セントポーリア
- セントポーリアは、熱帯アフリカの高山地帯に自生する小型の多年草。まるでビロードのような触り心地の肉厚な葉と短い茎が特徴的です。別名ではアフリカスミレと呼ばれることがありますが、その名のとおりスミレに似た上品な花を咲かせます。 品種改良が進み、花色や草姿、花の形、葉の形などで分けると1万5千種類にもなるといわれています。花色は単色だけでなく、花弁に濃淡がついたり斑点が入るものなど様々です。花の大きさも小輪から大輪まであり、咲き方も一重咲き、八重咲き、フリル咲き、ベル咲き、スター咲きなど様々です。 セントポーリアが好む生育環境は、人が心地よいと感じる環境だとされているため、一年中室内の明るい場所で管理します。室内で育てるので、暑さや寒さに左右されず、日中でも夜でも手入れを楽しむことができます。また、姿形がコンパクトなので室内でもそれほど場所をとらずに様々な品種を育てることができることも愛好家が多い理由です。