冬のベランダガーデニング! 寒さに強い草花や植物をご紹介

Avatar photo

熊木健二

このライターの記事一覧

公開日 :

冬のベランダは、どのような感じでしょうか。うちには、まだ元気で育っているものや枯れてしまったものなど様々なものがあったりします。寒いから、置く花や植物たちがいなくてベランダが寂しくなるな…。そんなことはありません、冬でも寒さに強い花・植物はいるんです。

目次

ビオラ

ノースポール

ガーデンシクラメン

スノードロップ

クリスマスローズ

ローズマリー

ハボタン

コニファー

宿根イベリス

シロタエギク

1.ビオラ

ビオラといえば、この寒い季節のガーデニングの定番種。初心者でも簡単に育てることができ、カラーのバリエーションも多くて楽しませてくれます。

ビオラといえば、この寒い季節のガーデニングの定番種。初心者でも簡単に育てることができ、カラーのバリエーションも多くて楽しませてくれます。

 

日光が好きなので、よく日光の当たる場所で管理しましょう。

日光が好きなので、よく日光の当たる場所で管理しましょう。

▼ビオラの育て方はこちら

ビオラ

  • ビオラは開花期間がとても長く、適切な手入れをすれば次々と花が咲くので、初心者でも育てやすい春の一年草です。品種や色数が豊富で、毎年新品種が作りだされています。最近は個人育種家の方々の交配ビオラも人気です。 ビオラの花径は小輪で2cm~3cm、中輪で3cm~4cm。パンジーと比べて小ぶりなのが特徴です。最近は品種改良が進み、小指の爪くらいの極小輪サイズのものもあります。

 

2.ノースポール

キク科の「ノースポール」は、冬を連想させる真っ白な花。寒さにも強く、冬のガーデニングにバッチリです。

キク科の「ノースポール」は、冬を連想させる真っ白な花。寒さにも強く、冬のガーデニングにバッチリです。

▼ノースポールの育て方はこちら

ノースポール

  • ノースポールはキク科の一年草です。マーガレットによく似た花をつけるノースポール。同じキク科なので間違えてしまうのも無理はありませんが、マーガレットはモクシュンギク属でノースポールはフランスギク属です。マーガレットに比べて花は小さく、平均して直径3cm~5cmの花をつけます。花色は中心が黄色、花弁が白。はっきりとした濃い色の黄色と白のコントラストがきれいな花です。特徴的なのは花だけではありません。その葉も特徴的です。草丈は20cm前後、四方に葉を茂らせます。葉は丸みを帯びた形状ではなく、ギザギザとしたのこぎりのような形を成します。

 

3.ガーデンシクラメン

花鉢で人気の高いシクラメン。寒さにも強く、火花のようなお花を咲かせてくれます。霜に当たっても枯れることはありませんが、マイナス5度を下回ると枯れてしまうので、寒冷地では注意が必要です。変わった咲き方のシクラメンもあるので探してみてくださいね。

花鉢で人気の高いシクラメン。寒さにも強く、火花のようなお花を咲かせてくれます。霜に当たっても枯れることはありませんが、マイナス5度を下回ると枯れてしまうので、寒冷地では注意が必要です。変わった咲き方のシクラメンもあるので探してみてくださいね。

▼ガーデンシクラメンの育て方はこちら

ガーデンシクラメン

  • ガーデンシクラメンとは名前からもわかるように、シクラメンを品種改良した品種です。シクラメンは冬に室内で楽しむ鉢花の代表ですが、ガーデンシクラメンは、耐寒性があり寒い冬も屋外で楽しむことができます。寄せ植えなどに使う冬のガーデニング植物の定番としてよく用いられます。 寒さに弱いシクラメンのウィークポイントを克服するため、ミニシクラメンの中から特に耐寒性の強い系統を選抜し、冬に屋外でも育てられるように改良されたものがガーデンシクラメンです。冬から春にかけて次々に花を咲かせ、花の少ない時期のお庭を明るく盛り上げてくれます。花の色はシクラメンとほぼ変わらず赤や白、ピンク、紫などがあります。花形もバリエーションが豊富で、選ぶ楽しみが広がっています。

 

4.スノードロップ

特に手のかからなく、寒さにもとても強いスノードロップ。

屋外の日当たりの良い場所で管理しましょう。暑さには少し弱いので、夏は半日蔭で直射日光を避けて管理して下さい。加湿にすると、球根が腐る事がありますので注意しましょう。

用土は水はけの良い良く肥えた土が良いです。増やし方は球根に子株が出来ますのでそれをはずして増やす事が出来ます。冬場に美しい花をベランダガーデニングで楽しんでみたいですね!

