ディッキア
- ※この図鑑はディッキア属に関するものです。各品種につきましてはそちらをご覧ください。 ディッキアは南米に自生しているグラウンドブロメリア(岩や土に生えているブロメリアのこと)で、多肉質な葉と葉の縁に生えているノギが特徴です。 暑さ寒さ乾燥に強く、非常に育てやすい植物です。 同じブロメリア科であるティランジアの趣味家だけでなく、多肉植物の趣味家にもディッキアを収集、育種している方がいます。 有名な育種家にビル・ベイカー氏、ブライアン・チャン氏などがいます。 ディッキアは交配種が豊富で、両育種家が交配して誕生させた株はクオリティが高く、人気が高いです。 葉色も純白なトリコームに覆われたものや緑葉のもの、深い赤色をしたものなど様々です。 自生地としては中南米となっていますが、特に有名なのがブラジルで、多くのディッキアがブラジルで発見されています。 環境としては岩場の乾燥したところから、川岸など様々です。 乾燥に強いため水やりをあまりしなくても問題なく育ちますが、実は水好きのため小さいうちは水はけの良い用土に植え込み、水やりの回数を増やすと発根しやすくなります。