朝顔
- 朝顔は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。日本に渡来したばかりの頃は、原種に近い青色の花を咲かせるものでしたが、江戸時代になって観賞用の栽培が盛んになり、青色以外に白、紫、紅色などの花を咲かせるものが作出されました。 花の形は円錐形で、ラッパのように開きます。朝顔は朝に咲くイメージがありますが、実は午前2時頃からほころび始め、午前4時頃までに開き終わると言われています。これは、朝顔のつぼみが日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に折り込まれる様にして閉じていきます。 江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(へんかあさがお)」が誕生しました。他にも、つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花びらで細い筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う様々な変化朝顔が生み出されています。