▼スノードロップの育て方はこちら

スノードロップ

  • スノードロップは「マツユキソウ(待雪草)」とその仲間を総称して「スノードロップ」と呼びます。秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。つややかな光沢のある葉もまた美しいものです。 日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。 スノードロップは、一度植え付けてしまえば、特別な手入れをする必要がないので、育てやすい草花です。

 

5.クリスマスローズ

下向きなのに麗しいクリスマスローズ。寒さには強く、霜に当たっても傷みはしますが、枯れることはありません。とはいえ、できれば、低木の足元に植えるか、簡単な霜よけがあるといいようです。寒さに強く霜に当たっても枯れないのですがマイナス5度くらいまで下がると葉っぱが痛み、茎がダラっとなり傷んでしまいます。

下向きなのに麗しいクリスマスローズ。寒さには強く、霜に当たっても傷みはしますが、枯れることはありません。とはいえ、できれば、低木の足元に植えるか、簡単な霜よけがあるといいようです。寒さに強く霜に当たっても枯れないのですがマイナス5度くらいまで下がると葉っぱが痛み、茎がダラっとなり傷んでしまいます。

 

鉢植えにした場合で、強い寒気が来るときは軒下に入れてあげてくださいね。

鉢植えにした場合で、強い寒気が来るときは軒下に入れてあげてくださいね。

クリスマスローズの育て方はこちら

クリスマスローズ

  • クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物です。クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花を咲かせる常緑の植物です。 日本ではヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、本来のクリスマスローズはクリスマスの頃に開花する「ヘレボルス・ニゲル」を指す名前です。 他には咲き方や色が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」や、グリーンの特徴的な花の形状が面白い「ヘレボルス・フェチダス」等、たくさんの種類があります。 クリスマスローズにはグリーンの葉を低く繁らせた中から茎を長く伸ばす有茎種と、茎の低い無茎種があります。 クリスマスローズ・ニゲル

 

6.ローズマリー

人気のローズマリーは、暑さにも寒さにも強いです。冬場も0度くらいまで、外でも耐えることができるよう。オフィスのルーフバルコニーでも元気で育っています。

人気のローズマリーは、暑さにも寒さにも強いです。冬場も0度くらいまで、外でも耐えることができるよう。オフィスのルーフバルコニーでも元気で育っています。

 

こちらは匍ふく性のローズマリー。小さな花の蕾をつけていました。

こちらは匍ふく性のローズマリー。小さな花の蕾をつけていました。

ローズマリーの育て方はこちら

ローズマリー

  • ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。ローズマリーは食用から化粧品まで幅広く利用されているハーブです。清々しい香りが特徴のハーブで、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。 ローズマリーは非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。また強風にもよく耐える性質なので、非常に育てやすい植物です。ローズマリーには真っ直ぐ上に伸びる木立性と地面を這うように伸びるほふく性があります。ほふく性のローズマリーはグランドカバーとしても人気があります。ローズマリーは春から秋にかけて、青から青紫、またはピンクの小さな花を咲かせます。ローズマリーの花は環境さえあえば四季咲きです。

 

7.ハボタン

冬のベランダや庭を彩るアブラナ科のハボタン。日当たりのいいところで管理しましょう。

冬のベランダや庭を彩るアブラナ科のハボタン。日当たりのいいところで管理しましょう。

▼ハボタンの育て方はこちら

ハボタン(葉牡丹)

  • ハボタン(葉牡丹)は冬の殺風景な景色を彩るアブラナ科の植物です。ヨーロッパから輸入された当時のハボタン(葉牡丹)は食用として出回っていましたが、現在では観賞用として栽培されるのが一般的です。見た目、形はキャベツを連想させる造りになっています。キャベツからハボタン(葉牡丹)へ品種改良された為、この様な形になっていると言われています。ハボタン(葉牡丹)の葉は円形状で幾重にも重なっていて、ふちをギザギザや丸でかたどっています。色は外側が緑、内側が白もしくは紫で構成されています。牡丹のようにも見えることから「葉牡丹」と名付けられました。ハボタン(葉牡丹)の茎は種類によっては100㎝を超すものまであります。

 

こんな可愛いらしいサイズのハボタンも!

