- 酔芙蓉(スイフヨウ)は芙蓉(フヨウ)の園芸品種で、朝は白、午後になるにつれてピンクに変化する花色がお酒に酔った人のようであることから酔芙蓉と名付けられました。名付け親は、NHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルになった植物学者、牧野富太郎博士です。 酔芙蓉(スイフヨウ)の花が咲き始めるのは早くて7月後半。主には8月~10月が開花時期です。ひとつひとつの花は一日花で夕方にはしぼみますが、夏から秋にかけて休みなく次から次へと開花します。ピンクの色みは、淡い色から時間の経過とともに赤みを増し、夕方近くになると濃いピンクへと変化します。 自然樹形で育てると放射状に株立ちに生長します。手のひらのような形の大きな葉、伸びやかに広がる枝から優しい雰囲気の大輪の白やピンクの花が咲く姿はとても目を引きます。