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タイムの挿し木に挑戦!|方法、時期、挿し木に向いている土を紹介

タイムは挿し木で簡単に増やせます。剪定した枝を使って、もう1株増やしてみませんか。ブーケガルニを始め、料理の香り付け、彩り……と使用する機会が多いので、たくさんあって困るということはありません。タイムを上手に挿し木で増やして、充実したハーブのある暮らしを楽しみましょう。

目次

タイムの挿し木の方法

タイム

タイムの挿し木の方法は、枝を切って挿し穂を作り、土に挿しておくだけ。とっても簡単にチャレンジできます。立性のコモンタイム、ほふく性のクリーピングタイム、その他の種類も同じ方法でOK。手順は、①挿し穂を作って、②土に挿して、③水やりをして、④発根させるの4つ。順を追って、それぞれを詳しく解説します。

①タイムを切って挿し穂を作る

タイム

最初にタイムの枝を切って挿し穂を作りましょう。今回はコモンタイムを使用しましたが、クリーピングタイムや他の品種でも同じ手順で進められます。

 

タイム

タイムの枝を4節以上あるところでカットし、下2節の葉を取ります。葉を取る理由は、下2節を土に埋めるので、葉がついていると、そこから腐ってしまうからです。

葉を取り除いた枝を30分以上水に浸けて、しっかりと吸水させましょう。

良い挿し穂の作り方のコツ

上の葉が柔らかい新芽である場合は、思い切って取り除くようにしてください。新芽はまだ赤ちゃんのようなもの。水を吸い上げたり光合成をする力が弱く、発根する前に枯れてしまう心配があります。

また、健やかに発根させるためには光合成が大切。上2節分は葉を残しておくようにしましょう。

②挿し穂を土に挿す

小さな鉢に、鉢底石、清潔で水はけが良い用土を入れて、挿し穂を植えます。この時、下2節がしっかりと土に埋まるようにするのがコツです。根は、節から出てくるので、しっかりと発根させるために、最低2節は土中に埋めるようにしましょう。

仕上げに、土が流れ出ないように、弱めの水流で鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水やりしましょう。これで挿し木は完了です。

③水やりや管理方法

置き場所

強い直射日光を避けた、風通しの良い半日陰が適しています。

水やり

発根までは水を切らさないように管理してください。発根するまでの挿し木は、とてもデリケート。水切れでしおれてしまったり、強い日差しで弱ってしまったり……という心配があります。毎朝夕、鉢の様子を見て、土の表面が乾ききらないうちに、水やりをするようにしましょう。

④発根したら挿し木成功

タイム

挿し木から2~3週間で、葉の脇に新芽が確認できるようになります。新芽が出てきたら、無事に発根した合図。ハーブ用の培養土に植え替えて、育てましょう。

植え替えの際は、いきなり大きな鉢に植え替えないようにしてください。植物のサイズに対して、大きすぎる鉢は、鉢の中の水分が乾きにくく、根腐れを起こしやすくなるというリスクがあります。小さな鉢から少しずつ、生長に応じて植え替えていくようにしましょう。

発根を確認するコツ

発根したかどうかは、2~3週間経って新芽が出てきたかを目安に確認します。葉の脇に小さな新芽ができた時点で、試しに発根の様子を確認すると、よく見ないとわからないくらいの小さな根が出ていました。

今回は撮影のために抜いてみましたが、実際に挿し木をする際は、途中で抜くようなことはしないでください。根は植物の生命線なので、むやみにいじると負担をかけてしまいます。

また、タイムはとても葉が小さく、新芽を確認するのが難しいので、最初に挿し木をした時点で写真を撮っておくと、新芽の有無を見比べやすくなります。

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タイムの挿し木の時期や向いている土

タイム

タイムの挿し木の時期

タイムの挿し木に適した時期は、5月~6月、9月~10月です。

タイムは蒸れが苦手なので、花が終わったら、梅雨が来る前に株元まで切り戻すように剪定します。この時剪定した枝を使って挿し木をすると、無駄なく増やすことができます。

また、常緑ですが、冬は勢いがなくなり、葉を減らして越冬します。暖かい秋のうちに挿し木をして、しっかりと安定した株に育ててから冬を迎えるようにしましょう。

タイムの挿し木に向いている土

タイムの挿し木に向いている土は、清潔で水はけが良く、栄養の少ない土です。栄養の少ない土を使用する理由は、切り口が腐るのを防ぐため。肥料入り培養土などを使用すると、微生物が発生しやすくなり、土中の切り口が腐りやすくなるというリスクがあります。

挿し木に向いている土は、赤玉土小粒、鹿沼土、それらにバーミキュライトをブレンドしたものや、挿し木用の土として市販されているものなどです。

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タイムは水耕栽培できる?

タイム

「タイムは水耕栽培できる?」という質問をされることがありますが、「残念ながら、長期的な栽培は難しい」とお答えしています。

挿し穂を数日水に浸けて発根させることは可能ですが、その後は土に植え替えて育てるのが基本です。理由は、室内での簡易的な水耕栽培では、日光や土壌の栄養など、タイムが健やかに育つ条件が不足し、しばらくすると枯れてしまうケースが多いからです。香りの良いタイムを楽しみたいのであれば、土に植えて屋外で育てるようにしましょう。

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爽やかな香りで暮らしに彩りを添えてくれるタイム。料理からポプリや花あしらいまで、活躍するシーンが多いハーブなので、たくさんあっても困ることはありません。挿し木で増やして、もっとハーブのある暮らしを楽しみましょう。

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