黄色い花が咲く雑草と野草|春夏秋冬に分けて名前と特徴を紹介
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黄色い花が咲く雑草と野草を、春夏秋冬に分けて、画像付きで名前と特徴を紹介します。身近な場所で見かける黄色い花の名前がわかるかもしれません。
目次
春に黄色い花が咲く雑草と野草
キンラン

- 花期:4月~5月
キンランは、山野に自生するラン科の多年草。明るく鮮やかな黄色の花を咲かせるので金蘭というのが名前の由来です。白い花を咲かせるギンランもあります。
キンランは、土の中の共生菌や諸条件が揃わないと生育できないため栽培は難しい花で、絶滅危惧種に指定されています。掘り上げて持ち帰ったりしないよう、眺めて楽しむようにしましょう。
コメツブツメクサ

- 花期:5月〜7月
コメツブツメクサは、マメ科シャジクソウ属の越年草。直径5~7mm程度の小さなボールのような黄色い花を咲かせます。名前の由来は、花がコメツブのように小さく、シロツメクサの仲間であることによります。
コメツブウマゴヤシ

- 花期:5月〜7月
コメツブウマゴヤシは、コメツブツメクサによく似た花を咲かせるマメ科ウマゴヤシ属の越年草。花の大きさが3〜4mm程度と少し小さいのが特徴です。
よく似た花であるコメツブツメクサは、花後に花びらが枯れて茎に残り、その中に実ができます。コメツブウマゴヤシは、花後に花びらが落ちて実ができる点で見分けます。
カタバミ

- 花期:4月~10月
カタバミは、道端やアスファルトの裂け目、空き地など、身近な場所で見かけることの多いカタバミ科カタバミ属の多年草。黄色以外にピンクや白などの花色があります。花の後にできるオクラのようなフォルムの小さな実は、熟すと弾けて種が飛び散るのが特徴です。繁殖力が強いことから敬遠されがちですが、子孫繁栄の縁起物として家紋に使用されたりもしてきました。
タンポポ

- 花期:3月~5月
タンポポは、春の訪れを知らせてくれるような黄色の花がかわいらしいキク科タンポポ属の多年草。野原や空き地、河原、公園、道端など、身近な場所で見かけます。花の後にできる綿毛が風に乗って飛んでいく様子もかわいらしく、たくさんの人から愛されています。
トゲミノキツネノボタン

- 花期:4月~6月
トゲミノキツネノボタンは、キンポウゲ科キンポウゲ属の一年草。名前の由来は、花の後にできる実にトゲがあること、葉がボタンに似ていることによります。花の大きさは1~1.5cm程度と小さく、花びらは5枚。池の近くや花壇脇など、少し湿り気のある場所で自生しています。
菜の花

- 花期:2月~4月
菜の花は、特定の植物名ではなく、セイヨウカラシナなどアブラナ科の黄色い花の総称。野菜として流通している品種もあれば、野草として繁茂している品種もあります。
ノゲシ

- 花期:4~10月
ノゲシは、タンポポに似た黄色い花を咲かせるキク科の一年草。タンポポとの違いは、草丈50cm以上になる点、ひとつの茎に複数の花を咲かせる点です。タンポポは一茎一花なので、見た目で見分けられます。タンポポと同じように綿毛で種子を遠くまで飛ばすため、空き地や駐車場、道路脇など「こんなところにも?」と驚くような場所に自生しています。
ハハコグサ

- 花期:3月~6月
ハハコグサは、小さな黄色い粒のような花が集まって咲くハハコグサ属の一年草。春の七草の「ごぎょう」とは、ハハコグサのことです。全草に細かい毛があり、シルバーグリーンに見える点や、小さなフェルト玉のような花がかわいらしく、見ていて飽きることがありません。
ヘビイチゴ

- 花期:4月~6月
ヘビイチゴは、黄色い花を咲かせるバラ科キジムシロ属の多年草。ワイルドストロベリーやオランダイチゴに似た3枚の小葉がかわいらしく、印象的です。花の後にできる赤い実は、人間が食べてもおいしくないので、通常は食用にしません。湿り気のある明るい日陰を好んで自生していて、野原や空き地など、身近な場所で見かけます。
ヤブヘビイチゴ

- 花期:4月~6月
ヤブヘビイチゴは、バラ科キジムシロ属の多年草。花や実、葉の様子などヘビイチゴによく似ていますが、ヤブヘビイチゴのほうが全体的に大きいので比べれば見分けられます。ヘビイチゴと同じような場所で見かけます。
リュウキンカ

- 花期:5月~7月
リュウキンカは、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草で、森林の池や川の近くで見かける花です。大きな葉と明るい黄色の花が印象的で、薄暗い森の中で出会うとまぶしく感じるほどです。
キジムシロ

