セダム・虹の玉(ニジノタマ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

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植物名
セダム・虹の玉(ニジノタマ)
学名

Sedum rubrotinctum

英名
Spanish stonecrop
和名
虹の玉
科名
ベイケイソウ科
属名
セダム属
原産地
メキシコ

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の特徴

虹の玉(ニジノタマ)は、暑さ寒さに強く、初心者でも育てやすい多肉植物のセダムの一品種です。秋から春にかけての寒い時期には、葉が赤く色づきとても美しく、多肉植物の寄せ植えなどにも利用されます。ぷっくりとした葉が特徴で、そのかわいい外見から人気のある多肉植物のひとつです。

繁殖方法も簡単で、失敗することも少ないので、園芸初心者にもおすすめの多肉植物です。大株に育てると、黄色い花が咲くことがあります。花はとても小さく、見落としてしまうこともあるので、花が咲いているか毎日観察するのも楽しみのひとつです。

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の詳細情報

園芸分類 多肉植物、セダム
草丈・樹高 ~20cm位
耐寒性 強い
耐暑性 やや強い
花色 黄色
開花時期 6月~9月

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の種類

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オーロラ

虹の玉の斑入り品種です。ピンク色の葉が特徴です。

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乙女心

葉先が赤く染まる品種です。

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え
肥料

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の栽培環境

日当たり・置き場所

虹の玉(ニジノタマ)は寒さに非常に強く、真冬でも凍らない程度であれば、外に置いておいて雪や霜にあたっても大丈夫です。

セダム類は高温多湿が苦手なので、梅雨時は気を付けましょう。屋外で管理する場合は雨の当たらない風通しの良い場所へ移動させましょう。

用土

市販されているサボテン・多肉植物用の培養土がおすすめです。

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の育て方のポイント

水やり

水は、土が乾いたら与えましょう。セダムは葉に水分を蓄えるため、多少の乾燥には耐えることができます。

水が多すぎると、きれいな色にならないので、その点に注意しましょう。水のやりすぎは、葉が落ちる原因や、徒長して、ひょろひょろとした株になってしまうので気を付けましょう。

セダムは「春秋型」の多肉植物です。休眠期の夏と冬は水やりは控えめ、乾燥気味にします。

春・秋・・・日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう。

・・・ほぼ断水します。夏は夕方など涼しくなってから、葉水か、土が半日くらいで乾くくらいの水を与えます。高温多湿が苦手なので、下手に水を与えることで蒸れて株が痛んだり、根腐れを起こしやすくなりますので気を付けましょう。

・・・ほぼ断水します。水を切ることで耐寒性を高めることができます。

肥料

肥料は、植えるときに土に混ぜておけば、頻繁にやる必要はありません。

病害虫

セダムは害虫が付くことはあまりありませんが、風通しが悪いと、アブラムシカイガラムシがつくことがあります。

アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。

カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。見つけた場合は早めに駆除しましょう。

セダム・虹の玉(ニジノタマ)の詳しい育て方

選び方

葉がぷっくりとしたものを選ぶとよいでしょう。葉と葉の間隔が長く間延びしていないほうが良い株です。秋から春は葉が赤くなる時期なので、赤色がきれいなものを選ぶことをおすすめします。

剪定・切り戻し

どんどん上に伸びるので、気になるようであれば好きな位置でカットしましょう。そこから分枝してバランスよくなります。

植え替え・鉢替え

年に1回は植え替えるようにしましょう。植え替えに適している時期は、春か秋です。

株が大きくなると、黄色い星型の花を咲かせます。

冬越し

虹の玉紅葉

耐寒性が強い多肉植物なので室外で越冬します。秋の紅葉も魅力的な品種です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

春か秋が挿し木の適時です。数節をカットして土に挿しておくだけで簡単に発根する性質です。植え替え時や折れてしまったもの、伸びてしまったもの、脇芽などを使うのもよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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