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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ギボウシ(ホスタ)

  • ギボウシは、世界の温帯地域で栽培されている多年草(宿根草)です。日本ではさまざまな野生種が分布し、低地や高地、湿地など生育環境もさまざまです。古来より観賞用として植えられ、シーボルトがアメリカへ持ち帰って以来、欧米で交配がなされ、多くの品種が作出されました。 初夏から夏にかけて花茎を立ちあげてラッパ型の花が開花し、葉との対比が美しい涼感ある姿を楽しめます。ギボウシには非常にたくさんの園芸品種があり、草丈、葉のサイズや色、斑入り、花色、花のサイズなどバリエーションが豊富で、日陰の庭の彩りとして活用されています。

パクチー(コリアンダー)

  • パクチー(コリアンダー)は、香菜(シァンツァイ)という名前でも有名なセリ科のハーブ。最近は流通量が増え、スーパーの野菜コーナーでも販売される野菜となりました。 独特な香りと味は癖になり、好きな人はたまらなく好きで、どんな料理でもパクチーを乗せて食べたいと言う人もいるほど。最近ではパクチー(コリアンダー)専門の料理店もあります。 英語で「コリアンダー」、タイ語で「パクチー」、ポルトガル語では「コエントロ」、フランス語では「コリアンドル」と、それぞれの国よって様々な名前で呼ばれています。エスニック料理の印象が強いパクチー(コリアンダー)ですが、世界中で昔から使われてきたハーブです。葉を始め、根や花など余すことなく食べることができます。種はコリアンダーシードとしてスパイスになり、料理やピクルスなどの隠し味になります。 パクチーは、初夏にセリ科の花らしい白い花を咲かせます。葉を収穫するのが目的なら、花は咲かせない方がよいですが、花がかわいいハーブなので野草として庭で咲かせても素敵です。花もエディブルフラワーとして食べることができます。

エキザカム

  • エキザカムは、東南アジアやアフリカの熱帯地域を原産とするリンドウ科の多年草(一年草)。初夏から秋までの長い期間、小さな花を株一面に咲かせます。花色は青紫色が代表的ですが、白、ピンクなどもあります。葉は小さくてやや厚みがありツヤツヤしていて、株は丸くこんもりと茂ります。寄せ植えや花壇に植える花苗としてよく用いられます。 近年では品種改良が進み、大輪の品種、八重咲き品種、斑入り葉品種などが流通しています。本来は多年草ですが、寒さに弱い性質があるため、日本では一年草扱いされていることが多い植物です。冬に室内に取り込んで管理すると越冬させることができます。

ゼフィランサス

  • ゼフィランサスは、初夏から秋にかけて花を咲かせるヒガンバナ科の球根植物。代表的な種類として「タマスダレ」や「サフランモドキ」があります。英名レインリリーは、土が乾燥している状態でまとまった雨が降った後に一斉に花を咲かせることにちなみます。 代表的な種類のタマスダレは、群生して咲く姿が美しく、花壇や芝生の縁取りなどにまとめて使われます。強健で日本の気候にも合い、よく分球して増えるため半野生化しているのも見かけます。 種類によって花の大きさ、開花時期、耐寒性、葉の形状が違いますが、どの種類も水はけさえ良ければ土壌をあまり選ばない育てやすい花です。耐寒性の強い品種は、数年植えっぱなしで毎年花を咲かせます。暑さ、乾燥、多湿に強いものが多く、近年の日本の夏の気象にも負けることなく美しい花を咲かせます。 なお、ゼフィランサスはヒガンバナ科の植物なので、植物全体に毒性があります。葉はニラに、球根はラッキョウやノビルなどに似ているので、家庭菜園付近に植えるのは避けましょう。

ミショウキシア・カンパニュロイデス

  • ミショウキシア・カンパニュロイデスは、初夏に大輪の白い花が開花するキキョウ科の多年草。つぼみの時はホタルブクロに似ていますが、開くと花びらを反り返らせ、独特な花姿になります。長く伸びた花芯もどこかユーモラスな形をしています。 草丈1m以上になり、茎のあちこちから咲く大輪の花は、広い庭に植えると見栄えがします。

グレコマ(カキドオシ)

  • グレコマは、シソ科グレコマ属の総称です。グレコマ属の中でもGlechoma hederacea ssp. grandisはカキドオシという和名を持っています。これは、垣根の下からでも侵入してくるくらい繁殖力旺盛な特性から付けられた名前です。グレコマの仲間は耐寒性の強い常緑多年草で、草丈低く地面を這うように伸びていくので、グラウンドカバーとしても好んで利用されます。その特性を活かして、鉢植えにして縁からこぼれるような姿を楽しむことも出来ます。 グレコマは、小さな薄紫色の花を縦に連なるように咲かせます。葉や茎に爽やかな芳香があります。葉に斑が入った品種もあり、花壇や寄せ植えに使用すると明るい雰囲気を演出してくれます。耐陰性もあるため、日陰のシェードガーデンでも美しく育ちます。

ムクゲ(木槿)

  • ムクゲは、夏の暑い盛りに涼やかな花が開花するアオイ科の落葉低木。非常に強健で刈り込みにも耐えることから、街路樹として利用されることもあります。 耐寒性が非常に強く、北海道でも地植えにすることができるほどです。ひとつひとつの花は一日花ですが、秋まで次々と開花し、開花期間の長い花木のひとつです。

ロドレイア

  • ロドレイアは、中国や東南アジア原産のマンサク科の常緑樹です。流通しているのはロドレイア・ヘンリーとロドレイア・チャンピオニーで、種類によって樹高や耐寒性が若干異なります。 生長が遅く、樹形が崩れにくいため、放任でも育てられます。刈り込みにも強いため、好みの高さに仕立てることも可能です。 早春に濃いピンク色の花が房状に垂れ下がるように開花します。発色の良い花色は、まだ花の少ない季節に周囲を明るい雰囲気にしてくれます。艶のある濃い緑色の葉の裏側は銀白色で、花と葉の色合いにも魅力があります。花のつき方、葉、樹形がシャクナゲに似ていることからシャクナゲモドキとも呼ばれています。

ディケロステンマ

  • ディケロステンマは、北米原産のキジカクシ科の球根植物です。春になると株元から花茎が伸び、初夏に小さな花がまとまって頂点で開花します。丈夫で育てやすく、植えっぱなしで毎年花を楽しむことができます。花もちも良いため、切り花としても流通しています。

イチゴノキ

  • イチゴノキは、イチゴのような果実がつくことから名前がつけられましたが、イチゴの属するバラ科ではなく、ツツジ科の常緑低木です。別名、ストロベリーツリーという名前で流通していることもあります。 11月~12月に同じツツジ科のドウダンツツジやブルーベリーの花に似た、白くて小さな壺型の花が開花します。果実になるのは翌年の秋で、実になるまでに1年近くかかります。そのため、花と実を同時に見ることができる珍しい花木です。ツツジ科の植物は酸性土壌を好むのが一般的ですが、イチゴノキはアルカリ土壌でも植栽可能です。   比較的ゆっくりと生長しますが、最終的には5m近くの樹高になることもあります。育てやすく、花も実もかわいらしいため、近年、マンションのエントランスの植栽などでも見かけるようになりました。

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