ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)
- 学名
Euphorbia lactea
- 英名
- Euphorbia lactea
- 和名
- ユウヤケサンゴ
- 別名・流通名
- 大明神、ユーフォルビア・大明神、ユーフォルビア ラクテア・クリスタータ
- 科名
- トウダイグサ科
- 属名
- ユーフォルビア属
- 原産地
- インド
ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)の特徴
ユーフォルビア・マハラジャは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物です。ユーフォルビア属の植物は、多肉植物、木本性、草本性など性質が多種多様で、ユニークな形の植物がたくさんあります。
マハラジャは、台木の上に波打つ扇のように広がる個性的な樹形が独特な雰囲気で、人気があるユーフォルビアです。これは綴化(てっか)したユーフォルビア・ラクテアを接ぎ木して作られています。ユウヤケサンゴや大明神の名で出回ることもあります。
全身に鋭いトゲがあるので、触る時には注意が必要です。また、表面を傷つけると白い液体がにじみ出てきますが、毒性があるので触れたら手を洗いましょう。
ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)の詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、ユーフォルビア |
---|---|
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや強い |
ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)の栽培環境
日当たり・置き場所
明るい場所を好みます。日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。
春や秋は屋外でも管理できますが、夏の強い日差しは苦手です。強い日差しに長時間当たると葉焼けを起こすので注意してください。
気温が10℃を下回ったら室内に取り込み、カーテン越しに光が当たるような日当たりと風通しの良い場所で管理し、鉢は360度まんべんなく光が当たるようにしましょう。
用土
水はけの良い土を使います。多肉植物・サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販の多肉植物の土でも栽培可能です。
ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)の育て方のポイント
水やり
マハラジャは、一年を通して乾燥気味の土を好みます。綴化した部分にはなるべく水がかからないように水やりをしましょう。
多湿を嫌うため、水を与えすぎると根腐れを起こします。鉢の上の土が乾いてから数日してから与えるくらいが適当です。休眠期の冬は水やりの頻度を少なくします。
肥料
無肥料でも栽培可能です。与える場合は、夏の生育期に緩効性肥料か液体肥料を薄めに与える程度で十分です。
病害虫
カイガラムシが付くことがあります。よく観察して、早めに取り除きましょう。
ユーフォルビア・マハラジャ(ユウヤケサンゴ)の詳しい育て方
選び方
茎がしっかりしているものを選びましょう。鉢と株の大きさのバランスがちょうど良く、色がつややかなものが良い株です。
植え替え・鉢替え
夏の生育期が植え替えの適時です。根が弱いので、植え替えは丁寧に行いましょう。
表面に傷が付くと白い液体がにじみ出てきます。毒性があるので触れてしまったら必ず洗い流しましょう。
冬越し
冬は休眠期です。水やりの回数を減らして下さい。霜に当たると枯れるので、冬は日当たりの良い室内で育てましょう。