花うららとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- 花うらら
- 学名
Echeveria pulidonis
- 科名
- ベンケイソウ
- 属名
- エケベリア
- 原産地
- メキシコ
花うららの特徴
ブルームがかった葉と淵の赤いラインが特徴の葉をしており、気温が落ちると葉先がより赤く染まります。人気のエケベリアの中でも丈夫で育てやすく、寄せ植えにも使いやすい種類です。
背丈はあまり高くなりませんが、ロゼット状に広がるように大きく成長します。
花うららの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、エケベリア |
---|---|
草丈・樹高 | 5cm~15cm |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや強い |
花色 | 黄色,オレンジ |
開花時期 | 春~秋 |
花うららの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たり・風通しの良いところを好みます。日陰で管理をすると間延びしてしまい、格好悪い姿になります。良く日に当て、寒暖差があった方がきれいに色づきますので、室内より外で管理された方が紅葉をより楽しめます。その場合は雨が当たらない所に置きましょう。
真夏は葉が焼けてしまう可能性がありますので、直射日光を避けた風通しの良いところに置きます。
温度
耐暑性・耐寒性ともに強く、冬は‐2度くらいまで耐えます。
用土
水はけの良い土、多肉植物の土がおすすめです。水やりの回数に気を付ければ培養土でも栽培可能です。
花うららの育て方のポイント
水やり
土が乾いたらたっぷりと与えます。目安は2週間に1度くらいで、真夏と冬は1カ月に1度程度と水やりは控えめにします。
肥料
春と秋に既定より少なめの緩効性肥料か薄めた液体肥料を月に1度程度与えてもいいでしょう。液肥は、既定の倍数だと多肉植物にとっては濃すぎてしまう可能性がありますので、例えば1000倍液であれば2000倍にして薄めます。
病害虫
ワタ虫やカイガラムシが葉の付け根や新芽部分につくことがあります。葉の形がガタガタになってしまいますので、見つけ次第ピンセットや爪楊枝を使って駆除します。
花うららの詳しい育て方
選び方
葉がしっかり肉厚のぷっくりとしたもの、がっしりした株を選びます。葉と葉の間があいた間延びしたもの、葉の色が薄く弱々しいものは避けましょう。
植え替え・鉢替え
2~3年に1度、春か秋に行います。小さい鉢に植わっている場合、株が大きくなって鉢が倒れてしまうので、そのようになっている場合は植替えましょう。これ以上大きくしたくない場合は3分の1くらい根を切り落とし、根をほぐしてから元の鉢に植えます。
花
春から秋に株から細長い茎をのばし黄色いベル状の花を咲かせます。
夏越し
梅雨い時期は水やりを控え、風通しを確保します。真夏は直射日光を避けた明るい日陰に置き、水やりは涼しい時間帯に行います。土の表面を濡らす程度の量にしましょう。
冬越し
なるべく日に当て乾かし気味に管理をします。晴れの日の昼間に水やりを行います。頻度は月に1度程度にします。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
挿し芽、葉挿しで増やすことができます。秋ごろがおすすめです。
横から子株が出できますので、それを切って挿すことができます。
葉挿しは株から丁寧に葉っぱを取ったら取ってすぐに土に挿すのではなく、半日陰の場所で根っこと芽が出てくるまで放置します。
この時注意するのは湿っている場所には置かないでください。土の上ではなく、網の上など風通しの良いところに置くのがおすすめです。環境や時期にもよりますが、2~3週間で芽と根がでてきます。そしたら乾いた土に根をやさしく埋めて芽に土が被らないように置きます。