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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

シルバープリペット

  • シルバープリペットは、斑入りの葉が美しい、モクセイ科の常緑から半落葉低木です。一般的に「シルバープリペット」の名前で流通していますが、本来は「シルバープリベット」が正しい発音です。 斑入りの小さな葉と、華奢な枝を放射状に広げる樹形が人気で、庭木や植え込みに多用されています。斑の色は白というよりクリーム色に近く、グリーンの部分も色が淡いので、周囲の景色と馴染みやすい樹木です。春から初夏には白い香りの良い小花を咲かせます。 非常に生育旺盛で生長が早く、放っておくと3mくらいにまで生長します。あまり大きくしたくなければ、適宜剪定をしましょう。花後に剪定をせずに放っておくと結実し、黒く小さな実をブドウのように枝の先にたわわに実らせます。

朝顔

  • 朝顔は、菊や花菖蒲などとともに古くから庶民の間で親しまれ栽培されてきた花です。日本に渡来したばかりの頃は、原種に近い青色の花を咲かせるものでしたが、江戸時代になって観賞用の栽培が盛んになり、青色以外に白、紫、紅色などの花を咲かせるものが作出されました。 花の形は円錐形で、ラッパのように開きます。朝顔は朝に咲くイメージがありますが、実は午前2時頃からほころび始め、午前4時頃までに開き終わると言われています。これは、朝顔のつぼみが日中に太陽の光を浴びて、日没で暗くなってから9時間ほどで開花するという性質によるものです。ほとんどの花は、咲いたその日の昼頃までにはしぼんでしまいます。花がしぼむときは、内側に折り込まれる様にして閉じていきます。 江戸時代の育種により、朝顔の変異体である「変化朝顔(へんかあさがお)」が誕生しました。他にも、つるが伸びない「木立」、細かいひだ状の花びらで細い筒咲の「南天」など、葉や花の形が違う様々な変化朝顔が生み出されています。

ハギ

  • ハギは、マメ科ハギ属の落葉低木。秋の七草にも数えられ、万葉集に最も多く登場するといわれるハギは、日本の秋を代表するような花です。ところが、実は夏から咲き始め、秋が深まるころには花数を減らしているというおもしろい特徴があります。 ハギというのはマメ科ハギ属の総称で、ヤマハギやミヤギノハギ、マルバハギ、ツクシハギ、キハギ、ケハギなど多くの品種があり、日本には約10種が分布しています。 樹高1~2mほどの低木で、ブッシュ(茂み)のようなフォルムを成すこと、葉がクローバーのような3枚葉であることから、「Bush clover(ブッシュクローバー)」という英名があります。早くから花が咲くキハギは6月頃から咲き始め、あとを追うように他の品種も7月頃から咲き始めます。枝の先を枝垂れるように伸ばし、枝いっぱいに小さなマメ科特有の蝶形花をたくさん咲かせます。ハギの花色は主に赤紫、他にピンクや白、黄などもあります。 非常に生育旺盛で、短く切り詰めてもすぐに大きく枝を伸ばします。他のマメ科の植物と同じように根に根粒菌を保持しているので、土壌を肥沃にする特性があります。

トウガラシ

  • トウガラシは、ナス科トウガラシ属の中南米原産の一年草。とても辛く、野菜というよりも主に香辛料として利用されています。 トウガラシの実は、代表的な赤や緑色以外にも黄色や紫の品種もあります。食用以外に、園芸として観賞用トウガラシもあります。 トウガラシの幼苗は、ピーマン、パプリカと葉の形、枝の付き方、花なども見分けがつかないほどよく似ています。濃い緑色の卵形の葉がつき、いくつも枝分かれしたところに、上向きに5cmくらいの赤い実がなります。比較的病害虫にも強く、プランターでも育てることができるので、ベランダや庭で育てやすい野菜の1つです。

ハゲイトウ

  • ハゲイトウは、強烈な彩りの葉を楽しむカラーリーフプランツです。ケイトウと名前はついていますが、ケイトウはケイトウ属、ハゲイトウはヒユ属なので分類的には違う植物です。 他の花が休みがちになる真夏に、インパクトのある葉色が庭や花壇を彩ります。草丈は50cm程度の矮性種から2m近くになる高性種があるので、庭や寄せ植えなど、用途に応じて利用することができます。

ホウセンカ

  • ホウセンカは、アジアの亜熱帯地方に自生する一年草。初夏から秋の花壇によく植えられています。近年、インパチェンス(アフリカホウセンカ)が流通し始めてからは、苗の流通は少なくなりました。高温多湿な日本の気候にも適し、種からでも栽培は簡単で、小学校の教材としても使われています。 矮性から高性種まであり、直立した茎の葉の付け根に一重や八重の花をつけます。園芸品種が多く、花色が豊富で、特に八重咲き品種は人気があります。花後、フットボールのような形の果実ができ、熟すと軽く触れるだけではじけ、四方に種が飛び散ります。

ササユリ

  • ササユリは、本州中部、四国、九州に自生する日本固有種のユリで、葉が笹の葉に似ているのが名前の由来です。6月~7月、白地に淡いピンクを帯びた花が少しうつむきがちに開花し、花には甘い香りがあります。1本の茎に1~5個程度の花がつき、群生する様子は目を見張るものがあります。 ササユリは種子で繁殖し、種が球根となり開花するまでには最低でも6~7年かかると言われています。乱獲や森から木を伐り出すことが少なくなり、ササユリが好む地面の日当たり環境と異なってきたことにより、各地の自生種が減少傾向にあります。自生地の各都道府県では絶滅の危惧のあるレッドデータリストに載っている地域もあり、保護活動も盛んに行われています。

テッポウユリ

  • テッポウユリは、九州南部から沖縄にかけて自生している日本原産の球根植物。テッポウユリの名は、花の形が昔の鉄砲に似ていることにちなみます。初夏に純白でラッパ形の花を横向きに咲かせ、ヤマユリのような濃厚な香りではありませんが、甘く優しい香りがします。凛とした清楚な白い花が咲くと、初夏の庭が爽やかさと華やかな雰囲気に包まれます。 球根のほか、切り花としての流通量も多く、日常使いのほか冠婚葬祭の花材としてもよく利用されています。

マリーゴールド

  • マリーゴールドは、キク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質で、基本的に丈夫で育てやすい植物です。花期は品種にもよりますが、5月~11月頃に独特な香りがする花を咲かせます。花色は、黄、オレンジ、白、赤、複色など様々、花の大きさは、小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど多様です。 大きく分けて、フレンチとアフリカンの系統に分けられ、その他にはメキシカンの系統もあります。ある程度耐寒性のある宿根草タイプのマリーゴールド(レモンマリーゴ-ルド)も存在します。

センニンソウ

  • センニンソウは、日本や中国などに自生する原種のクレマチス(フラミュラ系)でつる性多年草です。種の形が白い髭を生やした仙人を連想させることから名づけられました。 花の開花時期は夏から秋。小輪多花性で、白い小さな花が無数に開花します。生長力が旺盛で壁一面に白い花が無数に開花している様は圧巻です。その特徴からフェンス、アーチ、トレリスなどに這わせるクレマチスとして人気です。花にはほのかな香りもあります。もともと日本で自生している植物なので、丈夫で扱いやすく、とても伸びますが、剪定で自由に仕立てることが可能です。 センニンソウには毒性があり、茎を切った時に切り口からでる白い液体や濡れた花粉を触るとかぶれることがあるので、剪定作業の際は注意しましょう。  

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