春の寄せ植え! 組み合わせのコツをつかんでセンスアップした寄せ植えを作ろう
とまつあつこ
このライターの記事一覧
梅雨前頃まで楽しめる寄せ植えの作り方を、苗を組み合わせる時のコツや、作成後の管理ポイントを含めてご紹介します。センスアップするための寄せ植えのコツをつかんで、季節ごとの寄せ植えを楽しみましょう!
目次
春の寄せ植え 苗の組み合わせ
春の寄せ植えに使う苗として、野に咲く花を集めたようなナチュラルな雰囲気をイメージしてセレクトしました。
左上から時計回りに、バーベナ(白紫)、ブラキカム(白黄)、スカビオサ(青紫)、ルピナス(ピンク)、ワスレナグサ(青)
これは、カラーリーフのラミウムです。花苗5つとカラーリーフ1つを組み合わせます。
春の寄せ植え 苗選びのポイント
寄せ植えを作る時の苗選びのポイントをお話しします。
まず、好きな環境が似ている植物を合わせることが基本です。(日あたり、水かげんなど)
それをふまえて、メインの花苗を選びます。→今回はルピナス(ピンク)
そして、寄せ植え全体のバランスを保ちながらも、花の形や葉の形、質感が異なる苗を合わせていきます。
さらに、背の高いものを入れて高低差を出したり、カラーリーフを合わせて寄せ植えにアクセントをつけることが大切です。
春の寄せ植え 準備するもの
お好みの鉢(今回の器はアイアン製でココヤシファイバーがセットされています。直系約27㎝)、肥料入り培養土、苗6ポット、不織布、ハサミ、土入れなどを準備します。
寄せ植えに使う鉢やプランター選びはとても重要です。植える植物と合うかどうかはもちろんですが、置く場所の背景や床の色、質感をよく思い浮かべながら選びましょう。
春の寄せ植え 作り方
器に不織布を敷いて、鉢の1/3くらいの高さまで培養土を入れます。
(今回は不織布を敷きました。不織布を敷くとココヤシファイバーの風化を防ぎ、次の植え替えがしやすくなるなどの利点があります。不織布無しでも作ることができます。)
苗の配置を決めてから、苗をポットからはずして根を少しくずしながら植え付けます。植物が今美しく見える向きや、今後生長して伸びていく方向を考えながら植えていきましょう。
※苗がぐらつかないように、苗と苗の隙間にしっかりと土を入れます。
あまった不織布を鉢の淵から1cmくらい残してカットします。
底から流れ出るくらい水をあげて、日当たりと風通しが良い場所に飾ります。
春の寄せ植え 作成後の管理方法
日がよく当たる風通しのよい場所に置き、土が乾いたら根元からたっぷり水やりします。枯れてしまった花や葉は取り除きましょう。
ひとつの苗だけが生長しすぎて美しくなくなった場合は、切り戻してバランスをとります。切り戻しとともに追肥をすると次の花が咲きやすくなります。
春の寄せ植えはぐんぐん生長して次々に花が咲き、日々姿を変えるのでとても楽しめます。雨の日以外は毎日水やりしましょう。
上手に育てれば3月から梅雨前頃まで美しい状態で楽しめます。ワスレナグサなどの一年草が枯れてしまったり、部分的に美しくなくなってしまった時は、寄せ植えの植え替えをして綺麗な状態に復活させましょう。
▼編集部のおすすめ
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「春の寄せ植え! 組み合わせのコツをつかんでセンスアップした寄せ植えを作ろう」の記事をみんなにも教えてあげよう♪