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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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チェリーセージ

  • チェリーセージは、初夏から晩秋までの長い期間開花するシソ科の多年草です。葉や花にフルーティーな甘い香りがするのが名前の由来です。丈夫で暑さに強く、環境に合えば植えっぱなしで毎年開花するため、夏から秋の庭の彩として取り入れる方も多い花です。 チェリーセージという名は、サルビア・ミクロフィラとサルビア・グレッギー、およびミクロフィラとグレッギーの交雑種のサルビア・ヤメンシスなどの総称です。 セージ類はブルー・紫系の花が多いですが、チェリーセージは花色が豊富なのが特徴のひとつです。毎年新品種が作り出され、最近は斑入り品種もあります。どの品種も丈夫で花期が長いことに変わりはありませんが、草丈や耐寒性は品種によって違いがあります。

ローズリーフセージ

  • ローズリーフセージはシソ科の半耐寒性宿根草で、学名のサルビア・インボルクラータという名で流通していることもあります。 サルビア類の中では大型の木立性で、地植えで放任すると2m近くまで生長し、株元は木質化します。春に植え付けると、初年度からたくさんの花を楽しむことができ、夏から秋にかけて発色の良いピンクの花が多数開花します。 ローズリーフセージの花の咲き方は独特です。丸く膨らんでいるつぼみのような状態は包で、包を落としながらサルビアらしい筒状花が下から上に向かって咲き進み、先端にある苞は咲き進んでも球状を保ちます。 サルビア類の中では耐寒性が弱いタイプです。寒冷地では戸外では一年草扱いされることもありますが、-5℃程度の場所なら落葉~半落葉で越冬し、株は年々大きくなり、花つきも見事になります。とても大きくなるため、開花前までに剪定をして株の姿を整えておくと美しい姿を保つことができます。

ジャーマンカモミール

  • ジャーマンカモミールは、地中海沿岸原産のキク科の一年草で、ヨーロッパでは昔から民間薬として使われてきたハーブのひとつです。カモミールとしていくつかの種類がありますが、ハーブティーとして使われるのはジャーマンカモミールが一般的です。 春から初夏にかけて白い小花を咲かせ、地植えにするとこぼれ種で増えていくほど性質は丈夫です。香りは青りんごに例えられることもあるように、爽やかさと甘さの感じられる香りで、古くからお茶やアロマテラピー、薬用などに使われてきました。香りがするのは花で、葉は香りがしません。  

ディスカラーセージ(サルビア・ディスカラー)

  • ディスカラーセージは、ペルー原産の半耐寒性多年草で、観賞用のセージです。夏から秋にかけて、セージ類の中では珍しい黒い花が長期間開花します。黒い花のほかガクや葉の色も魅力的で、葉の表と裏の色が違います。葉の表は淡いシルバーグリーン、葉の裏と茎は白っぽい色をしています。花と葉や茎色あいがモノトーンでシックでおしゃれな雰囲気があります。花壇や寄せ植えに効果的に使うと面白い素材です。 ペルー原産のため、セージ類の中では耐寒性は弱い部類に入ります。花がつく付近の若い茎は緑色で、粘着質がありべたべたする性質で、時には虫がつくことがあります。生長して茎が白っぽくなると粘着質はなくなります。 学名のSalvia discolorをカタカナ表記にする過程で、「ディスコロール」や「ディスカラー」などと表示され、流通も統一されていないのが実情ですが同じ花です。

アフリカンマリーゴールド

  • アフリカンマリーゴールドは、キク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質の、基本的に丈夫で育てやすい植物です。5月~11月頃、独特な香りがする花を咲かせます。花色は黄、オレンジ、白などで、丸いボールの形に咲く大輪のものが多いです。 そもそもマリーゴールドは、大きく分けてフレンチとアフリカンの系統に分けられます。その他には、メキシカンの系統もあります。マリーゴールドは暑さに強い植物ですが、特にアフリカンの系統は猛暑にも強いと言われています。

オレンジバーム

  • オレンジバームは、レモンバームからの選抜種で、全草にオレンジの香りがするハーブです。レモンバーム同様、生育旺盛で一株で大きな株になり、たくさんの葉を収穫できます。 葉は、ハーブティーやハーブウォータ、料理や飲み物、調味料の香りづけに利用されます。葉を利用するハーブの中には乾燥保存がきくものもありますが、レモンバームやオレンジバームは乾燥させると香りが飛んでしまうため、フレッシュハーブとして利用するのが一般的です。

アキチョウジ

  • アキチョウジは、日本の長野県より西、四国、九州の山林などに自生する多年草です。8月~10月にかけて無数の可憐な筒状の花を咲かせます。アキチョウジの名は、スパイスのクローブ(丁子、丁字)の形に似ている花が秋に咲くことに由来します。見た目が似ていて、関東から中部地方の太平洋側の山林などに自生する多年草、セキヤノアキチョウジもあります。 適した環境に植え付ければ、栽培は簡単で丈夫な植物です。花は茶花として利用されることもありますが、花茎が絡まりやすいことから切り花としての流通は少なめです。

白花マンサク(フォサギラ・マヨール)

  • 白花マンサク(フォサギラ・マヨール)は、マンサク科の落葉低木です。名前にマンサクとつきますが、属はマンサク属ではなくシロバナマンサク属になります。 春に葉が出る前にブラシのような白い花を枝一面に咲かせます。自然に株立ちの樹形になるため、ナチュラルな雰囲気の庭におすすめの庭木です。春の白い花、初夏から夏の青葉、秋の紅葉~落葉と四季折々の表情も楽しめます。丈もさほど大きくならないため、鉢植えでも栽培可能です。

キンセンカ(カレンデュラ)

  • キンセンカは、学名のカレンジュラとも呼ばれるキク科の一年草。黄色やオレンジ色の光沢のある花は、太陽に反応して開花する性質があります。 丈夫で育てやすく、冬から春の花壇や寄せ植えに使われます。最近は冬のうちから花苗が出回るため、冬から春まで長く楽しめる花となっていますが、たくさんの花が楽しめるのは春になってからです。 年々種類が豊富になり、オレンジ黄色系のほか、シックな色あいなど色幅が豊富です。また、一重咲きのほか八重咲き種も流通しています。 草丈も50cm以上になるものもあれば矮性種もあり、花壇、鉢植え、寄せ植えなどさまざまな用途に利用でき、切り花の流通も盛んです。

レモンマリーゴールド

  • 一般的なマリーゴールドが一年草であるのに対して、レモンマリーゴールドは宿根草のタイプのマリーゴールドです。細かく繊細な葉からレモンに似た爽やかな香りがするため、葉をハーブティーにしたり、エディブルフラワー(食用花)として利用されます。 根から分泌される液は、ネマトーダ(線虫)やナメクジを寄せ付けない効果があるため、庭や花壇、畑の防虫素材として植えるのもよいでしょう。 一般的なマリーゴールドが初夏から晩秋までが開花時期であるのに対して、レモンマリーゴールドの開花が始まるのは9月頃からです。晩秋近くになると小さな黄色い花が株一面を覆うようにたくさん開花し、花は切り花としても利用できます。丈夫で植えっぱなしにできる宿根草で、庭や花壇の花が少なくなり寂しくなってきた頃に開花の最長期を迎え、秋の庭を華やかにしてくれます。 苗で流通している時は20~30cm前後の草丈ですが、地植えにすると150cm前後に生長します。初夏と秋に摘心をして仕立てるか、そのまま伸ばすかによって株の姿にかなり違いが出ます。低めに仕立て通路沿いに植えると、身体に少し触れるだけでレモンの爽やかな香りが漂います。

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