- オウバイ(黄梅)は、中国原産のモクセイ科の落葉低木。梅の花に似ていることが名前の由来です。枝垂れるように伸びた枝に梅に似た6枚花弁の花がつき、開花とともに早春の庭が華やかになります。 丈夫で育てやすく土質も特に選ばないため、古くから和風の庭木として人気があります。植物分類としてはジャスミンの仲間で、英名ではウィンタージャスミンと呼ばれています。また、早春に開花することから、中国名では迎春花(ゲイシュンカ)とも呼ばれます。 見た目がよく似ている植物に「ウンナンオウバイ」があります。ウンナンオウバイは、常緑で花弁の数がオウバイ(黄梅)より多いので見分けることができます。開花時期もオウバイ(黄梅)は梅が咲くころ、ウンナンオウバイは桜の咲くころに見ごろを迎える違いがあります。