紫陽花(アジサイ)の種類|特徴や育て方、魅力を紹介!

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金子三保子

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紫陽花(アジサイ)の種類と特徴や紫陽花(アジサイ)に似た花をご紹介します。

目次

紫陽花(アジサイ)は種類が豊富

アジサイとは

紫陽花(アジサイ)は、日本原産の落葉低木。日本原産のガクアジサイや西洋アジサイは品種改良が盛んで、毎年のように新品種が登場します。

ガクアジサイと西洋アジサイ以外にも、開花時期や葉の形などが違いますが、植物分類上は紫陽花(アジサイ)の仲間もあります。

紫陽花(アジサイ)の種類と似た花をご紹介します。

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ガクアジサイ

ガクアジサイは日本原産のアジサイ。アジサイの花のように見える部分は、ガクが変化した装飾花と呼ばれるものです。ガクアジサイは額縁のように花の周りに装飾花があります。日本原産の植物なので、丈夫で育てやすいアジサイです。

ガクアジサイは日本原産の紫陽花(アジサイ)。花のように見える部分は、ガクが変化した装飾花と呼ばれるものです。ガクアジサイは額縁のように花の周りに装飾花があります。日本原産の植物なので、丈夫で育てやすい紫陽花(アジサイ)です。

 

最近新しく登場するガクアジサイの中で人気なのが、装飾花の部分が八重咲のガクアジサイ。ガクアジサイの控えめな雰囲気に少し華やかさを加えた見た目が人気です。

最近新しく登場するガクアジサイの中で人気なのが、装飾花の部分が八重咲きのガクアジサイ。控えめな雰囲気に少し華やかさを加えた見た目が人気です。

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西洋アジサイ

ガクアジサイが西洋に渡り、品種改良を重ねられできた西洋アジサイ。流通上では、アジサイと言えば西洋アジサイのことをさすのが一般的です。切り花だと「ハイドランジア」という名前で呼ばれることも多く、輸入物のアジサイの切り花も流通しています。

ガクアジサイが西洋に渡り、品種改良を重ねられできた西洋アジサイ。流通上では、紫陽花(アジサイ)と言えば西洋アジサイのことをさすのが一般的です。切り花だと「ハイドランジア」という名前で呼ばれることも多く、輸入物の紫陽花(アジサイ)の切り花も流通しています。

▼一度根付けば育て方は簡単ですが、ひとつだけ気を付けたいのが剪定の時期と切る場所です。

アンティークカラー系、マジカル系、秋色系アジサイ

秋色アジサイ(紫陽花)は、もともとは品種名ではなく、通常の紫陽花(アジサイ)の開花時期である初夏に咲いた花が気温の変化などによって時間をかけてアンティークカラーの色あいに変化した状態のことを言います。

最近では美しく秋色になる品種もたくさんあります。秋色系、アンティークカラー、マジカル系……このような表現が品種の名前の前に説明書きされていることが多いです。

 

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ヤマアジサイ

ヤマアジサイは、日本各地で自生している野生種のアジサイです。アジサイに比べると枝が細く、枝先に小さな花がたわわに咲く姿は素朴さと可憐さを感じます。葉もアジサイに比べると小ぶりのサイズです。

ヤマアジサイは、日本各地で自生している野生種です。西洋アジサイに比べると枝が細く、枝先に小さな花がたわわに咲く姿は素朴さと可憐さを感じます。葉も紫陽花(アジサイ)に比べると小ぶりのサイズです。

ヤマアジサイは日本の風土に合い、耐寒性、耐暑性もあり、鉢植えでも育てやすい紫陽花(アジサイ)です。

 

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カシワバアジサイ

葉が柏に似たアジサイ科の落葉低木、カシワバアジサイ。紫陽花(アジサイ)の花が丸いのに対して、カシワバアジサイの花はピラミッド型の形をしています。花の咲き始めは、グリーンがかった色、そこから徐々に白に変化していきます。

 

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アナベル

アナベル

アナベルは、アメリカアジサイやアメリカノリノキの別名を持つ紫陽花(アジサイ)の種類の落葉低木です。初夏に20~30cmの大きな花が開花し、花の色は、最初はグリーン、咲き進むにしたがって白くなる色の変化も素敵で、最近とても人気があります。グリーン~白の花色が、どの花色とも色合わせがしやすいので、様々な草花と一緒に花壇に植栽すると魅力的な空間に仕上がります。アナベルは西洋アジサイと違って剪定が簡単なので、初心者さんにおすすめです。

 

ピンクアナベル

ピンクアナベル

 

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ノリウツギ

ノリウツギ

ノリウツギは別名ピラミッドアジサイとも呼ばれるアジサイ科の落葉低木。ノリウツギの開花時期は、西洋アジサイより少し遅い7月頃に開花します。花も大きいので庭に植えるととても見栄えがします。

最近多く流通しているのは「ライムライト」、「ミナヅキ」などの園芸種ですが、本来のノリウツギはもう少し素朴な雰囲気のする花木です。

 

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紫陽花(アジサイ)の近縁|常山アジサイ(ジョウザンアジサイ)

常山アジサイ

アジサイ科(ユキノシタ科) ディクロア属

最近流通量が増えた常山アジサイは、アジサイの名前がつきますが、近縁種で暖地では常緑で越冬します。「碧のひとみ」と言う名前でも出回っています。

常山アジサイは、紫陽花(アジサイ)の開花時期と同じころに開花します。球状についた粒々のつぼみが開くと、星型の清楚な雰囲気の花が開花します。花を切らずにおいておくと、秋にできる青くて美しい実も魅力のひとつです。ただし翌年の花のためには、花後の剪定が必要です。

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紫陽花(アジサイ)と花が似ている植物

花の形は紫陽花(アジサイ)に似ているけれど、紫陽花(アジサイ)とは違う植物をご紹介します。

ビバーナム・スノーボール

ビバーナム・スノーボール

スイカズラ科 ガマズミ属 開花時期5月

ビバーナム・スノーボールは、初夏に紫陽花に似たボール状の花を咲かせるスイカズラ科の落葉性低木。新緑の季節にグリーンから白に花の色が変化するので、白にこだわったホワイトガーデンをはじめ、どんな花色にも合うため人気の庭木です。自然樹形で楽しめること、咲き進むにしたがってグリーンから白に変化する花、紅葉と季節の変化を感じられ、ナチュラルガーデンにおすすめです。

オオデマリ

スイカズラ科 ガマズミ属 開花時期5月

オオデマリは初夏にボール状の花を咲かせる花木です。ビバーナム・スノーボールと同様、咲き進むにしたがってグリーンから白に変化します。自然樹形で育てることができ、ほとんど剪定しなくても姿が整うので庭木として人気があります。

 

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毎年、魅力的な品種ができる紫陽花(アジサイ)。お気に入りをおうちに迎えてみませんか。

 

▼紫陽花(アジサイ)の仲間は種類によって剪定方法が違います

 

▼紫陽花(アジサイ)を生けて楽しみましょう

 

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー、ライター。 2022年6月、日東書院本社より「植物のきもち ~がんばりすぎないガーデニング」出版。 ギフトや装花などのフラワーコーディネート、自身でコーディネートした作品の撮影、雑誌や会員情報誌への提案など幅広く活動中。現在は植物に関する記事の執筆にも携わる。庭仕事はライフワーク。映画「余命1ヶ月の花嫁」ブーケ製作。

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