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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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プロテア

  • プロテアは、ヤマモガシ科プロテア属の常緑樹。プロテアは、南アフリカを中心に100種近くが分布しています。枝の先に固い花びらの、大きな花を付けるのが特徴です。この花びらのように見えるのは、正確には苞(ほう)ですが、便宜上これを花びらを呼んでいます。 日本で人気のあるキングプロテア( Protea cynaroides )は、プロテアの中でも花が大きな品種で、花径20~30cmもあります。南アフリカの国花になっていることでも有名です。花びらの色はコーラルピンク、横から見ると松ぼっくりのようなフォルムが特徴的です。樹高1~2mの低木なので、育てやすいことから、鉢植えでも人気があります。 プロテアは、園芸種もたくさん作出されていて、日本でも暖地で栽培可能です。

マユミ

  • マユミは、秋にかわいらしいピンクの果実を実らせるニシキギ科の落葉低木です。3m前後の丈がほとんどなので低木に分類されることが多いですが、まれに5m以上の木も見かけます。名前の由来は諸説ありますが、しなりのある強い材質で弓の材料になったことから「真弓」と呼ばれるようになったと言われています。 ニシキギの仲間ですが、ニシキギにある翼(よく)はありません。また、ニシキギの紅葉は燃えるような赤ですが、マユミは温かみのあるオレンジ~赤の紅葉で、果実とともに見応えがあります。木にぶら下がるように実るピンクの果実は、次第に4つに割れ、中から朱赤の種が飛び出したあと、落葉後もしばらく枝に残ります。 初夏に黄緑色の小さな花が枝一面に開花し、花が終わると次第にグリーンの果実になります。葉と同化して目立ちませんが、初夏~夏のグリーンの果実も素敵です。 日本に自生する木のため、耐寒性、耐暑性があり、病害虫も少ない育てやすい花木です。庭木、公園樹、高木の街路樹の根締めなどにも利用され、盆栽としても利用されています。また、実つきの枝ものとして、若干ですが生花市場でも流通しています。

ナンテンハギ

  • ナンテンハギは、マメ科ソラマメ属の多年草。日本在来種の野草で、山野に自生しているのを見かけます。ナンテンハギという名前の由来は、葉がナンテンに似ていることによります。若葉は「小豆菜(あずきな)」と呼ばれ、山菜として食用にされます。 ナンテンハギは、草丈50~100cm、マメ科ですがつるにはならず、茎は直立あるいは斜めに伸びます。地下に木質の根茎があるのが特徴です。6月~10月に葉の間から伸びた茎に、青紫色で直径12~15mm程度の花を、茎に連ねるように咲かせます。花はマメ科特有の蝶形花です。細く伸びた枝に咲く鮮やかな紫色の花は、野原や草むらのなかで、目を引く存在です。

ニンジン

  • ニンジンはパセリやセロリの仲間で、セリ科の一年草です。三寸人参、五寸人参、春まき人参などの種類により、収穫するまでの栽培日数も違ってきます。 ニンジンは直根性のため、移植は不向きです。直にプランターや畑に種をまいて育てます。種をまいた後、主根を地中深く伸ばしながら、側根が生長します。主根の生長が終わると、根の上の方から少しずつ太りだし、大きくなっていきます。その証拠に、ニンジンを輪切りにしてみると、断面図が木の年輪のようになっています。 ニンジンは根を肥大させた部分を食べますが、細く繊細な葉にもとても栄養があり、葉が小さくて柔らかいうちはサラダにしたり、大きい葉になり少し硬くなると天ぷらなどにして食べることができます。 ニンジンの色はオレンジ色が一般的ですが、金時ニンジンのように赤い色、黄色や紫、白いニンジンまで様々な色があります。

