サクラソウ(桜草)
- サクラソウ(Primula sieboldii)は、日本に自生するサクラソウ科サクラソウ属の多年草です。桜によく似たかわいらしい花を咲かせることから、江戸時代から人々の間で春の代表的な草花として愛されてきました。育種が盛んで品種が多く存在します。色はピンク系濃淡や白、紫などの単色のほか複色もあり、カラーバリエーションが豊富です。一般的な桜の花びらに似たものをはじめ、花弁に切れ込みが入るものなど、咲き方も多種多様です。 園芸の中でサクラソウ(桜草)と表現されるのは、日本の自生種の日本サクラソウ(Primula sieboldii)です。西洋サクラソウと表現される種類は、プリムラの名で流通し多くの種類や品種があります。