こんな可愛いらしいサイズのハボタンも!

▼ハボタンには美しい種類がたくさん

 

8.コニファー

右側のコニファー・ゴールドクレスト。園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼んでいます。コニファーには様々な種類があります。近年ではヨーロッパから入ってきた園芸用の針葉樹を指すことが多いです。そのため、寒さに強く冬場のベランダを彩ります。

右側のコニファー・ゴールドクレスト。園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼んでいます。コニファーには様々な種類があります。近年ではヨーロッパから入ってきた園芸用の針葉樹を指すことが多いです。そのため、寒さに強く冬場のベランダを彩ります。

▼コニファーの育て方はこちら

コニファー

  • 園芸用に用いられるヒノキやマツなどの針葉樹の総称をコニファーと呼びます。近年ではヨーロッパから入ってきた園芸用の針葉樹を指すことが多いです。コニファーには、様々な種類があります。すっきりとした姿と緑の葉が特徴ですが、たくさんの品種があるため、こんもりと生い茂るものから円錐形の姿のもの、シルバーリーフと呼ばれる銀色を帯びた葉から明るい黄緑色、新緑のものまで色も樹形も千差万別です。鉢植えに適するもの、地植え向きのもの、どちらにも使えるものと用途も幅広く、寄せ植えの引き立て役や庭木、街路樹にと様々な場面で植えられています。またクリスマスシーズンのリースづくりには、材料としてコニファーは欠かせません。

 

9.宿根イベリス

アブラナ科の宿根イベリス。耐寒性があり、庭植え・鉢植えに使われる人気の草花。

アブラナ科の宿根イベリス。耐寒性があり、庭植え・鉢植えに使われる人気の草花。

 

日当たりのいいところで、水はけのいい土に植えて管理しましょう。

日当たりのいいところで、水はけのいい土に植えて管理しましょう。

▼イベリスの育て方はこちら

イベリス

  • イベリスの開花期は春、たくさんの小花を咲かせるアブラナ科の草花です。イベリスは一年草と多年草の品種があり、花丈も60cm前後くらいになるもの、グランドカバーなどの用途に使える丈の低い品種と多様です。イベリスの花色は白の他、ピンク系や紫系もあります。花丈が高くなる一年草のイベリス・ウンベラータ(別名キャンディタフト)は、切り花としても流通しています。

 

10.シロタエギク

シルバーリーフといえば、必ずといっても良いほど名前があがるシロタエギク。英名ではダスティーミラーとも呼ばれ、生花としてお花屋さんにも並びます。冬らしい演出をするのに、ぴったりのカラー。

シルバーリーフといえば、必ずといっても良いほど名前があがるシロタエギク。英名ではダスティーミラーとも呼ばれ、生花としてお花屋さんにも並びます。冬らしい演出をするのに、ぴったりのカラー。

 

このような丸葉が可愛い種類も出回っています。

このような丸葉が可愛い種類も出回っています。

シロタエギクの育て方はこちら

シロタエギク

  • シロタエギクはキク科の常緑多年草で、シルバーリーフといえば、必ずといってもよいほど名前があがる植物です。品種によって葉の形が異なりますが、一般的にシロタエギクというと、セネキオ・キネラリアをさすことが多いです。シロタエギクは美しい葉の色や形から、使用用途が寄せ植えや花壇のリーフプランツとして使われることが多いですが、剪定しないでおくと黄色い花を咲かせます。

 

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

関連ワード

今月のおすすめコンテンツ

「冬のベランダガーデニング! 寒さに強い草花や植物をご紹介」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

Avatar photo
熊木健二

幼少期から瓦屋根の家の庭や野山で昆虫を探す少年でした。高校は農業高校へと進み、野菜の栽培や植物バイオテクノロジー、ビオトープや植栽管理等を学べる生物生産科に入る。大学進学は土木を専攻。公共空間の設計演習や農業・農村、まちづくりについて取り組む。大学卒業後は小田急ランドフローラへ入社し小田急フローリストで2年半店舗勤務。週末はたまに知り合いの花屋を手伝う。趣味は珈琲・写真・イラスト、植物を育てること。

このライターの記事一覧

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス

LOVEGREEN(ラブグリーン)メールマガジン会員募集中!

植物の悩みならLOVEGREEN(ラブグリーン)のQ&A

ミドラス