ちょっと暗め?浴室やトイレにオススメ観葉植物5選

LOVEGREEN編集部
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浴室やトイレって出窓があってもちょっと暗いことが多いですよね。そこで今回は耐陰性がありちょっと暗い浴室やトイレに置くことが出来る観葉植物をご紹介します!
目次
■はじめに
はじめに
植物には耐陰性というものがあります。これは日光不足に耐える性質のことで、耐陰性の高い植物もいれば低い植物もあります。
耐陰性の高い植物は少し暗めの場所でも管理することが出来ますが、日光が嫌いという訳ではありません。そのため、健康な状態を維持するには出来るだけ日当たりのいい場所に置いたり、定期的に日光浴させることが必要です。
先ほど日光についてお話しましたが、日光以外にも植物にとってとても重要なものがあります。それは水やりと風通しです。観葉植物の中には乾燥に強いものがありますが、しっかりと水やりをしましょう。
浴室などは湿度が高く、蒸れてしまうことが多いです。そのため、土の表面がしっかり乾燥してから水やりを行うようにし、水やりやお風呂に入った後は換気をするようにしましょう。
おすすめの観葉植物
アスプレニウム
アスプレニウムはシダ植物に分類されており、耐陰性があります。また、高温多湿を好む傾向があるため浴室などの湿度の高い場所に置くことができます。
ただし、日光が極端に少ない場所に置くと徒長してしまったり葉色が悪くなってしまうため、定期的に日光浴をさせてください。そうすることでカビの発生を抑えたり、アスプレニウムの状態異常を察知しやすくなるでしょう。
ツデー
ツデーはタマシダの仲間で、強健で初心者の方にもおすすめの観葉植物です。アスプレニウム同様に耐陰性があるためちょっと暗めの環境にも置くことができます。
じっくり育てると大きな群生となり浴室などをジャングルにすることが出来るかもしれませんね!
オリヅルラン
オリヅルランは育てやすい観葉植物と言われており、ランナーと呼ばれる茎を伸ばして繁殖します。また、斑入りの葉が美しく、外斑オリヅルランと中斑オリヅルランがあります。
耐陰性もありますが、日光に当てた方がツヤのある葉になるため、出来るだけ日光を当ててください。
オリヅルランはこのように白い六弁花を咲かせます。香りはありませんが可憐でとても可愛い花ですよね。
オリヅルラン
- オリヅルランは北欧とヨーロッパ以外に広く分布しています。オリヅルランは200種以上原産しているといわれており、一般的に観葉植物として育てられているオリヅルランは数種類のみです。オリヅルランとして多く流通しているのはChlorophytum comosum という種類とその園芸品種です。中でも斑入り品種であるナカフオリヅルラン、ソトフオリヅルランが代表的なオリヅルランです。その他にアフリカ原産のシャムオリヅルラン、葉の先がカールするボニーという品種なども流通しています。 オリヅルランは春~秋にかけてランナー(匍匐茎)の節から白い花を咲かせます。耐寒性があるため関東以南の暖かい地域であれば屋外越冬することが可能です。また、根茎が生きていれば地上部が枯れても生長期になると芽を出します。
サンスベリア
空気清浄効果を期待できることで人気なサンスベリアは湿潤な環境を嫌い乾燥を好むため、浴室に置くというよりもトイレに置く方が良いでしょう。
一般的にサンスベリアとして売られているものはサンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティというトリファスキアタの斑入り品種で、トラノオとも呼ばれています。
サンスベリア・トリファスキアタ・ローレンティ
- サンスベリア(サンセベリア)はキジカクシ科サンスベリア属に分類される熱帯アフリカが原産の観葉植物です。 和名はチトセランで、トリファスキアタ・ローレンティは覆輪斑であるためフクリンチトセランとも呼ばれています。しかし、ローレンティもフクリンチトセランもあまり一般的ではないようで、流通する場合はサンスベリアやトラノオ(虎の尾)という名前が多いようです。 トラノオはそのままの意味で、見た目が虎の尾に似ているからそう呼ばれるようになったそうです。 サンスベリアは空気清浄能力が高く、さらには金運をアップさせる開運植物として売られることもあります。 葉に水分を蓄えることが出来るため、乾燥に強く、逆に蒸れに弱いです。
ゴムノキ
ゴムの木はフィカス属に分類されており、葉が黒いものから緑色のもの、斑が入っているものなど様々です。斑入りのゴムの木は日光によく当たると斑の部分が赤く色づくため、浴室やトイレなどに置くときは日光浴をよく行うと良いでしょう。
徐々に色づいてゆく様を見るのはとても楽しいですよ。
インドゴムノキ
- インドゴムノキは主にインドが原産の常緑高木で、観葉植物のゴムの木類の中でもメジャーな種になります。20~30cm程度の大きな楕円形の葉をつけます。インドゴムノキを基本として多くの園芸品種が作り出されています。最近では本来のインドゴムノキはあまり流通しておらず、インドゴムノキの枝変わりであるデコラゴムノキ(Ficus elastoca ‘Decora’)がインドゴムノキとして主に流通しています。 インドゴムノキとデコラゴムノキは葉の形やつけかたから見分けることができます。インドゴムノキが縦長な楕円形の葉を垂らすようにつけるのに対し、デコラゴムノキは丸みのある楕円形で全体的に葉が立つようにつけます。 ※画像はインドゴムノキの園芸品種メラニーです。
いかがでしたでしょうか。これを機に浴室やトイレに観葉植物を置いて緑あふれる環境にしてみませんか?