アスクレピアス
- アスクレピアスは、北アメリカやアフリカを中心に多くの種類が分布するキョウチクトウ科の多年草です。初夏から秋にかけて、茎の頂点に複数の粒々の小さなつぼみをつけ、開くと星形の花が開花します。昆虫が集まってくる性質から蜜源植物として利用されることもあります。 日本で苗として流通しているのはクラサヴィカ種とツベロサ種が多く、両方とも本来は多年草ですが、クラサヴィカ種は耐寒性が弱いため露地での越冬が難しく、一年草として扱われることが多いようです。 花後にできるサヤがはじけると、中から綿毛のような毛がついた種が顔をのぞかせます。この種の形状から「トウワタ」や「ヤナギトウワタ」の和名があります。花をたくさん楽しむためには終わった花は切った方がよいですが、サヤや綿毛つきの種も一見の価値があります。


































