「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑261-270件 / 全1474件

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イチジク(無花果)

  • イチジク(無花果)は樹高2~5mになる落葉低木の果樹で、独特の熟した甘みと食感が魅力の果物です。収穫時期や味、形などが異なる200品種以上の種類があります。 イチジク(無花果)は受粉の作業が必要なく栽培が簡単で、順調にいけば植え付け後2年目からと早い時期から収穫できるため、家庭で育てる果樹として適しています。 イチジク(無花果)の実は、一度にすべての実が熟すわけではありません。毎日少しずつ熟すため、長期間収穫できるのが特徴です。生食の他、ジャムなどの加工用やドライフルーツとしても美味しくいただけます。

クランベリー(ツルコケモモ)

  • クランベリーは、初夏にうつむきがちに白い花が咲いたあと、秋に丸くてつややかな可愛らしい赤い果実を実らせる常緑のほふく性低木です。自家結実性があるので1本だけでも結実します。 和名では、ツルコケモモやオオミノツルコケモモと呼ばれています。どちらもほふく性常緑低木ですが、オオミノツルコケモモの方が果実が大きく、園芸用の苗や鉢ものとして流通するほとんどはオオミノツルコケモモです。 クランベリーの果実は酸味が強く生食には向かず、ジャム、ケーキ、シャーベット、果実酒、料理のソースなどに加工して利用されます。北米や北欧の野菜や果物が不足しがちな長く寒い冬に、大切な栄養源として食卓を賑わせてきました。また、古くから食用だけでなく、傷薬や解毒剤、胃や肝臓の働きを整える薬として用いられてきました。冷涼な気候の湿地や沼地に自生し、高温多湿の気候を嫌います。加工用に使うには大量の実が必要なため、果樹としてよりは実の鑑賞目的での栽培が多いようです。 同じツツジ科のコケモモ(リンゴンベリー)と混同されがちですが、別種です。見分け方は花の形です。コケモモの花はブルーベリーやドウダンツツジのような釣鐘型、クランベリーの花は花びらが後ろに反り返ったように咲くので見分けることができます。

オダマキ(西洋オダマキ)

  • オダマキ属は、北半球の温帯に分布する宿根草です。日本にも数種自生し、春から初夏に独特の形の花が俯くように開花します。 日本に昔から自生するミヤマオダマキは、本州中部の高山地帯から北部に分布し、直径3cmほどの青紫色で花弁の先が白色を帯びた花をつけます。同じく日本在来種のヤマオダマキは、北海道から九州の山野に自生します。 西洋オダマキと呼ばれている種類は、主に北米やヨーロッパ原産のオダマキで、紫のほか、ピンク、白、黄色、赤、複色など、花色が多種多様です。咲き方も一重咲きから八重咲き、茎の先に複数輪花を咲かせるタイプまでバリエーション豊富です。交配が盛んで多くの園芸品種が存在し、小輪から大輪種まであり、草丈も矮性から高性まで様々。高性種は切り花としても流通しています。 こちらの図鑑では、流通が多い園芸品種の西洋オダマキの育て方を中心にご紹介します。

アジアンタム

  • アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属(アジアンタム属)に分類されるシダ植物の総称です。世界の温帯~亜熱帯に分布し、その数は200種を超えます。日本の温暖な地域にもアジアンタムの仲間が自生しています。 アジアンタムの特徴は、繊細でシャワシャワとした薄くて小さい葉で、おしゃれな観葉植物としても大変人気があります。基本的に乾燥と寒さに弱い性質ですが、耐乾燥性と耐寒性は品種によって異なり、日本に自生しているアジアンタムの仲間(ホウライシダ)は0℃程度まで耐えることができます。一般的に観葉植物として流通しているアジアンタムは寒さに弱いため、冬場は室内の明るい場所で管理しましょう。

ブルンネラ

  • ブルンネラは、春にワスレナグサに似た花が咲くムラサキ科の宿根草。園芸店で流通するのはBrunnera macrophyllaです。美しい花とともにスペード型の葉も美しく、斑の入り方に特徴がある品種が複数流通しています。 半日陰から明るめの日陰程度の環境を好み、美しい観賞価値のある葉は、シェードガーデンのカラーリーフとしても利用されています。同じ様な環境を好むギボウシなどのリーフプランツと組み合わせて、葉のフォルムやグリーンの色合わせを楽しむのもよいでしょう。

