アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
- アキノキリンソウは、キク科のアキノキリンソウ属の多年草。本州、四国、九州の日当たりの良い開けた山野に自生している野草です。 花が咲くのは8月~10月、晩夏から秋にかけてです。草丈40cm以上に伸び、茎の先に花径1~1.5cm程度の黄色い花を10~17個程度咲かせます。セイタカアワダチソウの近縁種ですが、繁殖力が強くないのか、それほど広がって増えてはいません。 アキノキリンソウという名前の由来は、初夏に咲くベンケイソウ科の「キリンソウ」に似た花を秋に咲かせることによります。また、黄色の花を黄金に見立てた黄金草(コガネソウ)という別名もあります。アキノキリンソウ属の仲間は、黄色の小花を咲かせることから、 goldenrod (金の鞭)という英名があります。