりは根が出てからにしてください。