ゲウム・リバレ

  • ゲウム・リバレは、ゲウムの中でも矮性の品種です。一般的なゲウムの花の形とは違い、うつむくように咲く花の形から風鈴ダイコンソウの別名もあります。 ゲウム・リバレの花色はアプリコット色や白があり、ガクが赤みをおびたチョコレート色をしていて、花びらよりガクの方が目立ちます。小さくて素朴な花は、和風、洋風の庭のどちらにもなじみ、目立つ花ではありませんが雰囲気のある宿根草です。

ギリア・トリコロール

  • ギリア・トリコロールは、秋に種をまいて春に花が咲くハナシノブ科の一年草。ギリアは種類によって花の雰囲気が違います。 トリコロールは、そのなかでは草丈が低めで愛らしい花の形をしたギリアです。その花の見た目から英名ではBird’s eyesと呼ばれています。 細かくて繊細な葉を持ち、春に枝分かれした茎から多くの花が開花します。繊細そうですが、環境に合えばこぼれ種でも増えるほど性質は丈夫です。主張が強くないので同じ時期に咲く草花と混植すると、春の庭が彩り豊かになります。

クレマチス・カートマニージョー

  • クレマチス・カートマニージョーは、フォステリー系のクレマチスです。3cm~5cm程度の小ぶりな白い花は花付きがとても良く、株を覆うほどにたくさんの花が開花します。パセリのような細かい切れ込みある繊細なフォルムの葉は、一年中常緑を保ちます。 苗としては冬のうちから開花株が出回りますが、翌年以降の開花時期は春の一季咲きです。繊細な葉と清潔感のある花色は、春の庭を爽やかで上品な雰囲気にしてくれます。

バーベナ

  • バーベナはクマツヅラ科バーベナ属の総称で、和名では美女桜(ビジョザクラ)と呼ばれています。種類が多く、耐寒性がない一年草と耐寒性がある宿根草があります。小さな花が集合して一つの花となり、春から晩秋の長期間開花し、暖色系から寒色系まで花色がとても豊富です。近年、「分枝性」「花の大きさ」などを改良して開発された新品種が多数流通しています。 バーベナは、種類によって「上に伸びる立性」「這うように生長するほふく性」など生長の仕方や草丈が様々です。矮性やほふく性のバーベナは、グランドカバーや花壇の縁、寄せ植え、ハンギングなどに適しています。草丈50cmを超える高性のバーベナは、庭や花壇に植えると、暑い夏も休むことなく長期間開花するため、夏の庭が華やかになります。 なお、ハーブに分類されるレモンバーベナは属が異なり、分類としては別の植物です。  

ポテンティラ

  • ポテンティラは、春から初夏にイチゴに似た花が開花するバラ科の多年草。植物分類上のポテンティラは種類がとても多く、日本に自生するヘビイチゴもポテンティラの仲間です。 「ポテンティラ」の名で園芸店に並ぶ園芸品種は、最近の宿根草人気で流通する種類が年々増えています。高温多湿に弱いため、どちらかというと寒冷地向きのものが多いですが、適所に植えれば年々花数が増え、春から初夏にかけてたくさんの花が開花します。 ポテンティラの花色は、オレンジ、アプリコット、黄色、白、赤、ピンク系濃淡、複色など。草丈は、矮性でグランドカバーとして使えるものから、60cm以上になる高性のものまで様々です。 矮性種は足元でカーペットのように花が咲き誇り、高性種は株元から花茎をあちこちに伸ばして自由な雰囲気に散らばって咲きます。ひとつひとつの花の日持ちは短いですが、次から次へと開花し、春から初夏の庭を明るくしてくれる存在です。   ワイルドストロベリーに似た葉も魅力のひとつで、花がない時期もリーフプランツとして楽しむことができます。   品種によって葉の色や形、大きさに違いがあります。中には小葉タイプのものやシルバーグリーン色など、葉に特徴がある品種もあります。

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