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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

ほおずき

  • ほおずきは、ナス科ホオズキ属の多年草です。初夏に淡いクリーム色の花を咲かせますが、あまり目立ちません。それよりもほおずきといえば、夏にオレンジ色に色づく提灯のような果実が有名です。外側の提灯のようなオレンジ色の袋状の部分は、ほおずきのガクが生長したものです。この中にミニトマトによく似た果実が1粒入っています。 ほおずきは、その形状が提灯を想起させることから、お盆時期に先祖の霊を案内する灯りとして、お盆飾りに欠かせない植物の一つとなっています。毎年7月には東京の浅草寺でほおずき市が開催され、多くの人で賑わいます。お盆の時期ということもあり、お盆飾りとしてほおずきを求めにくる人も多くいるようです。 他にもほおずきには、たくさんの楽しみ方があります。中のミニトマトのような果実の果肉を上手に取り出し、残った果皮を舌の上で鳴らす遊びや、ほおずきのガクを溶かして葉脈だけにしたものを透かしほおずきと呼び、眺めて楽しむ遊びなどがあります。 また、食用ほおずきといって、食用になる品種もあります。

ケイトウ

  • ケイトウは、ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の非耐寒性一年草。フワフワ、モコモコとした暖かな質感の花が特徴的です。ケイトウの名前は、花の形が鶏のトサカに似ていることから名づけられました。漢字では「鶏頭」と書きます。花の形や大きさ、色は品種によって違い、茎が長いタイプ、短いタイプがあります。 切り花として花束やアレンジメントによく用いられ、ドライフラワーにも向いています。花色は赤、ピンク、黄、オレンジ、グリーン、アンティークカラーなど様々です。 ケイトウは、日なたと水はけの良い用土を好み、暑さに強く寒さに弱い性質があります。真夏の炎天下でも咲き続ける丈夫な花で、7月から11月頃まで咲き、寒くなると枯れてしまいます。原産地では多年草ですが、日本の気候では寒さで枯れてしまうので一年草として扱われています。夏から秋まで長い期間花を咲かせ、手入れも簡単なため、ガーデニング初心者にもおすすめの花です。

クロユリ

  • クロユリは、春から初夏にかけて黒い花を咲かせるユリ科の多年草(球根植物)です。花姿がユリに似ていることと、花が黒いことから黒百合という名前がついていますが、属が違うためユリとは異なる植物です。 北海道や寒冷地などの冷涼な気候では、初年度は球根として植え付けますが、植え付け後数年間は宿根草のように植えっぱなしで管理できます。 一般的にクロユリとして球根や球根植え付け苗が流通しているのは、黒に近い花色の北海道に分布しているエゾクロユリ(蝦夷黒百合)ですが、他にも本州に分布するクロユリの変種のミヤマクロユリ(深山黒百合)があります。両者では開花時期や草丈、花色、遺伝子の形態などに違いがあります。 こちらではエゾクロユリの育て方をメインに紹介します。

マンリョウ

  • つややかな赤い実と常緑の濃い緑色の葉が、お正月の縁起植物として定番のマンリョウ。センリョウと並んで古くから縁起の良い庭木として愛されています。 よく似た2種ですが、マンリョウの方が実が大きいため、額の多い万両と名づけられました。 マンリョウは、日本の暖地に自生しています。耐寒性はあまり強くないので、関東地方以西の暖地であれば庭植えで育てられます。 樹高1mほどとコンパクトにまとまり、剪定はほとんど必要なく、葉が落ちて間延びした枝を切り詰める程度です。やや日陰でもよく生育する、とても育てやすい庭木です。

ナンテン

  • ナンテンは、赤い実がお正月の花材として欠かせないメギ科の常緑低木で、古典園芸植物の一つです。日本では関東以西で自生し、栽培も容易なことから、個人の庭や寺院、公園などに植栽されています。5月~6月に真白な花を咲かせ、11月~12月に真赤な実をたわわに実らせます。ナンテンは、冬でも濃い緑が茂る様子や赤い実をつける特徴から縁起物として好まれ、古くから魔除け、厄除け、無病息災を願い、多くの家庭で栽培されてきました。 和名の「南天」は、中国名をそのまま日本名にしたのが由来です。ナンテンという名前の音が、難を転じる「難転」や「成天」を連想させることから、縁起の良い木とされ、不浄をはらうために玄関やお手洗い、鬼門と呼ばれる方角に方位よけとして植えられるようになりました。 実を焼酎、氷砂糖とともに漬け込んだ南天酒は咳止めや喉の痛みなどの民間薬として利用されてきたほか、「南天のど飴」として販売されています。 お赤飯や煮物、魚など、料理の上に乗せられるナンテンの葉は、縁起物としてだけではなく、防腐や殺菌を目的として使われています。

