冬から春まで楽しめるクリスマスローズのおすすめ記事20選|育て方、花言葉、種類など
LOVEGREEN編集部
このライターの記事一覧
クリスマスローズとは?花の特徴や花言葉、原種や種類、育て方のコツ、寄せ植え、切り花、リースなど、クリスマスローズについてのおすすめ記事20選をご紹介します。
目次
- クリスマスローズとは|花の特徴と花言葉
- クリスマスローズの原種について
- クリスマスローズの種類
- クリスマスローズの育て方のコツ
- クリスマスローズの寄せ植え
- クリスマスローズの切り花の楽しみ方
- クリスマスローズのリース
- クリスマスローズを育てよう♪
クリスマスローズとは|花の特徴と花言葉
花の特徴
クリスマスローズは、冬から早春に咲くキンポウゲ科の耐寒性多年草。ややうつむきがちに咲く姿はとても上品で美しく「冬の貴婦人」という愛称がぴったりな花です。クリスマスローズという名は、原種のヘレボルス・ニゲルがクリスマスの時期に咲くバラに似た花であることから付けられたと言われています。
花びらに見える部分は本当は「ガク片」です。本来の花びらは退化して蜜腺となり、雄しべの周りにあります。花が咲き終わってもガクの部分は落ちることがないので、「ガク(学)が落ちない。」=縁起が良い花として「合格の花」とも呼ばれています。
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花言葉
クリスマスローズの花言葉は、「いたわり」「慰め」「追憶」「私を忘れないで」。古くから原種のクリスマスローズの香りは人の心を癒やす効果があると言われていたことや、騎士たちが戦場に向かう時に自分を忘れないで欲しいという気持ちを込めて、恋人にクリスマスローズの花を贈ったとことからそのような花言葉が付けられたそうです。
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クリスマスローズの原種について
クリスマスローズの原種は、東南ヨーロッパのバルカン半島を中心に分布し20種類ほどあると言われています。ニゲル、オリエンタリス、フェチダス、ボッコネイ、アーグティフォリウスなどがあります。
日本では、ヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいますが、海外ではニゲル以外の原種や交配種をクリスマスローズと呼ぶことはありません。ニゲルは「黒色の」という意味があり、古い根が黒色であることにちなみます。
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クリスマスローズの種類
クリスマスローズは展示会が開催されるなど愛好家も多く、全国各地のクリスマスローズの有名生産者、育種家がこだわりの品種を栽培しています。
花(ガク)の色は白、ピンク、緑、紫、黄、黒、アプリコットなど豊富にあり、スポットやブロッチが入るタイプ、ピンクや紫の縁取りがあるタイプ、咲き方も一重咲きや八重咲きなど多種多様に存在します。
密腺が花弁化して、八重咲きのように豪華なアネモネ咲きの品種。
淡いピンク色のアネモネ咲き。よく見ると内側の小さな花弁にも濃いピンク色の縁取りが入っていてとても愛らしいです。
淡い黄色に紫色のブロッチが入るタイプ。ブロッチは、花の中心から斑点が固まって広い面積に入ります。
黒紫色の丸い花弁が美しい、一重咲きの品種。シックな色合いのクリスマスローズがあると、お庭の雰囲気がぐっと引き締まります。
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クリスマスローズの育て方のコツ
クリスマスローズは明るい日陰や半日陰を好むため、シェードガーデンや、夏は日陰で冬は日が当たる落葉樹の下などに植えるとよく育ちます。
地植えでも鉢植えでも育てることができ、一年中常緑で寒さに強く、お手入れもそれほど難しくないので初心者にもおすすめです。
▼クリスマスローズを上手に育てるコツはこちら
クリスマスローズの寄せ植え
クリスマスローズは、和風洋風どちらの雰囲気にも合う花です。写真は、和風のお庭に合うようにコデマリやクモマグサをプラスして和の雰囲気に寄せて仕上げています。
寄せ植えに使っている草花
「ナチュラルテイストに」「華やかに」「シックに」「クリスマス用」「お正月のウェルカムコンテナ」など、テーマを決めると他にどんな草花を合わせたらよいかイメージしやすいです。色をたくさん使いすぎると、ごちゃごちゃして美しさが半減することが多いので、色数は少なめにして色の濃淡をつけるとおしゃれに仕上がります。
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クリスマスローズの切り花の楽しみ方
お庭で育てたクリスマスローズは、花が咲いたら収穫して室内に飾ることができます。ただ、クリスマスローズは水の吸い上げが少し難しい花なので、湯あげの処理が必要になります。
しべや密腺がついているクリスマスローズは、どうしても水が下がりやすい傾向にあるので、お庭のクリスマスローズを部屋に飾る場合は、しべや密腺が落ちて花びら(ガク)だけになったものを選んで切り花として飾ると、1か月くらい楽しめるのでおすすめです。
▼湯あげの方法についてはこちら
▼クリスマスローズの切り花についてはこちら
クリスマスローズのリース
写真は、クリスマスローズの本物そっくりのアーティフィシャルフラワー(造花)で作ったリースです。最近の造花は本物の植物にとてもよく似た色や質感で作られていて、上品でおしゃれなものが多く、清潔感があり軽くて扱いやすいので、植物を取り入れたいけれど置いてはいけない場所や、植物のお手入れをする時間がない方にもおすすめです。
▼クリスマスローズのリースについてはこちら
クリスマスローズを育てよう♪
クリスマスローズは、まだ寒い季節から花を咲かせてくれる多年草。上手に育てると毎年美しい花を楽しめます。ぜひ、好みの品種を見つけて育ててみてくださいね。
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