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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

カロライナジャスミン

  • カロライナジャスミンは、春に黄色い花がつる一面に開花する常緑のつる性低木です。つるを伸ばしながら、ろうと状の香りの良い黄色い花を株全体が覆われるほどたくさんつけ、次々と長期間開花します。 つるを生かしてフェンスなどに這わせて育てると見栄えがします。常緑で丈夫な性質のため、街路の生垣や公園のフェンスなどにもよく利用されています。 カロライナジャスミンは、ジャスミンと名前がつきますが、分類上はジャスミンではありません。有毒植物なので、鑑賞用にとどめ、口に入れないように注意しましょう。

ウンナンオウバイ(雲南黄梅)

  • ウンナンオウバイ(雲南黄梅)は、中国原産のモクセイ科の半つる性の常緑低木です。雲南黄梅の名は、雲南省原産で梅に似た花を咲かせることにちなみます。名前に梅とつきますが、植物分類としてはジャスミンの仲間です。地際から多くの枝を枝垂れるように伸ばして株立ち状になり、春に枝一面に黄色い花が開花します。早春に咲く落葉低木のオウバイに似ていることから「オウバイモドキ」とも呼ばれています。ウンナンオウバイ(雲南黄梅)は常緑で、花弁の数がオウバイ(黄梅)より多いので見分けることができます。開花時期もオウバイ(黄梅)は梅が咲くころ、ウンナンオウバイ(雲南黄梅)は桜の咲くころに見ごろを迎える違いがあります。

ガクアジサイ

  • アジサイは、梅雨時の花の少ない時期に庭を彩る古くから広く知られた落葉低木です。中でもガクアジサイは日本原産で、伊豆七島や伊豆半島、房総半島、愛知や和歌山、高知などの海岸地帯に自生します。西洋人が日本のガクアジサイを自国に持ち帰り、品種改良して「西洋アジサイ」ができました。その後、逆輸入して日本にアジサイが広まりました。 アジサイよりも素朴なイメージですが、近年は八重咲き品種など、華やかな新品種が続々と登場しています。 アジサイの花のように見える部分はガクが変化した装飾花とよばれるもので、実際の花は中央部分です。花序の周りに額縁のように装飾花が位置することが名前の由来です。

染井吉野(ソメイヨシノ)

  • 日本を代表する花木、桜。その中でも街路樹や公園など、身近な場所で見かける染井吉野(ソメイヨシノ)は、江戸彼岸と大島桜の交雑種だと言われています。 染井吉野(ソメイヨシノ)は、花が大輪で若木のうちからよく咲くことや、花が咲いたあとに葉が出る性質が好まれ、戦後、全国各地に盛んに植えられました。今では桜と言えば染井吉野(ソメイヨシノ)と思われているほどの存在になりました。

スイカズラ(ハニーサックル)

  • スイカズラ(ハニーサックル)は、初夏に甘い香りのする花を咲かせる日本原産の半落葉つる性の低木。花の蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名が付きました。花や茎は漢方薬としても使われています。 独特な花の形をしていて、上下に大きく分かれた花びらの真ん中から雄しべと雌しべが飛び出すようについています。咲き始めは白く、徐々に黄色に変化し、2色の花が咲いている様に見えることから「金銀花」という別名があります。また、冬も緑の葉を絶やさないので「忍冬(ニントウ)」という別名もあります。 他の木やフェンスなどに巻き付きながら生長する性質で、非常に繁殖力が強いため、一部の国では害草として指定されています。 日本原産の植物ですが、ヨーロッパで品種改良され、香りの良さから人気が出た植物です。現在は豊富な花色の園芸品種が流通しています。

