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脇役なのに主役にもなる!「イベリス・センペルヴィレンス」5つのおすすめポイント

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ガーデニングの花を選ぶときどんなことを考えながら選びますか?育てやすくて、毎年咲いてくれる多年草で、しかも緩やかに繁殖し、年間を通じて常緑性で、四季折々のお庭の名脇役になってくれる花を選びたくなりませんか?そんな願いをかなえるイベリス・センペルヴィレンスをご紹介します。

目次

イベリス・センペルヴィレンスとは

イベリス・センペルヴィレンスをおすすめしたい5つのこと

その他のイベリス

イベリス・センペルヴィレンスとは

イベリスの中でもこの多年草タイプのイベリス・センペルヴィレンスは、とても丈夫で耐寒性もあり今年の春のガーデニングにおすすめしたい花です。  小花が集合した純白の可憐なお花で、4枚の花弁は外側の2枚が大きく、内側の2枚が小さい花が集まってできています。こんなに小さな花が密集しているのに、花弁が重ならないように配列されている様(さま)に完璧な自然の美を感じます。  こんもりとした花のボリューム感から、砂糖菓子のように例えられたことから「キャンディタフト」とも呼ばれていますが、もともとのイベリスという名は、イベリア半島に多く自生していることから名づけられたようです。  別名であるマガリバナは、イベリスの花が太陽を探すように曲がりくねりながら生長する様(さま)から名づけられました。  もう一方の別名トキワナズナという名前の花はアカネ科のフーストニア属の花で、アブラナ科のイベリスとは科が違いますが、このイベリスの品種センペルヴィレンスのみが「トキワナズナ」と別名で呼ばれているようです。

科・属 アブラナ科・マガリバナ属(イベリス属)
 学名  Iberis
 英名  Candy tuft
 別名  キャンディタフト
屈曲花(マガリバナ)
常盤薺(トキワナズナ)
 原産地  ヨーロッパ、北アフリカ
 開花期  4~6月
 形態  多年草

イベリスの中でもこの多年草タイプのイベリス・センペルヴィレンスは、とても丈夫で耐寒性もあり春のガーデニングにおすすめしたい花です。

イベリス・センペルヴィレンスは、小花が集合した純白の可憐なお花で、4枚の花弁は外側の2枚が大きく、内側の2枚が小さい花が集まってできています。こんなに小さな花が密集しているのに、花弁が重ならないように配列されている様(さま)に完璧な自然の美を感じます。

イベリス・センペルヴィレンスは、こんもりとした花のボリューム感から、砂糖菓子のように例えられたことから「キャンディタフト」とも呼ばれていますが、もともとのイベリスという名は、イベリア半島に多く自生していることから名づけられたようです。

イベリス・センペルヴィレンスの別名であるマガリバナは、イベリスの花が太陽を探すように曲がりくねりながら生長する様(さま)から名づけられました。

もう一方の別名トキワナズナという名前の花はアカネ科のフーストニア属の花で、アブラナ科のイベリスとは科が違いますが、このイベリスの品種センペルヴィレンスのみが「トキワナズナ」と別名で呼ばれているようです。

 

イベリス・センペルヴィレンスの花言葉は、「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」。イベリス・センペルヴィレンスの白い小花が清楚な初恋をイメージさせます。

イベリス・センペルヴィレンスの花言葉は、「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」。イベリス・センペルヴィレンスの白い小花が清楚な初恋をイメージさせますね。

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イベリス・センペルヴィレンスをおすすめしたい5つのこと

1. 育てやすさ

春に苗で植えたイベリス・センペルヴィレンスは、そのまま夏・秋・冬と季節をまたいでも比較的順調に生育しました。実際に育てていて感じることは、本当に育てやすいということです。

開花期に咲き終わったイベリス・センペルヴィレンスを切り戻してあげることで、次から次へとわき芽が出て花が咲き続けます。この時期だけは、イベリス・センペルヴィレンスのお世話をしっかりしてあげてくださいね。

イベリス・センペルヴィレンスは、多湿に弱いので乾燥気味に育てます。プランターなどでイベリス・センペルヴィレンスを育てている場合にも、他の草花と比べて水やりの回数が少なく済むこともあり、育てやすさを感じることでしょう。土質にもよりますが、地植えにすることで水やりはほとんど気にしなくてもお天気に任せるだけでも概ね大丈夫です。

しかも、肥料も最初に元肥を入れておけば、その後はあまり肥料を必要としないので、こまめな追肥の心配もいりません。逆に、肥料を与えすぎることで花付きが悪くなるので注意しましょう。

▼その他の育てやすい植物についてはコチラ

 

2. 多年草

一度植えたなら毎年花を楽しめると嬉しいですね。その点イベリス・センペルヴィレンスはイベリスの中でも多年草なので毎年花を楽しむことができます。

イベリス・センペルヴィレンスを鉢植えで育てている方は、根が詰まってきたら植え替えが必要です。移植を嫌うので根をあまり崩さないように一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。

イベリス・センペルヴィレンスは移植を嫌うとされていますが、実際に1年のうちに何度か植え替えしてみましたが枯れることなくその後も元気に生育してくれたので、とても丈夫だと実感しました。

地植えはそのままにしておくだけで特に株分け等の手間も必要ないので、ますます育てたくなりますね。

▼毎年花を咲かせる魅力的な草花についてはコチラ

 

3. 緩やかな繁殖力

大変育てやすいため、地植えでもイベリス・センペルヴィレンスを育てることをおすすめしました。が、もしミントみたいに庭中がイベリス・センペルヴィレンスだらけに爆発的に増えたら困りますよね。

しかし、そんな心配は必要ありません。イベリス・センペルヴィレンスの繁殖力はとても緩やかです。じっくり、ゆっくり増えていくので、爆発的に庭を占領することがないため、安心して地植えで育てられる植物です。

▼植えるときに注意が必要な植物についてはコチラ

 

4. 年間を通しての常緑性

イベリス・センペルヴィレンスは、一年を通して緑の葉を維持し続けるので、お庭のグリーンアクセントになります。葉茎の色も他の植物より深い緑色というところも、お庭のグリーンのグラデーションとなりおすすめしたいポイントです。

▼常緑性の庭木のことならコチラ

 

5. 名脇役

イベリス・センペルヴィレンスは、花のない時期でも濃い緑色の葉が主役級の花たちを名脇役として引き立たせてくれます。草丈も大きくならず横に増えていくため、四季折々の花の邪魔することなく魅力を引き立たせます。開花期以外あまり切り戻しのいらない手入れのしやすい植物で、ひそかに存在してくれるところも名脇役の一因です。

▼その他の名脇役の草花ならコチラ

 

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その他のイベリス

イベリス・センペルヴィレンス以外の品種は、ほとんどが一年草ですので今回おすすめとはしていませんが、香りもあり、花色も白以外に赤、ピンク、藤色などあるためとても魅力的です。

イベリス・アマラ(Iberis amara)

花色は白。草丈は高性種、矮性種ともにあり、花穂が大きくボリュームもある花です。芳香性もある一年草です。

イベリス・オドラータ(ニオイナズナ)(Iberis odorata)

こちらも白い花。アマラよりも花の香りが強い小型の一年草です。

イベリス・ウンベラータ(Iberis umbellata)

花色は白、赤、ピンク、藤色と豊富なバリエーションです。草丈は60cm近くになるためフラワーアレンジメントにも利用できる一年草のイベリスです。

 

みなさんのお庭に育てやすくて、目立たぬけれど可憐で小さな花を咲かせ、いつまでも元気に存在してくれるイベリス・センペルヴィレンスを育ててみませんか?

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