「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑411-420件 / 全1474件

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ユーフォルビア・カラキアス

  • ユーフォルビア・カラキアスは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ユーフォルビア・カラキアスは耐寒性があり、戸外で育てられる多年草のユーフォルビアで、自生地では乾燥した岩場の斜面などに自生しています。 ユーフォルビアは、杯状花序と呼ばれる花を包む苞葉が花びらの様になっています。苞と花芯の色合いが美しく、シルバーグリーンの葉は冬も常緑を保ち、花のない季節もカラーリーフとして使うことができます。ユニークなフォルムは庭や花壇の中で引き立つ存在になります。丈夫で乾燥にも強いため、屋上緑化やロックガーデンなどの材料としても利用されています。 なお、ユーフォルビアは、剪定すると茎先から乳液のような液体が出るのが特徴です。体質によってはかぶれることがあるので、肌の弱い方は注意しましょう。

ユーフォルビア・白樺キリン

  • 白樺キリンは多肉植物のユーフォルビアの一種です。鱗宝(りんぽう)の斑入りの品種で、名前に白樺とあるように白いボディが特徴です。斑入りのわりには比較的育てやすく生育旺盛で、子が吹くので外して挿し木で増やすことができます。秋にはピンク色に紅葉する色の変化も楽しめます。 乾燥を好み、暑さにもある程度耐えますが、寒さには弱いため霜や凍結には注意しましょう。

ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)

  • ユーフォルビア・マハラジャは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。ユーフォルビア属の植物は、多肉植物、木本性、草本性など性質が多種多様で、ユニークな形の植物がたくさんあります。 マハラジャは、台木の上に波打つ扇のように広がる個性的な樹形が独特な雰囲気で、人気があるユーフォルビアです。これは綴化(てっか)したユーフォルビア・ラクテアを接ぎ木して作られています。ユウヤケサンゴや大明神の名で出回ることもあります。 全身に鋭いトゲがあるので、触る時には注意が必要です。また、表面を傷つけると白い液体がにじみ出てきますが、毒性があるので触れたら手を洗いましょう。

ユーフォルビア・ホワイトゴースト

  • ユーフォルビア・ホワイトゴーストは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ホワイトゴーストはサボテンと間違えられることもありますが多肉植物のユーフォルビアです。 ホワイトゴーストは、ユーフォルビア・ラクテアの園芸品種の斑入り種。その名の通り「白い幽霊」を思わせる不思議なフォルムと美しい白い肌が人気で、まっすぐに伸びた茎から手を広げるように茎を伸ばして生長します。日差しと温度に注意すれば比較的育てやすく、インテリアグリーンとしても親しまれています。

ナツズイセン(夏水仙)

  • ナツズイセン(夏水仙)は、中国や日本に分布するヒガンバナ科の多年草(球根植物)です。丈夫で耐寒・耐暑性に優れ、植えっぱなしで毎年開花します。名前の由来は、水仙に似た葉で夏に花が咲くことにちなみ、水仙とは別種です。 ナツズイセン(夏水仙)の葉は、早春に芽吹き夏前に枯れます。その後、株元から花茎が伸び、8月の暑い盛りに花茎の先に数輪の淡いピンクの花が開花します。開花中は葉がなく、地面から花茎だけが出ている見た目です。このことからハダカユリという別名があります。

朝顔(アサガオ)

  • 朝顔は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。特に、江戸時代になって青色以外に白、紫、紅色などの色変わりが増えて観賞用の栽培が広まったそうです。 花の形は円錐形で、ラッパの先端のように開きます。朝顔は朝に咲くイメージがありますが、実は午前2時頃からほころび始め、午前4時頃までに開き終わると言われています。これは、朝顔の蕾は日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に籠る様にして閉じていきます。 江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(ヘンカアサガオ)」が誕生しました。つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花弁が細く筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う様々な変化朝顔が栽培されていました。

ユーフォルビア・ホリダ

  • ユーフォルビア・ホリダは、トウダイグサ科のユーフォルビアの一種です。魁偉玉(カイギキョク)の名前で呼ばれることもあります。種類によって姿形が様々で、株ごとの個体差も楽しめることで人気があります。 ユーフォルビア属は、多肉植物、木本性、草本性と性質が多種多様です。ホリダはトゲのようなものが生えてているため、サボテンと間違えられることもありますが多肉植物です。乾燥と日光を好み、ユーフォルビアの中では比較的耐寒性があります。株が小さいうちは、激しい寒暖に注意が必要ですが、ある程度大きくなれば年間を通して屋外で育てることも可能です。

ハナキリン(花キリン)

  • ハナキリン(花キリン)は、トウダイグサ科ユーフォルビア属のマダガスカル原産の植物です。幹や枝には長いトゲがあり、若いうちは比較的柔らかく、次第に硬くなっていきます。花に見える部分は苞で、実際の花は中心部分にあります。開花期が長く、生長期の期間中はほぼ毎日開花していることがあります。 砂漠などの水が少なく厳しい環境に適応できるほど丈夫な植物ですが、耐寒性があり、関東以南の温暖な地域であれば屋外でも越冬可能です。

ブッドレア

  • ブッドレアは、夏から秋にかけて小さな花が集まって円錐状の花を咲かせる落葉低木です。香りと蜜に誘われ蝶が集まることから、欧米では「バタフライブッシュ」の名でも呼ばれています。 生長すると花穂の長さが30cm以上になることもあり、庭に植栽するととても見栄えがします。生長スピードは速く、花がらをこまめに刈り取れば夏から秋まで長く開花し、夏の庭木として人気があります。 園芸種として流通しているブッドレアは、紫、白、ピンクなどの他、最近では複色もあり、品種が豊富です。また、基本種より樹高を抑えた矮性種も作出され、小さな庭やコンテナ栽培に向く品種もあります。

ヤロウ

  • ヤロウはキク科のハーブで、ヨーロッパの草原に自生する多年草です。和名でセイヨウノコギリソウと呼ばれるのは、葉がノコギリの刃のようにギザギザした形状をしていることからです。 初夏~秋にかけて白い花がたくさん開花し、1cmにもみたない小花が固まって咲き、遠くから見るとひとつの大きな花のように見えます。丈夫な性質で、日当たりが良ければやせ地や荒れ地でも育ち、地下茎で広がっていきます。 薬草としての歴史は古く、古代ギリシャ時代にさかのぼります。全草に薬効があり、止血、解熱、殺菌をはじめ、たくさんの効能があります。学名のアキレアはギリシャ神話に由来し、古代ギリシャの英雄アキレウス(アキレス)がトロイア戦争で傷をおった戦士たちをヤロウを使って手当したことにちなみます。このことからヤロウは「兵士の傷薬」とも呼ばれています。現在では、切り花、ドライフラワー、ポプリなどの鑑賞用のほか、ハーブティーやサラダなどの食用、精油、軟膏などの薬用、化粧品の材料など、さまざまな用途で利用されています。 アキレアにはたくさんの種類があり、流通上アキレアと呼ばれるものはセイヨウノコギリソウ(A. millefolium)で、ヤロウ(コモンヤロウ)もそのひとつです。園芸種は育種が盛んで、豊富なカラーバリエーションがあります。

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