ハルジオン

  • ハルジオンは、キク科ムカシヨモギ属の多年草です。北アメリカ原産で、大正時代に園芸植物として日本に入ってきたものが帰化植物となり、全国で野生化しています。ハルジオンという名前の由来は、「春に咲く紫苑」という意味で、牧野富太郎博士が命名しました。紫苑というのは秋に薄紫色の花を咲かせるキク科の多年草のことです。貧乏草という別名は、ハルジオンの繁殖力が強く、どんな場所からも生えてくることに由来しているそうです。 ハルジオンの花が咲く時期は、3月~7月です。草丈20~80cm、花は直径2~2.5cm程度、花びらの色は淡いピンク~白で中心は黄色いマーガレットのような見た目をしています。つぼみの時はうつむくように下を向いているのが、開花する時には上を向くのも特徴です。 しばし同じ時期に咲くヒメジョオンと混同されますが、ハルジオンとヒメジョオンの違いは茎の中が中空かどうかで見分けられます。茎を折ってみて、中が空洞であればハルジオンです。また、葉の基部が茎を抱くようについていればハルジオンです。

チョウジソウ(丁字草)

  • チョウジソウ(丁字草)は、初夏に淡いブルーの花を咲かせるキョウチクトウ科の宿根草です。丈夫で育てやすく、環境に合えば植えっぱなしで毎年開花し、次第に大株に生長します。和風にも洋風にも合い、切り花としても5月ごろに流通しています。開花期間は短い宿根草ですが、星形の美しい花は、初夏の庭や花壇を美しく彩ります。 チョウジソウ(丁字草)は、全草にアルカロイドを含む有毒植物です。切り口から乳液が出るので、剪定のときには触れないようにしましょう。

オウバイ(黄梅)

  • オウバイ(黄梅)は、中国原産のモクセイ科の落葉低木。梅の花に似ていることが名前の由来です。枝垂れるように伸びた枝に梅に似た6枚花弁の花がつき、開花とともに早春の庭が華やかになります。 丈夫で育てやすく土質も特に選ばないため、古くから和風の庭木として人気があります。植物分類としてはジャスミンの仲間で、英名ではウィンタージャスミンと呼ばれています。また、早春に開花することから、中国名では迎春花(ゲイシュンカ)とも呼ばれます。 見た目がよく似ている植物に「ウンナンオウバイ」があります。ウンナンオウバイは、常緑で花弁の数がオウバイ(黄梅)より多いので見分けることができます。開花時期もオウバイ(黄梅)は梅が咲くころ、ウンナンオウバイは桜の咲くころに見ごろを迎える違いがあります。

キバナカタクリ

  • キバナカタクリは、北米原産のユリ科の多年草。春に美しい黄色の花が開花します。西洋片栗(セイヨウカタクリ)や洋種片栗(ヨウシュカタクリ)、学名のエリスロニウムの名でも呼ばれています。 日本に自生するカタクリより株や花、葉が大型で、カタクリの見ごろが終わる3月後半から4月が開花時期です。カタクリは1本の茎に一輪の花が咲くのに対して、キバナカタクリは数輪開花し、華やかな印象があります。 カタクリより耐暑性に優れ、温暖地でも栽培しやすく、環境に合えば植えっぱなしで次第に広がっていきます。開花時は地面が明るい黄色に覆われ、うつむきがちに咲く美しい花は見ごたえがあります。

ホタルカズラ

  • ホタルカズラは、日本各地の日当たりの良い山野や林縁の草むら、斜面、岩場などに自生するムラサキ科の常緑多年草です。近年は数が減少し、絶滅危惧種としている自生地もあります。 4月~5月に美しい青い花が地面一面に開花し、花の様子を蛍の光にたとえたのが名前の由来です。咲き始めは紫みを帯び、次第に深い青に花色が変化し、花の中央には白い星のような隆起した模様があります。草丈は低く、開花時だけ花茎が立ち上がります。花後は這うようにランナーを伸ばし、茎先が接地した地面に根を下ろし、広がっていきます。 同じムラサキ科のキュウリグサ、オンファロデス、ワスレナグサなどの花に比べると花が大きく、地面一面に点在するように咲く青い花は見ごたえがあります。

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