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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

シャリンバイ

  • シャリンバイは、光沢のある葉が特徴のバラ科の常緑低木です。初夏に咲く花にはほのかな香りがあり、秋から冬に黒い果実が実ります。車輪梅という名は、花が梅に似ているのと葉が枝先に車輪状につくことが由来とされています。葉の形が丸いマルバシャリンバイや細い葉のホソバシャリンバイなど、いくつかの品種があります。 丈夫な性質で刈り込みにも耐えるので、庭木のほか生垣としても利用されています。また、潮風にも耐える性質なので海岸に自生しているほか、排気ガスにも負けないため、交通量の多い街路樹や高速道路の中央分離帯などの植栽にも使われています。

春蘭(シュンラン)

  • 春蘭(シュンラン)は、日本に古くから自生する野生のランで、シンビジウムの仲間です。江戸時代から古典園芸植物のひとつとして育種、栽培され、園芸種も豊富にあります。足元に光が差し込む明るめの雑木林に自生していますが、近年、数が減少しています。 春蘭という名前にもあるように、開花は3月~4月の春です。地下にはいくつかのバルブが連なり、そこから細長い葉が出て、1本の茎に1つの花が開花します。(まれに複数の花が咲くこともあります)

ヤマボウシ

  • ヤマボウシは、6月~7月に白い花を咲かせる落葉高木。初夏の白い花、美しい若葉や青葉、赤い実、紅葉と四季折々の表情を楽しめる樹木です。本州から九州の山地に自生し、樹高は5~15mほどになります。白い花のように見える部分は総苞 (そうほう)と呼ばれる部分で、ハナミズキ同様、葉が変化したものです。 葉はだ円形で、やや波うっています。基本種は落葉樹ですが、常緑性の常緑ヤマボウシもあります。大きく広げた枝の先に一面に咲く花は、美しく見ごたえがあります。夏は青々とした葉が日陰を作り、常緑種を選べば、お庭の目隠しの役割も果たしてくれます。 自然樹形が美しく手間がかからないヤマボウシは、シンボルツリー、庭木、公園樹、街路樹など様々な用途で利用されています。

カラタネオガタマ

  • カラタネオガタマは、中国原産の常緑小高木です。初夏に開花する直径3㎝程度の花は、バナナのような香りがすることから、英名ではバナナブッシュあるいはバナナツリーと呼ばれます。実際にはバナナよりももっと爽やかで甘い香りです。花は小輪であまり目立ちませんが、その香りで開花に気づくほど、開花中は爽やかな香りが周囲に漂います。同じモクレン科でオガタマノキという樹木がありますが、こちらはそれほど香りは強くありません。 枝葉が密に茂り、自然に樹形が整います。花は若いうちから多くつき、管理もしやすいため、庭木、シンボルツリー、生垣、公園樹、街路樹など、様々な用途に使われます。

アグロステンマ

  • アグロステンマは、ヨーロッパや西アジア原産のナデシコ科の一年草。ヨーロッパでは麦畑の脇に咲くワイルドフラワー的存在です。 日本では4月~6月が開花時期です。春が近づくと株から花茎を立ち上げて、頂点に花が開花し、地植えにすると70~100cmほどになります。茎は繊細で弱そうに見えますが、性質は丈夫で育てやすい花です。草花の中では花が大きめで、群生させると見栄えがするため、花畑などでもよく見かけます。単植でも見栄えがしますが、同じ季節に開花するヤグルマギク、シャーレーポピーなどの草花と混色しても素敵です。市販のワイルドフラワーミックスの種にも使われています。

アザレア

  • アザレアは、19世紀に台湾などのツツジがベルギーなどのヨーロッパに伝わり、室内観賞用の鉢物として品種改良され、その後日本に輸入されてきたものです。そのため、ツツジやサツキに似た花姿をしていて同じ頃に開花します。花は豪華で大輪八重咲きや一重咲きがあり、花の色も白、赤、ピンク、紫、オレンジや複色など豊富にそろっています。 耐寒性のあるツツジやサツキと異なりやや寒さに弱いので、霜に当たらないように寒さ対策が必要な植物ですが、夏の暑さには強い性質があります。

カマシア(カマッシア)

  • カマシアは北アメリカ原産の球根植物です。秋に球根を植え付けると、春から初夏に6枚の花弁の星型の花が開花します。丈夫で育てやすく数年間は植えっぱなしにでき、日向から半日陰程度までで栽培可能です。 春になると花茎を長く立ち上げ、1本の花茎に30~50程度の花をつけ、下から順に咲き進みます。花色は青、紫、白などがあります。 派手さはありませんが清楚な花は、周囲を引き立ててくれる存在になります。庭や花壇に「まとめて植える」「点在させる」……など、植え付け方の違いでも雰囲気が変わります。いくつか品種があり、それぞれ草丈が違い、矮性種もあります。品種に応じた場所に植え付けるとよいでしょう。

ハナイカダ(花筏)

  • ハナイカダ(花筏)は、日本全国の山地に自生する雌雄異株の落葉低木で、若葉は山菜としても利用されています。 雄花   雌花 ハナイカダ(花筏)の大きな特徴といえば、花の咲く位置です。初夏に葉の中央に花が咲き、雄株と雌株では花数に違いがあります。雄株は花が3~5個、雌花は花が1個(まれに2~3個)開花します。雌株は、花後に最初は青っぽく、次第にツヤのある黒い実が結実します。ただし、実を楽しむには近くに雄株を植え付ける必要があります。

ベニバナトチノキ

  • ベニバナトチノキは、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)と北アメリカ原産のアカバナアメリカトチノキの交雑によって作出された園芸品種です。 4月後半から5月にかけて、華やかな色の円錐花序の花が開花します。高さが10m以上になる高木にたくさんの花が開花するため、開花時はひときわ華やかな雰囲気です。比較的若いうちから花をつけるため、街路樹や公園樹として植栽されています。いくつか種類があり、赤みが強いものや濃いピンク系で花喉の部分が黄色の品種などがあります。街路樹として植栽されているのは、赤みが強く花つきの良いブリオッティという品種が多いようです。 5~7つに裂けた掌状の大きな葉も美しく、開花中の花と若葉の色合いや趣は見ごたえがあります。秋には黄葉した後、落葉します。

タイツリソウ(ケマンソウ)

  • タイツリソウ(ケマンソウ)は、春にユニークな形の花を咲かせるケシ科の耐寒性多年草。草丈は40~60cmほどで、枝垂れた茎にハートの形をした花を連ねて咲かせます。その花姿は、釣りざおに多数の鯛がぶら下がっているように見えることから鯛釣り草(タイツリソウ)という名が付きました。花色はピンクや白があります。 別名でケマンソウと呼ばれるようになったのは、仏堂の装飾具として使われる「華鬘(けまん)」が語源となっています。華鬘とは華やかな草花で作った髪飾りのことで、仏像の前に吊り下げて顔を隠すように使われます。華鬘がこの花の形に似ているため、ケマンソウ(華鬘草)という名が付いたと言われています。 タイツリソウ(ケマンソウ)は、森林などの湿った場所に自生している植物なので、直射日光や西日が当たらず、木漏れ日が差すくらいの明るい日陰や半日陰のような場所を好みます。茎葉が柔らかく全体的に華奢でしっとりした植物です。葉がボタンの葉の形に似ていることから、フジボタンやケマンボタンなどと呼ばれることもあります。寒くなると休眠して地上部が枯れますが、水が切れなければ根が生きているので春にまた芽吹きます。 タイツリソウ(ケマンソウ)は、全草に毒性があるので、誤って食べないように注意が必要です。

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