ヒメモンステラの剪定などの育て方と増やし方(挿し木、茎伏せ)

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ヒメモンステラの管理方法

ここではヒメモンステラの管理方法をご紹介します!

目次

日光

【屋外】

春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうので、30%~50%の遮光をしてください。 遮光するときに遮光ネットや寒冷紗を使用すると簡単に遮光することができます。遮光ネットと寒冷紗はホームセンターや園芸店だけでなく、100均でも購入することが出来ます。 

【屋内】 

耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。しかし、日光が当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てて下さい。

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置き場所

高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。

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水やりの仕方

土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。気温が低くなってくると生長がストップするので、水やりを2週間に1度にしてください。古い葉が枯れても、暖かくなって動き始めれば新葉を展開するので大丈夫です。

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肥料のやり方

肥料はなくても育ちますが、施肥をした方が生長がはやいです。2000~3000倍に希釈した液体肥料を10日に1回のペースで与えるか、緩効性の置き肥を与えてください。

【施肥するときの注意点】

適切な希釈倍率を守らないと肥料焼けをしてしまうので、しっかりと濃度測定を行ってください!

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病害虫の種類と対策

ヒメモンステラが被害に遭いやすい害虫の種類と対策方法をご紹介します。ハダニ、アブラムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ダンゴムシについてはLOVEGREEN内で対策方法が詳しく書かれているので、そちらを参考にしてみてください。

ハダニ

黄緑や赤い体色をした0.5mmほどの小さな害虫です。葉の裏側に潜み吸汁します。ハダニに吸汁された箇所は白い斑点状になるのですぐ分かります。そのまま放置しておくと最悪の場合枯れてしまいます。

アブラムシ

アブラムシは2~4mmほどの小さな害虫です。幼虫、成虫ともに葉や蕾を吸汁します。群生していることが多く、早めに対処しないと手遅れになる場合があります。アブラムシはスス病などのウイルス病の媒介者で、吸汁されてしまうとそこからウイルスがヒメモンステラの中に侵入し、病気を発症させます。また、発症しなくても吸汁されたことで体力がなくなり、そのまま枯れてしまう場合があります。

カイガラムシ

3mmほどの小さな虫で、白い綿毛のようなものを背負っています。吸汁して生長していくと、身体からワックスなどを分泌し、身体を守ろうとします。カイガラムシに吸汁されると株が弱ってしまい、そのまま枯れてしまうことがあります。

ナメクジ

葉や花芽など、食べれる場所ならどこでも食害する性質の悪い害虫です。外に出していると寄ってくる場合があるので、注意してください。大食漢でもあるので、梅雨時などナメクジが発生しやすい時期は夜に見回りをしてください。少し食害された程度なら生長に問題はありませんが、葉の大半を食害されたり、生長点を食害されると枯れてしまう可能性があります。

ダンゴムシ

柔らかい花芽や新葉、発芽したての株を食害します。ナメクジより食害される可能性は低いですが、外で管理しており地面の近くにモンステラを置いている場合は注意が必要です。

【バッタ】

イナゴなどのバッタは葉の硬さに関係なく食害します。また、食害する量も多いので気付かないでいると手遅れになっていることがあります。割り箸などで見つけ次第捕殺してください。防虫ネットも有効です。

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夏越しと冬越し

【夏越し】

屋外で、気温が40℃以上になった場合は日陰に移動してください。30~50%程度の遮光をすると葉焼けを防止することが出来ます。水やりは土の表面が乾いたら夕方~夜にたっぷり与えてください。午前中に行うと暑くなり煮えてしまいます。 活力剤を1000倍に希釈して水やりの2~3回に一度のペースで行うと夏バテを防止できます。

【冬越し】

気温が低くなったら生長が止まるので、水やりを2週間に1度に減らします。霜に当たると枯れてきてしまうので、切らないように室内に入れるか、温室内でファンヒーターなどを使って保温してください。ファンヒーターなど暖房器具を使う場合は火事に注意してください。

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ヒメモンステラの種類

ヒメモンステラ

ヒメモンステラはいくつかの小型モンステラの流通名です。そのため特定の品種があるわけではなく、同じヒメモンステラでも葉の切り込みが違ったり、生長の仕方が違ったりします。どのヒメモンステラにも言える事として、一般的なモンステラと比べるとかなり小型という部分があります。小さくてもしっかりと葉に切れ込みが入るため、ちょっとしたグリーンにおすすめです。

 

以上がヒメモンステラの管理方法と増やし方になります!

茎挿しも挿し木の一種ですのでぜひ挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

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