- 花期:4月~5月
キジムシロは、バラ科キジムシロ属の多年草。園芸品種のポテンティラの仲間で、日本に自生している花です。名前の由来は、草姿を雉がムシロで休んでいる様子に例えたことによります。葉をほふくさせるように広げ、春に花茎を立ち上げて、ヘビイチゴに似た黄色い花を咲かせます。山林の開けた場所などで見かけます。
ミツバツチグリ

- 花期:3月~5月
ミツバツチグリは、バラ科キジムシロ属の多年草。名前の由来は、葉が3枚小葉であることと、ツチグリという植物に似ていることによります。キジムシロと似た花を咲かせますが、葉がイチゴのような3枚小葉であることと茎がほふくしないところが違います。落葉樹の足元のような明るい日陰や、開けた場所で見かけます。
ミヤコグサ

- 花期:4月~7月
ミヤコグサは、晩春から初夏にかけて咲くマメ科ミヤコグサ属の多年草。花は直径1~2cm、茎は直立せず、地面を這うように横に広がります。海岸近くの開けた草地を好んで自生するので、海の近くで黄色のカーペットが広がったようなかわいらしい光景を見ることができます。
夏に黄色い花が咲く雑草と野草
ヒオウギ

- 花期:7月~8月
ヒオウギは、夏の暑い盛りに花を咲かせるアヤメ科アヤメ属の多年草。山野の開けた場所で見かけることの多い花です。園芸植物として育てられるほか、切り花も流通しています。夏の太陽に負けない黄色やオレンジの鮮やかな花色が主流です。花後にできる種は光沢のある黒で、和歌で黒の枕詞として使われる「ぬばたま」は、ヒオウギの種のことです。
ミツモトソウ

- 花期:7月~8月
ミツモトソウは、小さな黄色の花を咲かせるバラ科キジムシロ属の多年草。ヘビイチゴのような3枚の小葉で形成され、全草に細かい毛があるのが特徴です。水源を好んで自生することから「ミズモト」が訛ってミツモトになったというのが名前の由来です。
マツヨイグサ

- 花期:5月~8月
マツヨイグサは、夜に黄色い花を咲かせるアカバナ科マツヨイグサ属の多年草。「待宵草」という名前の由来は、日が落ちるのを待って開花することにちなみます。花は1日花で、朝が来ると萎れ、オレンジ色になって茎の先に残っています。
ユウスゲ

- 花期:7月~8月
ユウスゲは、スカシユリに似た花を咲かせるワスレグサ科ワスレグサ属の多年草。夕方開花して朝には萎れてしまう一日花です。日本固有種の野草ですが、数を減らしていて、絶滅が危惧されています。見かけたらそっと眺めるだけにしておきましょう。
秋冬に黄色い花が咲く雑草と野草
キンミズヒキ

花期:7月~10月
キンミズヒキは、夏から秋まで黄色の花を咲かせるバラ科キンミズヒキ属の多年草。草原や山林の中の開けた場所で見かけます。細い茎の先に穂のように小花を集めて咲かせる姿が印象的です。赤い花を咲かせるミズヒキは、タデ科なので別種です。
キバナアキギリ

- 花期:8月〜10月
キバナアキギリは、淡い黄色の花を咲かせるシソ科アキギリ属の多年草。名前は、桐の花に似ていることと秋に咲くことに由来しています。山野の中の開けた場所や、沢の近くに自生しています。
コセンダングサ

- 花期:9月~11月
コセンダングサは、公園や空き地、野原など、身近な場所で見かけるキク科の一年草。アメリカからの帰化植物で、日本で野生化しています。直径1cm程度の黄色の丸い花を咲かせ、花後にできる種子が衣類にくっつくため「ひっつき虫」や「くっつき虫」という別名があります。
ショウキズイセン

- 花期:9月~10月
ショウキズイセンは、ヒガンバナによく似た黄色の花を咲かせるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。湿気のある明るい日陰を好み自生する植物で、森林の中などで見かけます。
ツワブキ

- 花期:10月~12月
ツワブキは、フキに似た光沢のある葉と秋に咲く黄色い花が美しいキク科の多年草。斑入り葉や白花の品種など、園芸種がたくさん作出されています。海岸近くの岩場などに自生しているのを見かけます。
ヤクシソウ

- 花期:9月~11月
ヤクシソウは、秋に直径5mm程度の小さな黄色い花を咲かせるキク科の越年草。細い茎の先に数個の花をまとまって咲かせます。山林や野原などで見かけます。
セイタカアワダチソウ

- 花期:9月~11月
セイタカアワダチソウは、黄色の穂のような花を咲かせるキク科の多年草。アメリカから渡来した外来種で、繁殖力が強く、野原や河川敷など、開けた場所で群生しているのを見かけます。厄介な害草とされていますが、一面に黄色の花を咲かせる姿は美しくもあります。
気になっていた花の名前はありましたか?お散歩のお供になりますように。
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