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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

そら豆(ソラマメ)

  • そら豆は、10月中旬~下旬にかけて種をまくと、幼い苗の状態で冬越しして、3月~4月頃に同じマメ科のスイートピーに似たとても美しい花を咲かせます。花色は紫と白の複色で、花びらがひらひらして、まるで蝶々が羽を広げているようです。野菜の花は全体的に楚々とした小花が多く、色も黄色や白のイメージが強いですが、そら豆の花は野菜の花の中ではとても華やかで、畑に咲いていると目を引きます。 そら豆は花後に緑色のさやをつけ、そのさやは空に向かって上に伸びます。空を向いた豆の姿から、そら豆という名が付きました。また、さやが蚕の繭に似ていることから蚕豆とも呼ばれています。そら豆は5月~6月頃に収穫します。収穫時期が近づいて実がふっくら育ってくると、さやが重くなって下向きに垂れてきます。

プチヴェール

  • プチヴェールは、1990年に静岡県磐田市で誕生した芽キャベツとケールを交配させて作られた日本生まれの新しい野菜です。結球しない芽キャベツのようで、葉の形がフリルになった特徴のある姿をしています。 プチヴェールは、本葉からわき芽まで食べることができ、半年という長期間収穫できます。青汁に用いられるケールと芽キャベツを掛け合わせているため、その栄養価はとても高く、しかもケールの苦みはかなり抑えられており、茹でて食べると甘くておいしい、これから注目の野菜です。 適切な時期に植え付け、秋のうちに株を大きく育てることができると、本葉の横幅が1m近くなることもあります。   株の大きさによって収穫できるわき芽の数に違いがでるため、植え付け時期はとても大切です。   わき芽の色は、気温によって違いがあります。気温が低い冬の間は色が濃くなったり、赤みが強くなります。

プスキニア

  • プスキニアは、早春に可愛らしい小さな花を咲かせる球根植物です。いくつかの種類がありますが、日本では、プスキニア・スキロイデスの変種の「プスキニア・リバノチカ」という名で球根や芽出し球根が流通しています。 プスキニアの花色は、白や白い花弁に淡いブルーの筋が入るタイプがあり、色合いは個体差があります。一輪に10個ほどの花がつき、花は下から上へと咲き進みます。シラーを小型にしたような雰囲気で、白い花弁にブルーの筋が入る見た目からストライプド・シラーの別名があります。 草丈10~15cmほどで、庭や花壇への植え付けの他、寄せ植えなどに利用されています。派手さはありませんが、小さくて可愛らしい花は春を知らせてくれる存在になります。性質は丈夫で、環境に合えば植えっぱなしにでき、こぼれ種で増えることもあります。

シジミバナ

  • シジミバナは、4月~5月に白い八重咲きの小さな可愛らしい花を枝一面に咲かせるバラ科の落葉低木です。シジミバナの名前の由来は、八重咲きの花が貝のシジミ(蜆)の中身に似ていることから名づけられました。また、花の中心がくぼんでいることから靨花(エクボバナ)の別名もあります。丈夫で管理が楽な低木のため、植物園をはじめ、公園や緑地などにも植栽されています。 シジミバナは、株元からたくさんの枝を出して株立ち状に生長します。それぞれの枝は上向きに伸びた後、枝垂れてアーチ状になり、遠目から見るとユキヤナギの樹形に似ています。両者の違いは、ユキヤナギの花は一重、シジミバナは八重なので、花で見分けることができます。また、開花期は、ユキヤナギの方がシジミバナより早く開花します。

シデコブシ(ヒメコブシ)

  • シデコブシは、岐阜、愛知、三重のごく限られた低地や低湿地に自生する日本の固有種の植物です。現在は開発などで数が減少し、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で準絶滅危惧(NT)に指定されています。 園芸種も数多くあり、シデコブシの名の他、ヒメコブシという名で流通しています。コブシより樹高が小ぶりなので、庭園や公園樹の他、個人宅の庭木としてよく利用されています。 シデコブシ(ヒメコブシ)は、モクレン類の中では開花が早く、3月~4月に白やピンクの美しい花が開花し、花にはほのかな香りがあります。コブシの花弁数は6枚であるのに対して、シデコブシ(ヒメコブシ)は花弁の枚数が多く、園芸種は八重咲き種もあります。切り花としても親しまれ、つぼみや花つきの枝ものが冬に流通しています。

