記事カテゴリ

Special

ローリエ|料理を美味しくするハーブ。魅力や育て方、暮らしの活用術

「ローリエ」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは「カレーやシチューに入れる葉っぱ」ではないでしょうか?しかし、それはローリエの持つ無限の魅力のほんの一部分にすぎません。

この記事では、ローリエの奥深い魅力から、初心者でも失敗しない育て方、そして毎日の暮らしをちょっと素敵にする活用アイデアまでを徹底解説します。

目次

ローリエの特徴と魅力

ローリエ

ローリエは、地中海沿岸原産の常緑高木です。古代ギリシャでは勝利の冠(月桂冠)として尊ばれ、現代でもその香りは料理、インテリア、さらには心身のケアにまで幅広く愛されています。

最大の特徴は、葉を乾燥させることで引き立つ「すがすがしく、どこか甘さを含んだウッディな香り」にあります。ローリエに含まれる成分には、肉や魚の生臭さを消し、素材の旨味を引き立てる効果があります。煮込み料理にたった1枚加えるだけで、いつもの家庭の味が、まるで洋食屋さんのような深みのある味わいへと変化するのです。

ローリエは、国や用途によって「月桂樹」「ローリエ」「ローレル」「ベイリーフ」など様々な名前で呼ばれています。呼び名の違いや、知って得する歴史・豆知識については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ローリエの花

月桂樹

ローリエは雌雄異株ですが、日本で見かけるのは雄株が多いようです。日本で流通しているのはほとんどが雄株であるため、実を見かける機会は滅多にありません。もし雌株であれば、春の花のあとに紫色の美しい実を付けます

目次に戻る≫

ローリエの育て方

月桂樹 ローリエ

ローリエは非常に性質が強く、病気や害虫にも比較的強いため、初心者向けの「ほったらかしハーブ」の代表格です。庭植えはもちろん、鉢植えでも十分に育てられます。

本来は高木に分類されるため、剪定せずに育てると10~15mにまで生長します。刈り込みに耐える性質があるため、定期的に形を整えて低い丈で管理したり、生垣として利用することもできます。

また、「スタンダード仕立て」といって、トピアリーのように丸く刈り込み、下の枝はすべて剪定し、足元に草花を植え込み寄せ植え風におしゃれに仕立てることもできます。

環境: 日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも元気に育ちます。

水やり: 鉢植えの場合は「土の表面が乾いたらたっぷりと」。地植えなら、根付いた後は雨にまかせてOKです。

肥料:庭植えは、2月に緩効性肥料を株元から少し離れた場所に穴を掘って埋めておきます。鉢植えは、緩効性肥料を3月に株元に置きます。

植え替え:根が詰まって生育が悪くなってきたら、根をいじらないようにしながら1~2回り程度大きな鉢に植え替えます。いきなり大きな鉢に植えるのではなく、少しずつ鉢を大きくするようにしましょう。

剪定(せんてい): 生育旺盛でどんどん枝が伸びるため、定期的に刈り込んで形を整えましょう。切る枝は、高さを抑える枝や混み合った枝を中心に剪定し、切り落とした葉は、そのまま暮らしに活用できます。

病害虫:非常にタフなローリエですが、カイガラムシがつくことがあるので被害が広がらないうちに見つけて防除しましょう。またカイガラムシの排泄物によって黒すす病が発生することがあります。枝が混みあい、風通しが悪くなると発生しやすくなるので、適度に剪定を行い、風通しの良い状態になるように心がけましょう。


詳しい育て方はこちらを参考にしてください。

目次に戻る≫

ローリエを暮らしに取り入れよう

ローリエ

葉の収穫時期

ローリエ

新しい葉は色が明るめなので判別できます

常緑樹のローリエは、一年中収穫することが可能です。ただし、春から初夏にかけて枝先から伸びる新しい葉はまだ収穫には不向きです。葉に厚みが出て、色が濃くなってから収穫するようにしましょう。

摘みたての香りをストック!ローリエの収穫と乾燥方法

月桂樹 ローリエ

ローリエは生の葉(フレッシュ)でも使えますが、乾燥させることで苦味が抜け、甘い香りがグッと引き立ちます。たくさん収穫したら、自家製のドライローリエ作りに挑戦してみましょう!

自家製ドライローリエの作り方(基本)

ローリエ

収穫: 1年を通して収穫できますが、特に香りが強くなる夏前の時期がおすすめです。

洗浄: 葉の表面の汚れをきれいに洗い流し、水気を完全に拭き取ります。

乾燥: 風通しの良い日陰で、1〜2週間ほどじっくりと乾燥させます。パリッと割れるくらいになれば完成です。より手軽に作りたいときには、電子レンジを使って作ることもできます。

幅広い活用法|料理の定番から隠し味まで

ローリエ

カレーやポトフなどの煮込み料理はもちろん、ピクルスの液に漬け込んだり、自家製トマトソースに加えたり。

ローリエの活用法は食べるだけではありません。その高い消臭・抗菌作用や、リラックス効果を活かした利用法があります。

天然の防虫剤: 米びつに2〜3枚入れておくだけで、お米の虫除けになります。

インテリア: リースやスワッグの定番的な花材になり、おしゃれなインテリアになります。

ローリエの花言葉

月桂樹(ローリエ)の花言葉は「栄光」「勝利」です。

力強く前向きな花言葉は、新しい一歩を踏み出す大切な人へのプレゼントとしても大変喜ばれるハーブです。

目次に戻る≫

たった1枚の葉っぱが、料理の味を劇的に変え、部屋の空気を清々しくし、私たちをリラックスさせてくれる。ローリエは、まさに日常に寄り添う「魔法のハーブ」です。まずはキッチンに乾燥ローリエを常備することから始めてみませんか? そしてもし余裕があれば、ベランダや庭で小さな苗を育ててみてください。自分で育て、収穫し、使う喜びは、何物にも代えがたい贅沢な時間になるはずです。

もっと楽しむ

メルマガ会員募集中

  1. 旬の園芸作業やおすすめの植物情報をお届け
  2. 季節の植物情報やプレゼント企画の先行お知らせ
  3. お気に入り記事や植物図鑑を登録してすぐに見つけられる
  4. Q&Aでみんなに質問したり回答を投稿できる

メールアドレスと
パスワードだけで登録完了

会員登録画面へ進む

LOVEGREEN QA 質問してみる 小さな相談でも皆で解決!

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

家庭菜園・ハーブの人気記事ランキング

LOVEGREENの新着記事

TOP