パキポディウムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- パキポディウム
- 学名
Pachypodium
- 英名
- Pachypodium
- 科名
- キョウチクトウ科
- 属名
- パキポディウム属
- 原産地
- 南南アフリカ、マダガスカル
パキポディウムの特徴
パキポディウムはシルバーグレーのトゲのある幹が特徴的の塊根植物で、ずんぐりむっくりの形が面白い植物です。トゲがあるのでサボテンの仲間のように見えますが、キョウチクトウの仲間です。ユニークな株姿に反しとてもきれいな花を咲かせます。内部はスポンジ状になっていて、高い保水力があります。
パキポディウムは育て方も比較的簡単で、世話や手入れも面倒なことはほとんどありません。扱うときに、とげでけがをしないように気をつけましょう。
パキポディウムの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、塊根植物 |
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草丈・樹高 | 10㎝~100㎝ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
花色 | 黄色、白 |
開花時期 | 3月~5月 |
パキポディウムの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
植え替え | ||||||||||||
増やし方 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
開花 |
パキポディウムの栽培環境
日当たり・置き場所
パキポディウムは一年を通して日当たりのよい場所を好みます。日当たりが悪い場所でも育ちますが、幹が細くなりひょろひょろと見栄えが悪くなってしまいます。
温度
パキポディウムは高温には強いため、夏場はとくに問題はありません。冬は5度以下だと枯れてしまうので、室外で育てているパキポディウムは、10度を下回ったら室内に入れて管理しましょう。
用土
パキポディウムは乾燥を好むため水はけの良い土が適しています。多肉・サボテン専用土でも可能です。水はけが気になる場合は軽石か赤玉(小粒)などを混ぜて水はけを良くしましょう。
パキポディウムの育て方のポイント
水やり
パキポディウムは乾燥を好むため、水のやりすぎに注意します。夏場は雨ざらしでも問題ありません。雨の日が長く続いたり、雨が多い時期は軒下へ移動させてもよいでしょう。冬場パキポディウムは乾燥気味にします。落葉して休眠に入った株は断水します。春になり気温が上がり1日の気温が安定してきたら、少しずつ水やりをします。いきなりたくさん与えすぎないように気をつけましょう。
肥料
生育期の春から秋に、薄めた液体肥料または、緩効性肥料を月に1回与えましょう。
病害虫
アブラムシが付くことがありますので、見つけ次第駆除をしましょう。
パキポディウムの詳しい育て方
選び方
葉、株全体的にツヤ、ハリがあるものを選びましょう。気に入った樹形を選びましょう。
種まき
6月~7月の夏の時期に種まきを行います。
植え替え・鉢替え
パキポディウムは上へ上へと延びるため、2~3年ごとに大きな鉢に植え替えることが必要です。そのときに根に絡まった土をほぐし、新しい鉢で根がしっかり張るようにします。
花
春から初夏の時期に鮮やかな花を咲かせます。
冬越し
5℃を下回る場合は室内に取り込みましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
パキポディウムは種での繁殖もできます。