香り豊か、色鮮やか。ハーブティーに人気のハーブ5選

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家庭菜園でおすすめなのが「ハーブ」です。苗もコンパクトなものが多くマンションのベランダや、日当たりの良いスペースがあれば育てることができます。生育旺盛で丈夫な種類が多いのも人気の理由。ここではハーブティーとしても人気の種類をご紹介します。

目次

ペパーミント

ペパーミント

しっかりとしたメントールの香りを楽しめるのがペパーミント。すっきりとした風味はハーブティーだけではなく、水に入れてフレーバーウォーターや炭酸水にいれてもOK。日本の蒸し暑さにも強く、生育旺盛なのでたくさん収穫することも夢ではないかも?優しい光で育てることができるため、明るい室内やベランダなどでも育てやすいハーブです。

ペパーミントの詳しい育て方はこちら

ペパーミント

  • ペパーミントは古来から薬草や薬味として使用され、花を蒸留して精油を抽出し、香料として使うなどして愛用されてきた植物です。ニホンハッカに比べると、メントール含有量は50~60%と低めですが、それでも強いメントールの香りを楽しむことができます。清涼感が強く、ピリッとした刺激のある香りが特徴。ガムやお菓子、肉や魚の臭み消し、料理の香りづけ、ハーブティー、歯磨き粉、化粧品などに用いられます。 ペパーミントは、暗緑色の葉と茎をしたブラックペパーミントと、葉と茎が普通の緑色をしたホワイトペパーミントと呼ばれるものがあります。どちらかというと、ブラックペパーミントの方が香りが強いと言われています。 ペパーミントは非常に繁殖力が強いので、地植えにする場合は植える場所に注意が必要です。寄せ植えに使う際は、ペパーミントだけポットのまま植えるなど工夫するとよいでしょう。

 

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カモミール

ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミールは、一年草で環境に合うとこぼれ種で増えていきます。リンゴのような甘く優しい香りのする花を楽しめます。ローマンカモミールより苦味が少ないのでハーブティーにおすすめ。花は2月〜3月の始め頃から開花するので、晩秋~冬から栽培が可能です。

ジャーマンカモミールの詳しい育て方はこちら

ジャーマンカモミール

  • ジャーマンカモミールは、地中海沿岸原産のキク科の一年草で、ヨーロッパでは昔から民間薬として使われてきたハーブのひとつです。カモミールとしていくつかの種類がありますが、ハーブティーとして使われるのはジャーマンカモミールが一般的です。 春から初夏にかけて白い小花を咲かせ、地植えにするとこぼれ種で増えていくほど性質は丈夫です。香りは青りんごに例えられることもあるように、爽やかさと甘さの感じられる香りで、古くからお茶やアロマテラピー、薬用などに使われてきました。香りがするのは花で、葉は香りがしません。  

 

カモミールティーはカモミールの花と葉を乾燥させたお茶です。昔からヨーロッパでは就寝前のカモミールティーには心を落ち着かせ安眠を誘う効果があると言われ、好んで飲まれてきたようです。

「地上のリンゴ」という意味が名前の由来のローマンカモミール。その名前の通り、甘くて優しい香りのハーブです。

ジャーマンカモミールとの違いは、ローマンカモミールは多年草で這うように生育します。また、花だけではなく草全体から香りがすることです。

ローマンカモミールの詳しい育て方はこちら

ローマンカモミール

  • 一般的に知られているジャーマンカモミールは、キク科の一年草のハーブですが、ローマンカモミールは多年草です。(植物分類の属は、ジャーマンとローマンでは違います) ジャーマンカモミールが上に伸びるのに対して、ローマンカモミールは、横に這うように広がります。リンゴの香りがすること、踏み付けにも強いことから、「香りのする芝」と表現されることもあります。 ローマンカモミールの花は、ジャーマンカモミールと同様、白い花が咲きます。花のサイズはジャーマンよりローマンの方が少し大きめ、花の数もジャーマンよりは少なめです。