シレネ・ピンクパンサー

  • シレネ・ピンクパンサーは春から初夏までピンクの花を咲かせる一年草。横に広がるように生長し、たくさんの花を咲かせるので、花壇や寄せ植えなど利用用途が広い草花です。這うように生長するので短期間のグランドカバーにもなります。 発色の良いピンクやマットピンクなどの色幅があります。その他、ホワイトパンサーとして白い花もあります。 原産地では多年草ですが暑さには弱いため、日本では夏前までの一年草として扱われます。環境を気に入るとこぼれ種で増えることもあります。繁殖力旺盛で、ときにはコンクリートの割れ目から開花することもあります。

シレネ・ホワイトパンサー

  • シレネ・ホワイトパンサーは春から初夏まで白い花を咲かせる一年草。横に広がるように生長し、たくさんの花を咲かせるので、花壇や寄せ植えなど利用用途が広い草花です。這うように生長するので短期間のグランドカバーにもなります。 白い花色は純白ではなく、ほんの少しピンクの色みが感じられる色をしています。白の他、ピンクパンサーという名の発色の良いピンクやマットピンクの品種もあります。 原産地では多年草ですが、暑さには弱いため日本では夏前までの一年草として扱われます。環境を気に入るとこぼれ種で増えることもあります。繁殖力旺盛で、ときにはコンクリートの割れ目から開花することもあります。

ミツバツツジ

  • ミツバツツジは、関東から中部地方の山野に自生する落葉低木。枝先に3枚の葉が輪生するのが名前の由来です。ツツジの中では開花期が早く、4月~5月にかけて葉が出るよりも先に美しい薄紫色の花が開花し、宙に花が浮かんでいるような幻想的な景色を楽しめます。自然樹形が美しく、洋風、和風の庭どちらにもマッチします。 ミツバツツジは落葉性のツツジのため、秋の紅葉も見ごたえがあります。基本種の花の色は薄紫色ですが、色は個体差があります。白や赤、絞りなどの品種も流通しています。

リンゴ(林檎)

  • リンゴ(林檎)は、ヨーロッパ東南部からアジア西部原産の落葉果樹。春の終わりに白い花を咲かせ、8月~11月に収穫期を迎えます。 人類が一番初めに食べた果物と言われるほど古くから栽培され、起源は約8000年前だと言われています。日本で栽培されるようになったのは明治初期です。現在、日本で栽培されているリンゴ(林檎)の品種は100種類前後と言われていますが、世界的には数千から1万種ほどにもなるそうです。生育適温が18~20℃前後と寒冷な気候を好む果樹であるため、日本での産地は青森県、長野県、岩手県などが主流となっています。日本で栽培されているリンゴ(林檎)の約半分は「ふじ」。その他には「つがる」「王林」「ジョナゴールド」などが多くあります。 リンゴ(林檎)は食物繊維やビタミンC、ミネラル、カリウムを多く含み、整腸作用や血糖値の正常化、血圧低下、炎症作用などがあるとされています。「1日1個のリンゴで医者いらず」という西洋のことわざがあるほど、古来から栄養価の高い果物として親しまれてきました。 名前の由来には諸説ありますが、平安時代に「利宇古宇(りうこう、りうごう)」と呼ばれていたものが変わっていったと言われています。

トキワマンサク(ベニバナトキワマンサク)

  • トキワマンサクはマンサク科の常緑樹。4月~5月にピンクや白の花が一斉に開花し、遠くから見ると木全体が花に覆われているように見えるほど華やかです。 病害虫に強く丈夫なトキワマンサクは、和風、洋風どちらの雰囲気にも合い、街路樹や公園樹、マンションなどのエントランスの植栽としてよく利用されています。芽吹き力が強く刈り込みに耐えるため、生け垣として使うこともできます。 糸状の細い花びらの集合体が花となっている一風変わった見た目をしています。濃いピンクの花を咲かせるベニバナトキワマンサクは、トキワマンサクの変種です。色は、白、ピンク、紅、絞りなどがあり、這性、しだれ樹形、二季咲きなど、様々な咲き方の品種が流通しています。
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