サンキライ

  • サンキライは、日本全国の山地に自生するつる性の落葉低木。生薬にされたり、丸い葉で餅やだんごなどを包んだりと、薬用や食用として活用されてきた植物です。  サンキライのつるにはトゲがあり、葉の付け根から巻きひげが出ます。節ごとに、茎がジグザグに折れ曲がりながら、近くのものに絡みついて伸びていきます。猿がトゲだらけのつるに絡まって捕まってしまうことをイメージして、猿捕茨(サルトリイバラ)という別名があります。切り花では、トゲの無い品種が多く流通しています。 4月~5月頃に若葉と同時に淡い黄緑色の花が咲きます。雌雄異株で、両方が近くに無いと結実しません。葉は先がとがったタマゴ形、長さは約5cmほどで、固く丈夫で光沢があります。実は直径1cmくらいの丸い形をしていて、数個がまとまってつきます。赤い実が有名ですが、熟す前の5月~8月頃の実は爽やかな緑色の瑞々しい状態で、切り花として生花店に並びます。10月~11月頃には赤く熟し、ドライフラワーとしてクリスマスやお正月の飾り付けなどに用いられます。枝をくるくると丸めていき、何ヵ所かワイヤーや紐などでとめるだけで簡単にリースが作れます。 サンキライは性質が強く、地植えにすると地下茎で増えて、あちこちから芽を出します。庭植えにする場合は、地下茎で増えても良い場所をしっかりと見極めるようにしましょう。鉢植えで育てても、こぼれ種で違う場所から芽が出ることがあります。トゲがあるので剪定や誘引などをする時は、手袋を着用するなどして、肌を保護してください。 サンキライの和名である「山帰来」の由来は、山から帰って来たという意味であるとか、山で病にかかった人がこの実を食べて元気に帰ってきたからとか、諸説あります。

ナス

  • ナスの原産はインドで、日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから栽培されてきた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので、和洋中を問わず、色々な料理に使うことができます。 みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢……叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。 現在のようにハウス栽培がない江戸時代で、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。 現在は、秋まで長く収穫でき、畑のほかプランター栽培もできるため、ミニトマト、キュウリと並んで、家庭菜園で育てる人気野菜のひとつです。

コデマリ

  • コデマリはバラ科の落葉低木で、株元から多くの枝を出し、高さ2mほどの株立ちになります。1cmに満たない白い小花が複数集まり、小さな手毬(てまり)のような丸い花序を形成し、別名をテマリバナとも呼ばれています。 株元から枝を次々と出して、次第に株全体が大きくなります。栽培が容易で、観賞用として古くから栽培され、庭木の根締めや公園の境栽などに広く用いられる他、切り花としても人気があります。 花の重みで枝が弓なりになりながら、白い毬のような花をたわわに咲かせ、開花時はため息の出る美しさです。

ビジョナデシコ

  • ビジョナデシコは、手毬のようなかわいい花を咲かせる耐寒性多年草。春から初夏に茎先に花径1~2cmほどの花が集まって、花房をつくり開花します。暑さにやや弱く、日本では一年草扱いされることがありますが、夏越しがうまくいけば多年草として育てることができます。花色は、白、ピンク、赤、橙、紫や複色など変化に富みます。花もちが良いため、切り花としても親しまれています。

ハツユキカズラ

  • ハツユキカズラはテイカカズラの園芸品種で、キョウチクトウ科のつる性常緑低木です。不規則に白く染まる斑入りの葉の模様が雪のようであることが名前の由来です。 日本に自生するテイカカズラの園芸品種のため、日本の環境に合い、暑さ、寒さにも強い上に日陰でも育つ丈夫な植物です。生長のスピードがゆっくりなので、鉢植えや寄せ植えの素材としても利用できます。這うようにつるを伸ばしていくため踏みつけに強い常緑のグランドカバーにもなります。 ハツユキカズラの遠目で見ると花のようにも見える斑入りの葉は、ピンク~白~グリーンと色が変化します。耐陰性がありますが、新芽の頃のピンク色を楽しむためには、日当たりの良い場所でないと美しく発色せず、緑一色の株になることがあります。 常緑ですが、寒さにあたって紅葉した葉も美しく、観賞価値があります。

ペンステモン・ハスカーレッド

  • ペンステモン・ハスカーレッドは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白い小花が開花する高性のペンステモンです。ペンステモンの中では一番丈夫な品種で、暑さ寒さに強く、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。開花時は草丈が1m程度になるため、花壇の後方に植えるのに適しています。 シックな銅葉は、気温が低いうちの方が濃く、高温になってくると緑色を帯び、葉色が季節によって変化します。花以外の時期もカラーリーフとして楽しめます。

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