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グラプトペタルムとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
グラプトペタルム
学名

Graptopetalum

科名
ベンケイソウ
属名
グラプトペタルム
原産地
アメリカ、メキシコ

グラプトペタルムの特徴

グラプトペタルムはロゼット状に葉が重なり、上に伸びて生長する品種がほとんどです。初心者向けの品種も多く、寄せ植えなどに多く使われます。地植えにしても丈夫に育つ「朧月」やブロンズ色がきれいな「ブロンズ姫」、白っぽい葉が美しい「秋麗」、ピンクに紅葉する「パルヴォリバー」など種類も豊富にあります。

また増やすのも容易な品種も多く、葉挿しをするとたくさん増やすことが可能です。

グラプトペタルムの詳細情報

園芸分類 多肉植物、グラプトペタルム
草丈・樹高 5~15cm
耐寒性 やや強い
耐暑性 強い
花色 黄色
開花時期 3月~8月

グラプトペタルムの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりと風通しの良いところを好みます。真夏の強い光で葉が変色するときがありますので、できれば半日陰に移しましょう。
冬は霜に注意。

温度

0度~25度

用土

多肉植物の土、観葉植物の土、さらさらとしていて排水性の良い土をおススメします。 水やりの頻度を変えれば培養土でも構いません。

グラプトペタルムの育て方のポイント

水やり

土が乾いたらたっぷりと与え、常に湿った状態にしないようにします。目安は週に1回か2週間に1度。地植えにされる場合は特に気にしなくても大丈夫です。
梅雨~夏・冬は水やりの回数を減らしましょう。半月に1度、水の量は土の表面が湿る程度で、3日以上土が濡れている状態にならないようにします。 冬は、暖かい日の昼間に与えてください。

肥料

春と秋に緩効性の置くタイプの肥料または薄めた液体肥料を与えます。

病害虫

ワタ虫、カイガラムシがつくことがあります。すぐに広がってしまい葉の形が悪くなったりしますので、見つけ次第駆除します。

グラプトペタルムの詳しい育て方

選び方

株がしっかりしたもの、下までちゃんと葉っぱがついてるもの、ヒョロヒョロと伸びておらず葉と葉の間が詰まっているものを選びましょう。

植え付け

春か秋が適期です。

剪定・切り戻し

そのまま放っておくと上に伸びていってしまいますが、あえて盆栽のように伸ばす方もいます。小さい状態にしておくにはカットが必要になります。切ったところから再び分枝して芽が出てきます。

植え替え・鉢替え

春か秋が適期です。根がパンパンに張っていたら、一回り大きな鉢に植え替えるか、少し根を整理してから元の鉢に植え替えましょう。たくさん根が張って入れば、3分の1くらい切り落としましょう。

春から夏に黄色やオレンジ色の花を次々咲かせます。

夏越し

なるべく風通し良くしましょう。真夏は半日陰で管理すると葉焼けを防ぐことができます。水やりは控えめにしましょう。

冬越し

霜に当てなければ寒さに耐えることができます。お水も控えめにすることで、紅葉する品種はより鮮やかな色になります。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

株分け、挿し芽、葉挿しができます。
適期は春か秋で、特に秋に行うとスムーズに生育します。

【挿し芽】
挿ししろを3センチくらい残し、切り口を乾かしたら乾いた土に挿していきます。水やりは1週間後に。

【葉挿し】
挿し芽を作る際や、うっかり取れてしまった葉っぱから容易に増やすことができます。
乾いた土に葉先をほんの少し挿し、半日陰の風通しの良い場所で芽が出るまで管理をします。お水は1週間に1度与えます。芽が5㎜ほどの大きさになったら日向に移します。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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