流れるように咲く白い花!ユキヤナギ(雪柳)の魅力と育て方

金子三保子

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ユキヤナギ(雪柳)はソメイヨシノの開花が終わるころに開花する常緑低木です。日本全国いたるところに植栽されている春に咲く花木です。ユキヤナギ(雪柳)の魅力は、何といっても枝垂れるように枝一面に咲く花の姿。今回はユキヤナギ(雪柳)の魅力と育て方をご紹介します。

 

目次

ユキヤナギ(雪柳)とは?

ユキヤナギ(雪柳)の育て方

ユキヤナギ(雪柳)の種類

ユキヤナギ(雪柳)は自然に育てるとこんなに大きくなる!

 

公園などでもよく見かけるユキヤナギ(雪柳)とは?

科・属  バラ科・シモツケ属
和名 ユキヤナギ(雪柳)
英名  Thunberg’s meadowsweet
学名  Spiraea thunbergii
原産地  中国
開花期  4月

ユキヤナギ(雪柳)は春に枝一面に白い花が咲く落葉性低木です。花丈は1~2m、土質を選ばずやせ地でも育つ、とても丈夫な庭木です。名前の由来は、枝垂れような枝ぶりが柳に似ていて、その枝に雪のように真っ白な小花が咲く姿が雪を連想させることから名前がつきました。

ユキヤナギ(雪柳)は生育が良い植物なので、公園の花壇などに植えられています。開花後に株元まで切り戻しても新しい枝が伸びて、翌年には綺麗な花が咲きます。

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溢れるように咲かせるユキヤナギ(雪柳)の育て方

雪柳はやせ地でも育つ庭木です。数年すると横幅が大きくなる植物のため、地植えで育てるのが一般的です。

植える場所

ユキヤナギ(雪柳)はやせ地でも育つ庭木です。数年すると横幅が大きくなる植物のため、地植えで育てるのが一般的です。植える環境は日当たりがよく、風通しのよい場所がベストです。

植え付け

ユキヤナギ(雪柳)は丈夫な植物なので梅雨や真夏の時期を避ければいつでも植えつけをすることは可能ですが、2月から3月が適期です。何年もすると株が大きくなる植物なので、植え付ける時は隣の植物との間隔をあけるのがポイントです。

花の時期

雪柳の花は4月に開花します。ひとつの花はとても小さなかわいらしい花ですが、枝垂れるように生長する雪柳の枝一面に花が咲く光景は「雪柳」という名前ぴったりの美しい姿です。花は切り花としても豊富に流通しています。

ユキヤナギ(雪柳)の花は4月に開花します。ひとつの花はとても小さなかわいらしい花ですが、枝垂れるように生長するユキヤナギ(雪柳)の枝一面に花が咲く光景は「雪柳」という名前がぴったりの美しい姿です。花は切り花としても豊富に流通しています。

ユキヤナギ(雪柳)の剪定と仕立て方

ユキヤナギ(雪柳)の剪定は基本的には2回に分けて行います。開花後から5月中旬まで、そして開花前の1月から2月にかけて枯れ枝等を切る剪定を行います。

ユキヤナギ(雪柳)を自然樹形で植栽したい場合は、枝先で剪定をすると、せっかくの美しく枝垂れるように咲くユキヤナギ(雪柳)のよさが出せません。ユキヤナギ(雪柳)独特の流れるような枝ぶりにしたい場合は、不要な枝は根元から剪定するのがが美しい樹形に仕立てるコツです。

ユキヤナギ(雪柳)は刈り込みに堪える庭木なので、刈り込んで生垣として仕立てることもできます。大きくしたくない場合は、毎年、花の後に剪定をすると、低めの丈で楽しむこともできます。

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他にもあるの?ユキヤナギ(雪柳)の種類

雪柳と言えば、名前の由来の白が一般的ですが、最近は淡いピンクや葉っぱが明るい雪柳など、新種も登場しています。

ユキヤナギ(雪柳)と言えば、名前の由来の白が一般的ですが、最近は淡いピンクや葉っぱが明るいユキヤナギ(雪柳)など、新種も登場しています。

「オウゴン」

花は白ですが、葉が黄金色(ライムグリーン)です。明るいグリーンなので、花のない時期もカラーリーフ的な使い方ができます。

「蒲田早生」

大きな花をたくさん咲かせる品種のユキヤナギ。生け花用に使われています。通常のユキヤナギよりも少し小さめです。

「フジノ・ピンク」「フジノピンキー」

蕾が濃いピンクで、花弁の外側がピンク色のユキヤナギ。開花すると白っぽくなる上品な色合いです。

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ユキヤナギ(雪柳)は自然に育てるとこんなに大きくなる!

雪柳は低木ですが、放任で自然に伸ばしていくと2m近くの丈になります。丈と同じく、横幅も2m近くなるので、隣との植物との間隔は、植え付け時から広めにとったほうが無難です。

ユキヤナギ(雪柳)は低木ですが、放任で自然に伸ばしていくと2m近くの丈になります。丈と同じく、横幅も2m近くなるので、隣との植物との間隔は、植え付け時から広めにとったほうが無難です。

写真のように自然樹形で伸ばしていくと、開花の時はそれはそれは見事です!一方、あまり大きくしたくない方は、毎年剪定すれば低めで楽しむこともできます。

 

小さくてかわいい花とは裏腹に丈夫で生育旺盛、病気にも強い雪柳。植えっぱなしで育つ植物を探している方にはおすすめです。

小さくてかわいい花とは裏腹に丈夫で生育旺盛、病気にも強いユキヤナギ(雪柳)。植えっぱなしで育つ植物を探している方にはおすすめです。

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雪柳(ユキヤナギ)

  • 雪柳は、春になると垂れた長い枝に白やピンクの小さな花を沢山つけることが特徴です。葉は小さくて細かく垂れた枝に付いているので、枝ぶりの姿は柳に似ています。一昔前までは、雪柳の花の色は白だけでしたが、近年はピンク系の新しい品種も増えてきました。花が満開になっていると、雪が積もったような感じに見えます。 また、雪柳は生育が良い植物なので、公園の花壇などに植えられています。開花後に株元まで切り戻しても新しい枝が伸びて、翌年には綺麗な花が咲きます。「雪柳」と呼ばれているので、花の開花時期が雪の降る冬の季節に思われがちですが、桜と同じように早春ごろから咲き始める植物です。

コデマリ(小手毬)

  • コデマリはバラ科の落葉低木で株元から多くの枝を出し、またひこばえを出して主幹のない高さ2mほどの株立ちになります。1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな手まりのような丸い花姿になり別名テマリバナといいます。長く伸びた枝が新葉が展開した短い枝先についた花の重みで枝垂れて弓なりに花が浮かび上がるように咲くので一層引き立って見えます。庭木の根締めや公園の境栽などに広く用いられます。また、コデマリは秋の紅葉も美しく楽しめます。古くに渡来し、移植や栽培が容易で観賞用として江戸時代から栽培されています。切り枝として花材にするために促成栽培もされています。

ヤマブキ(山吹)

  • 山吹は春に美しい山吹色の花を咲かせる落葉低木です。日本原産の木なので、日本全国で見ることができます。春に山吹色の花を木一面に咲かせる姿はとても美しいです。花は一重の他、八重もあります。同じ季節に咲く落葉低木に「シロヤマブキ」という花木がありますが、属的には別です。大きな違いは、山吹は花弁が5枚ですが、白ヤマブキの花弁は4枚で、葉にも違いがあります。

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金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

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