「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑1241-1250件 / 全1474件

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ヘチマ(糸瓜)

  • つる性で一年草のヘチマは、生育が旺盛でとても育てやすい植物です。その特性を活かして、グリーンカーテンとして家庭の緑化にも使用されています。つるもよく伸びるため、ヘチマを地面に植えても2階にまで届くほどです。 同じウリ科の植物と同じように、1株に雌花と雄花が咲きます。ヘチマの花は、がくの枚数が5枚、花びらは5枚、雄しべ5本、雌しべ1本の作りをしています。また、ヘチマの花は、風や虫によって花粉が運ばれ受粉する他家受粉の性質を持っています。 ヘチマには収穫の時期が3段階あります。1つ目は食用として、2つ目がたわしとして、3つ目がへちま水としてです。 ヘチマを食用に用いるときは、着果してから10~14日位の幼果の段階で収穫します。沖縄ではナーベラと呼ばれ、ゴーヤと並んで夏の代表的な野菜の一つです。 ヘチマたわしの収穫は時期的には9月上旬頃、ヘチマが熟して黄ばみ、つるが茶色くなったら収穫適期です。 最後にへちま水として収穫する場合は、開花後40日ほどの9月中旬ごろまで育てたヘチマを収穫した後、株元から60~100cmの所で茎を切り、ホコリが入らないように瓶の口にラップなどして茎を包み込み、容器にその茎を誘導します。この時採取されるへちま水は、1株から1升瓶位の量が採れます。 このようにヘチマは、夏の暑さを遮るグリーンカーテンとしてだけでなく、食べることができ、日常品としても、化粧品としても活用できる優れた植物です。

スペアミント

  • ハーブと言われたらまず思い出すのが清涼なミントの香りですね。スペアミントは別名オランダハッカやチリメンハッカと言い、1000種類以上あると言われるミントの品種の中でも特に香りがきつくなく生食に向いた万人向けのミントです。ペパーミントと同様に様々な料理やお菓子、歯磨き粉などの製品に用いられます。ややしわのよった葉をつけ、夏には白~薄い桃色の穂のような花を咲かせます。非常に強健で、一株植えたら何もしなくても庭中にはびこってしまうほど。雑草すら駆逐し、一部では「ミントテロ」、「生物兵器」と呼ばれるほどの生命力があります。栽培は非常に簡単で、初心者や子どもにもおすすめのハーブですが、地植えにする際は少し気をつける必要があります。

アスパラガス

  • アスパラガスは若茎を食用にする植物です。茎についている「はかま」と呼ばれる三角形のものが本当の葉です。この葉は退化しているので茎をのばしても葉が大きくなることはありません。葉のように見えるものは「偽葉(仮葉)」と呼ばれ、細かく分枝した枝になります。 和名はオランダキジカクシといい、語源はキジが隠れられるほどにアスパラガスの細かい茎が生い茂ることから名づけられました。緑色に育てた「グリーンアスパラガス」のほかに土寄せやフィルムなどで遮光することによって軟白栽培した「ホワイトアスパラガス」、アントシアニンを含むアスパラガス全体が紫色の「紫アスパラガス」などがあります。 種まきから本格的に収穫できるまで3年ほどかかりますが、それ以降はそれほど手入れが必要でなく、同じ場所で5年以上収穫できます。

いんげん豆(インゲンマメ)

  • いんげん豆には、大きく分けて「つる性」と「つるなし(矮性)」があります。 「つる性」 つるを伸ばしながら生長し、草丈は3m程になります。そのため支柱を作り、支柱周りをつるが巻くようにして栽培します。つる性のものは、種をまいてから収穫するまでの期間が長い「晩生(おくて)」の品種がほとんどです。 「つるなし(矮性)」 つるで生長せず、草丈も40cm前後の小型です。つるなしのいんげん豆は、種をまいてから収穫するまでの期間が短い「早生(わせ)」の品種が多いです。 いんげん豆は、育てやすくて、次から次へと花を付け、たくさん収穫することができる家庭菜園におすすめの野菜です。

