スパティフィラム
- スパティフィラムは熱帯アメリカの多年草で、アンスリウムやカラーなどと同じサトイモ科に属しています。仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる、一見花びらのように見える白い部分は、葉の一部で花ではありません。仏炎苞に包まれた黄色い部分のことを肉穂花序といい、これがスパティフィラムの花です。 小型種から大型種まで様々な品種がありますが、日本で作出されたスパティフィラム・メリーが一般的に多く流通しているようです。 寒さに弱いので、基本的には鉢植えで育てて室内の明るい場所で管理します。日光が強すぎると白い花が緑がかり、花付きが悪くなります。夏の間の気温が高い時期であれば、屋外の涼しい日陰~半日陰で花を楽しむこともできます。肥料を好み、施肥が足りないと花付きが悪くなることがあります。