作ってみた! 銀杏(イチョウ)の葉でオーガニック防虫剤
持永久美子
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銀杏並木を歩くと黄色の葉っぱの絨毯がとってもキレイな季節になりましたね! フカフカの落ち葉の上で鮮やかな黄色の紅葉具合を見ていると、これから寒くなるんだなぁと季節を感じさせてくれます。
そのイチョウの葉で防虫剤を作れるってご存知ですか?
目次
イチョウの葉の防虫剤って?
イチョウの葉には洋服などにつく虫が嫌いなシキミ酸が含まれていて防虫効果があるようです。また、昔から着物の箪笥にはイチョウの防虫剤を入れていたり、虫食いのない古文書にはイチョウの葉がはさまれていたらしいです。先人達の知恵は素晴らしいですね◎ 防虫剤の匂いが苦手な方とか、出来るだけ環境に優しいモノを普段の生活に取り入れたいとお考えの方、作り方はとっても簡単なのでぜひ作ってみてくださいね!
早速作ってみよう!
落ち葉を拾いに行こう!
早速、子供達と一緒に銀杏狩りに出かけました。
たくさん拾って「イチョウのバラだよー!」と子供たちは嬉しそうです。この他にも違う植物の落ち葉や木の実、石ころ拾いをしばらく夢中になって探してました。宝探しみたいなわくわく感があるのでしょうか?防虫剤に使う葉っぱは出来るだけ虫食いなく、破れ汚れがないものを選びましょう。
洗って乾燥
お家に持ってかえったら土や汚れを落として水で洗ってキレイにしましょう。
洗ったらしっかり乾燥させます。
量が多い場合は風で飛んでいかないように洗濯ネット等に入れたりするのもおすすめです。
3~4日でパリッパリに乾燥しました。
袋に詰めていきましょう
しっかり乾燥させたイチョウの葉を絹や綿、ガーゼ等の袋に入れていけばもう出来上がりです!
私は衣替えが頻繁な子供用の小さな引き出しに沢山数が欲しかったので、100円ショップで購入出来るお茶パックに3~4枚ずつ入れて作りました。
あとは洋服やアクセサリーを購入した際に入れてくれる不織布の袋をちょうどよい大きさにザク縫いしてイチョウの葉を一握り入れて大人用の引き出しに入れました。とっても簡単でコツも何もいりません。子供と一緒に楽しみながら作りました。
イチョウの防虫剤、完成!
一度作っておけば2年以上効果が続くらしいです。
引き出しを開ける度に手作りのイチョウの防虫剤が目に入りちょっと嬉しくなりました!
匂いもつかず、環境にもやさしく、お金もかからず、見た目もかわいいイチョウの防虫剤は、とっても簡単に作れるのぜひ作ってみてくださいね。素敵なオーガニックライフを送りましょう!
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