サンチュ

  • サンチュはレタスの仲間では、耐暑性があり、病害虫にも強い一年草です。 韓国でチマ・サンチュと呼ばれ、焼き肉を巻いて食べることで有名な野菜です。日本では「掻きチシャ」と呼ばれお浸しなどにして食べられていました。 この「チシャ」という名前は、茎や葉を折ると乳状の汁が出ることから、乳草といわれ、それが訛って「チシャ」といわれるようになりました。 現在のチシャの代表格は、レタスなど結球するものの方が有名ですが、じつはサンチュのような掻きチシャのタイプの方が古代エジプト時代から栽培されていたともいわれ、歴史的に古い野菜です。 お店で販売されているのは、10枚ほどのパック入りで売られているものがほとんどです。実際に育ててみると立性で、次々と上に向かって葉を生やしていく、結球しないレタスのような野菜です。 肉厚な葉の長さが15cmほどに生長したら、外葉から順次収穫することできます。  

インパチェンス

  • インパチェンスはアフリカホウセンカとも言われています。暑い国が原産なので、高温多湿を好みます。開花期は、夏真っ盛りの時期に、色とりどりの花を咲かせます。赤、ピンク、オレンジ、白などなど。夏の日光を浴びれば反射して目が痛くなるような色合いばかり。花びらの種類も様々なのが特徴です。一重咲きや八重咲きもあれば、薔薇の様な咲き方をする種類まで多種多様です。インパチェンスという一種で沢山のパターンを楽しめます。草丈は低めなので、花壇の植栽の他、寄せ植え、ハンギングバスケットなど、様々な植え方を楽しめます。

高菜(タカナ・たか菜)

  • 高菜の葉は、幅広で少し縮れています。品種により、紫色が入ったものや、緑一色のものもあります。 生食や漬物で、火を通しても美味しく食べることが出来ます。 カラシナの仲間なので、葉は少しピリッとした辛味がありますが、強い辛みではありません。 高菜はからし菜の一種とされており、日本には中国から伝わり、主に九州に入った後各地に広まりました。

ニューラージパールグラス

  • 丸葉で明るい緑色の葉が匍匐して生長する種類です。ソイルなどに匍匐しながら増えていき、密度が高くなり水中を綺麗なグリーンカーペットにしてくれる水草です。 明るいライトを使用し、co2を添加すれば生長は早く、比較的簡単に育ってくれます。

ティランジア・カネッセンス

  • 2000年頃に発見された新種のティランジアです。小型の緑葉種でカピタータ・ドミンゲンシスなどの自生地でもあるカリブ海周辺が原産です。 花序が豪華なのが特徴で、ベタっとした赤色が花序全体に張り付き、プラスチックのおもちゃのような質感を出しています。 さらに3~6程度に分岐するため非常に見ごたえがあります。花は薄紫色の筒状花と比較的ありふれたものですが、花序とのコントラストが美しいです。 カリブ海周辺が原産ということで寒さに弱い印象がありますが、10℃を下回らなければ特に問題はないようです。 暑さにも比較的強いため、栽培はそれほど難しい品種ではないでしょう。

黒キャベツ

  • 黒キャベツは耐寒性のあるため、関東の厳寒期でも育てることができる野菜です。育て方も簡単で、冬から春先まで長い間収穫できるため、家庭菜園におすすめしたい秋冬野菜の一つです。 厳寒期になると、寒さにより葉の凸凹が強くなり、甘みが増します。葉が生長し葉の数も増えた頃、外葉から順次収穫できるため、冬の間長く収穫できる野菜です。 結球するキャベツと違い、黒キャベツは結球せずにケールのように葉を広げて、上に向かって生長します。葉の中心に太い葉脈が通っており、葉は縮れて内巻きになります。黒キャベツとはいいますが、葉の色は黒というよりも濃い緑色をしています。

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