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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ササユリ

  • ササユリは、本州中部、四国、九州に自生する日本固有種のユリで、葉が笹の葉に似ているのが名前の由来です。6月~7月、白地に淡いピンクを帯びた花が少しうつむきがちに開花し、花には甘い香りがあります。1本の茎に1~5個程度の花がつき、群生する様子は目を見張るものがあります。 ササユリは種子で繁殖し、種が球根となり開花するまでには最低でも6~7年かかると言われています。乱獲や森から木を伐り出すことが少なくなり、ササユリが好む地面の日当たり環境と異なってきたことにより、各地の自生種が減少傾向にあります。自生地の各都道府県では絶滅の危惧のあるレッドデータリストに載っている地域もあり、保護活動も盛んに行われています。

テッポウユリ

  • テッポウユリは、九州南部から沖縄にかけて自生している日本原産の球根植物。テッポウユリの名は、花の形が昔の鉄砲に似ていることにちなみます。初夏に純白でラッパ形の花を横向きに咲かせ、ヤマユリのような濃厚な香りではありませんが、甘く優しい香りがします。凛とした清楚な白い花が咲くと、初夏の庭が爽やかさと華やかな雰囲気に包まれます。 球根のほか、切り花としての流通量も多く、日常使いのほか冠婚葬祭の花材としてもよく利用されています。

マリーゴールド

  • マリーゴールドは、キク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質で、基本的に丈夫で育てやすい植物です。花期は品種にもよりますが、5月~11月頃に独特な香りがする花を咲かせます。花色は、黄、オレンジ、白、赤、複色など様々、花の大きさは、小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど多様です。 大きく分けて、フレンチとアフリカンの系統に分けられ、その他にはメキシカンの系統もあります。ある程度耐寒性のある宿根草タイプのマリーゴールド(レモンマリーゴ-ルド)も存在します。

センニンソウ

  • センニンソウは、日本や中国などに自生する原種のクレマチス(フラミュラ系)でつる性多年草です。種の形が白い髭を生やした仙人を連想させることから名づけられました。 花の開花時期は夏から秋。小輪多花性で、白い小さな花が無数に開花します。生長力が旺盛で壁一面に白い花が無数に開花している様は圧巻です。その特徴からフェンス、アーチ、トレリスなどに這わせるクレマチスとして人気です。花にはほのかな香りもあります。もともと日本で自生している植物なので、丈夫で扱いやすく、とても伸びますが、剪定で自由に仕立てることが可能です。 センニンソウには毒性があり、茎を切った時に切り口からでる白い液体や濡れた花粉を触るとかぶれることがあるので、剪定作業の際は注意しましょう。  

カモミール

  • カモミールは、地中海沿岸原産のキク科のハーブ。春から初夏にかけて白い小花を咲かせます。カモミールの香りは青りんごに例えられることもあるように、爽やかさと甘さの感じられる香りで、古くからお茶やアロマテラピー、薬用などに使われてきました。 カモミールは地植えでも鉢植えでも育てることができます。地植えにするとこぼれ種で増えていき、群生するカモミールの美しい光景が見られます。 カモミールの種類には一年草の「ジャーマンカモミール」と、多年草の「ローマンカモミール」を始めとしたたくさんの種類があります。日常的に ハーブティーとして使われるのは、ジャーマン種が一般的です。

センニチコウ

  • センニチコウは、パナマ、グアテマラ原産のヒユ科の一年草。暑さに強い丈夫な花で、切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えや寄せ植えとして幅広く利用されています。暑さに強く、真夏も花が休むことなく、たくさんの花が開花します。 花に見える部分は苞で、本来の花は苞の隙間に小さく存在します。苞の部分を鑑賞するため、開花期間が長いのも魅力のひとつです。乾燥させても長期間色が落ちないことが名前の由来です。

エゴマ

  • エゴマは日本ではゴマよりも古くから栽培され、縄文時代の遺跡からも種子が発見されているシソ科の一年草です。葉を焼肉と一緒に食べたり、キムチ漬けなど韓国料理にもよく利用されています。 別名「ジュウネン」と呼ばれていますが、エゴマを食べると10年長生きできるといわれていることから名づけられるほど、大変栄養価の高い植物です。 種子からとれるエゴマ油は、栄養価が高い健康食品として近年注目を浴びるほか、塗料にも利用されます。 エゴマの見た目はシソによく似ています。茎はシソ科に多い角型で、高さは1mほどになり、葉には白い毛がはえています。葉は長さ7~12cm位で、シソよりもやや厚みがあり、卵円形でさわやかな独特の香りがあります。葉の色は緑色ですがシソと比べると鮮やかさはありません。

ハナアロエ(ブルビネ)

  • ハナアロエは、ツルボラン科ブルビネ属の多年草。ブルビネという名前でも流通しています。ハナアロエという名前ですが、アロエの仲間ではなく、葉茎が多肉質でアロエに似ていることから名付けられました。 ハナアロエは、5月~10月にオレンジ色の直径1cm程度の花を咲かせます。花は一日花ですが、毎日次々と花を咲かせるので、開花期間中はたくさんの花を楽しめます。草丈20~40cm、葉や茎は多肉質で細いのが特徴。真直ぐに伸びた茎に縦に連ねるように花を咲かせます。花びらはオレンジ色で6枚、花の中心にあるおしべは、黄色く毛が密集して生えているので、1つの花でオレンジ色と黄色の色合いを楽しめます。 南アフリカ原産で、乾燥や高温に強く、痩せ地でも育つことから、夏の花壇の彩りや、ドライガーデンでも好まれる花です。

ネペタ・ブルードリームス

  • ネペタ・ブルードリームスは、シソ科イヌハッカ属の多年草。日本に自生するミソガワソウから作出された園芸種で、花付きが良く、草丈はコンパクトな育てやすい花です。横に広がるように大きくなっていくので、グランドカバーにも向いています。 花色は深く濃いブルー、細い茎に放射状に花が連なって咲く姿は、遠くからでも目を引きます。花期は6月~8月と長く、花が咲き終わったら、こまめに切り戻しを行うと、繰り返したくさんの花を楽しめます。日向から、落葉樹の足元のような半日陰で花を咲かせるので、シェードガーデンに植えれば、鮮やかなブルーで足元を彩ってくれます。

プロテア

  • プロテアは、ヤマモガシ科プロテア属の常緑樹。プロテアは、南アフリカを中心に100種近くが分布しています。枝の先に固い花びらの、大きな花を付けるのが特徴です。この花びらのように見えるのは、正確には苞(ほう)ですが、便宜上これを花びらを呼んでいます。 日本で人気のあるキングプロテア( Protea cynaroides )は、プロテアの中でも花が大きな品種で、花径20~30cmもあります。南アフリカの国花になっていることでも有名です。花びらの色はコーラルピンク、横から見ると松ぼっくりのようなフォルムが特徴的です。樹高1~2mの低木なので、育てやすいことから、鉢植えでも人気があります。 プロテアは、園芸種もたくさん作出されていて、日本でも暖地で栽培可能です。

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