ムクゲ

  • ムクゲは、夏の暑い盛りに涼やかな花が開花するアオイ科の落葉低木。非常に強健で、刈り込みにも耐えることから、庭木のほか街路樹としても植栽されています。 耐寒性が強く、北海道でも地植えにすることができます。初夏から秋まで長く花が開花しますが、ひとつひとつの花は一日花です。

チョロギ

  • チョロギは中国原産のシソ科の植物で、塊茎と呼ばれる地下茎が肥大化して養分を蓄えた部分を食する野菜です。身近なところでは、ジャガイモも同じ塊茎を食べる野菜の仲間です。塊茎は、1〜3cmほどで、白くて巻貝のようなユニークな形をしています。初夏には、シソ科特有の薄紫色の小さな花を咲かせます。 野菜としてはとても小さいチョロギですが、植え付けてから収穫するまでの栽培期間は7か月ほどかかるため、他の野菜と比べるとゆっくりと時間をかけて育ちます。 チョロギには数多くの漢字が当てられています。言葉の音から「丁呂木」「丁梠木」、縁起をかついで「長老木」「長老喜」「長老貴」「千代呂木」などの漢字があります。巻貝に似ているほかに、一見すると芋虫にも似ています。中国では「石蚕(いさごむし)」と呼ばれるトビケラの幼虫に似ていることから「草石蚕(くさいさご)」とも呼ばれます。 お正月のおせち料理では、長寿の縁起物として欠かせない存在です。梅酢などで真っ赤に染まった、カリカリとした食感の「チョロギ」を黒豆に添えるのが定番の楽しみ方。 また、茹でたり、炒めたり、天ぷらにして火を通せば、ホクホクとした美味しさを味わうこともできます。

スミレ

  • スミレとは、スミレ科スミレ属の多年草。世界の温帯に400種類が存在していると言われています。そのなかでも56種類が自生する日本はスミレ王国です。 スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国の満州を意味する言葉ですが、日本原産です。日本の風土に馴染んでいるため、非常に育てやすい植物です。 スミレの花は形が特徴的で、後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の由来は、花を横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に似ているからだといわれています。 スミレは、野山や森以外に街中でも見られます。アスファルトの隙間から花を咲かせているのを見かけるほど強健な草花です。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉にいたるという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないといわれています。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境がよければ冬でも、閉鎖花といってつぼみの段階で自家受粉して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。

ナデシコ

  • ナデシコは、世界中に300種は自生しているといわれる耐寒性多年草。可憐な花姿から多くの人に愛され、古くから品種改良が続けられ、カーネーションもナデシコ属の植物です。他にも秋の七草にも数えられるカワラナデシコなど、日本に自生している種類もあります。庭植え以外にも切花としても人気があり、一年を通して流通しています。 現在、園芸品種として流通しているものは、春と秋に咲くタイプや四季咲きタイプがあります。耐寒性は強いですが、夏の暑さは少し苦手なため、真夏は半日陰くらいになる風通しの良い場所で育てましょう。

ワレモコウ

  • ワレモコウは、バラ科ワレモコウ属の多年草。晩夏から秋にかけて日当たりの良い野原や川辺に咲く山野草です。その華奢で風にそよぐ草姿は風情があり、茶花にも使われています。 ワレモコウの花は、茶色に近い赤花が一般的ですが、白や桃花種もあります。草丈は50~160cmほどになり、華奢な茎先を枝分かれさせて複数の花を咲かせます。ワレモコウの花のように見える部分は、花びらの無い1~2cm程度の小さな花穂です。小さなツブツブとしたものが一つ一つの花で、ボールのような花穂を形成しています。葉は楕円形で、ギザギザとしたノコギリの葉のような切れ込みがあり、その形は羽毛のようにも見えます。改良品種には斑入り葉の品種もあります。 サラダバーネットというハーブは、このワレモコウの仲間で、よく見るとワレモコウに良く似た葉をしています。サラダバーネットは日本の多湿に弱く、夏の蒸れで枯れてしまいがちですが、寒冷地や風通しの良い場所で管理することで長く楽しむことが出来ます。
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