カトレア
- カトレアは、「ランの女王」とも呼ばれるラン科カトレア属の総称。カトレヤと呼ばれることもあります。 原産地は南米から中南米で、ジャングルの中で大きな樹木に着生している植物です。肉厚で大きな葉とバルブと呼ばれる膨らんだ茎が特徴です。華やかに広がった花びらと中心の唇弁(しんべん)が美しく、切り花でも鉢植えでも人気があります。花は見た目が美しいだけでなく、芳香のある品種もたくさんあります。 カトレアは園芸品種が多く、大輪の花を咲かせる大型種から小輪小型種、その中間のサイズまであります。さらにカトレアと呼ばれて流通しているものはカトレア属だけではありません。カトレア属とレリア属、ブラサボラ属、ソフティリニス属との交配種も出回っています。育て方はカトレアと同様の管理を行います。品種が気になるようであればプランツタグを確認するようにしましょう。また、品種によって耐寒温度にも差があります。