- ナツツバキは、6月頃にツバキに似た白い花を咲かせるツバキ科の落葉高木です。夏椿という和名は、ツバキに似た花を夏に咲かせることから名付けられました。 9月~10月頃には小さな実ができ、熟すと先が裂けて種子が出ます。 ナツツバキは日本原産で、東北以南の山地に自生しています。葉の形は先がとがったタマゴ形、葉は明るい黄緑色で葉脈がはっきりして、新緑や紅葉も楽しめる樹木です。幹は、灰褐色でなめらかでサルスベリに似ています。 シャラの木(沙羅の木)という別名は、この植物がお釈迦様が入滅するときに近くに生えていたサラソウジュ(沙羅双樹)に似ていることに由来しています。サラソウジュは寒さに弱く日本では育ちにくいため、日本の寺院などではサラソウジュに似ているナツツバキを代わりに植えてきました。最近は、花や葉、幹の美しさからマンションのエントランスの庭木、個人宅のシンボルツリーや庭木としてもよく使われています。