 

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ワイルドストロベリー

ワイルドストロベリー

葉は乾燥させてハーブティーに、実は煮詰めてジャムにしてドリンクやデザートにと楽しめるのがワイルドストロベリー。 日当たりが良い方が花つき・実つきがよくなります。半日くらい日が当たるスペースなら栽培可能です。 生長が旺盛で、環境に合えばランナーを出して増えていくのでグランドカバープランツとしても利用できます。

ワイルドストロベリーの詳しい育て方はこちら

ワイルドストロベリー

  • ワイルドストロベリーは、バラ科の常緑多年草のハーブです。ワイルドストロベリーという名前からもわかるように、イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物です。 ワイルドストロベリーは地植えから寄せ植え、ハンギングなど、様々な用途で利用できます。ワイルドストロベリーは葉の色が若緑色で明るく、ガーデニングの素材としても人気があります。  

 

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ボリジ

ボリジの花 青花

かわいらしい星型の青い花が咲くボリジ。フレッシュハーブティーに使うだけではなく、砂糖漬けにしても使えます。

 

ボリジ

若葉はサラダや天ぷらなどで食べることができます。

白ワインにボリジの花を浮かべてみると、花がピンクに変わります。可愛らしい花は料理やスイーツの飾りに使えるのでパーティー料理に加えても素敵ですね。

ボリジの詳しい育て方はこちら

ボリジ(ルリジサ)

  • ボリジは地中海沿岸に自生するムラサキ科の一年草で、ハーブに分類されます。 春に種をまくと、初夏から夏にかけて花を咲かせ、秋にまくと大型に生長し、草丈は1mほどになり、翌春に花を咲かせます。こぼれ種でも発芽するほど繁殖力があるので、環境にあうと1年中発芽する場合もあります。 ボリジの花の色は濃い青色と白があります。ボリジの青色は聖母マリアの青い衣を描く時に使われたことから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれています。 ボリジの葉の表面は白い剛毛が生えており、触れるとチクチクします。稀に葉にかぶれる人もいるため、注意が必要です。   大株になると主軸の茎の太さは500円硬貨ほどの直径になり、葉も大きく生長し、分枝してワンシーズンでたくさんの花が開花します。葉の迫力に比べると、うつむきがちに咲く花は控えめな印象です。

 

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コモンマロウ

コモンマロウ

美しい色が出るコモンマロウ。別名は「ウスベニアオイ」。 濃い紫色のハーブティーは、レモンを入れることで鮮やかなピンク色に変化します。若葉はサラダにも使えます。ドライフラワーにするのもおすすめです。

▼マロウの詳しい育て方はこちら

マロウ

  • マロウは、アオイ科の宿根草です。マロウの種類には、ゼニアオイ、コモンマロウ(ウスベニアオイ)、ムスクマロウなどがありますが、一般的にはマロウというとコモンマロウのことを指します。モーブカラーと呼ばれる青紫色は、マロウの花色からきています。モーブ(mauve)とは、フランス語でマロウを指す言葉です。 マロウは、春になると株元が芽吹き、初夏から夏にかけて、たくさんの花が開花します。とても丈夫で植えっぱなしで管理できるため、ゼニアオイやコモンマロウは野生化している姿も見かけます。 こちらの図鑑ではコモンマロウの育て方をご紹介します。

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ハーブティーを楽しもう

ハーブティー

シンプルに1種類を味わったり、ブレンドしてみたりと楽しみ方は色々。摘みたてのフレッシュなハーブティーは香り豊か。育てているからこそ体験できる贅沢なものです。

たくさん収穫できた場合はドライにして保存も可能です。

▼基本的な作り方、おすすめのブレンドなどはこちら

 

※ハーブによって刺激の強い品種などございますので使用前に専門書籍などをご参照ください。

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