「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑401-410件 / 全1474件

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オレガノ・ケントビューティー

  • オレガノ・ケントビューティーは、本来のハーブのオレガノとは違い、「花オレガノ」と呼ばれる観賞用のオレガノの一種です。 ホップに似た部分は苞(ホウ)で、本来の花は苞の合間からピンクの小花が開花します。苞の色合いは、気温によって美しく変化するのも魅力のひとつです。 オレガノ・ケントビューティーは四季咲きで、最初の開花は初夏です。その後、定期的に切り戻すと何度も花を楽しめます。垂れるように生長するため、寄せ植えやハンギングバスケットの材料としても利用されています。

スターチス(リモニウム)

  • スターチス(リモニウム)は、イソマツ科の一年草または多年草です。種類が多く、種類によって一・二年草や多年草のほか、低木になるものもあります。また、本来は多年草のものでも耐暑性がないため、一年草として扱われることもあります。 一般的には花と思われている部分は萼(がく)で、本来の花はその中に小さく存在する黄色や白の部分です。発色の良い萼は色持ちが良く、切り花として人気があり、通年流通しています。近年は育種が盛んで、紫、白、ピンク系濃淡、黄色、ベージュなど豊富なカラーバリエーションのスターチスの新品種が次々と作出されています。萼の部分は散ることなく長期間色褪せずに残るため、ドライフラワーとしても人気があります。

アンゲロニア

  • アンゲロニアは、初夏から秋に小さな花(花径1cmほど)を次々と咲かせます。茎は直立して生長し、茎の先端や葉の付け根に穂状の花をつけます。花色は紫色やピンク、白、複色などがあります。くせが無い爽やかな花なのでどんな花とも合わせやすく、寄せ植えやハンギングバスケット、花壇植えによく用いられます。草丈は品種によって30~100cmまであります。寄せ植えやハンギングバスケット、花壇の縁取りには背の低い品種、花壇の背景的な場所には背の高い品種など、植える場所によって品種を選びましょう。 アンゲロニアの名は、天使をラテン語で表した「Angelos(アンゲロス)」が由来と言われています。別名では「エンジェルラベンダー」とも呼ばれることもあります。またそれとは対照的に、花の形が口を開けている骸骨に似ていると言われることもあるそうです。 アンゲロニアは夏の高温に強く、半日陰でも花を咲かせるなど、丈夫で育てやすい多年草です。寒さに弱いので日本では一年草として扱われることが多いですが、冬に室内に取り込んで管理すれば翌年も咲かせることができます。また、乾燥に弱いところがあるので乾燥させないように注意し、肥料を切らさないようにすると美しい花を長期間楽しめます。 アンゲロニアには種類がいくつかあります。アングスティフォリア系は、アンゲロニアの中では耐寒性があり暖地では屋外でも冬越しできると言われています。サリカリフォリア系は耐寒性が弱い種類です。それらの交雑種もありますが、店頭ではあまり区別がされていないようです。
  • セダムは、マンネングサやベンケイソウとも呼ばれる乾燥に強い野草。山地や海岸地の岩上などのわずかな土に根を張り生育しています。乾燥に強く、切った茎を土にまいておけば根付くほど強健ですが、過湿による蒸れには弱い一面があります。 セダムは北半球に広く分布し、500種類以上もの品種が確認され、日本には30~40種類以上あると言われています。日本の南方には温暖地系品種が、日本の北方には寒冷地系品種が生育しており、種類によって寒さに若干弱いタイプと、寒さに強いタイプがあります。 セダムの名は、ラテン語で座るを意味するsedreに由来し、岩石や壁に着生することにちなんで名前がつけられているそうです。 グランドカバーや屋上などの緑化用植物として使われる「メキシコマンネングサ」のように葉が細かいタイプと、「虹の玉」のように葉がぷっくりとしたもの、枝垂れるものなど種類が色々あり、葉の形や大きさ、花もそれぞれ異なります。寄せ植えやリース作りにも用いられます。

ルッコラ

  • ルッコラは、地中海沿岸原産の一年草のハーブです。古代ギリシャや古代ローマ時代には、すでに食用ハーブとして栽培され、クレオパトラが美しさを保つために好んでルッコラを食べたと言われています。 ゴマのような風味があり、多少辛みも感じます。若い葉をサラダに入れたり、おひたしや炒め物、肉料理の付け合せ等、さまざまな料理に利用されています。 苗の流通もありますが、発芽率が高く、種から育てるのも簡単で育てやすいハーブの一つです。種まきの時期をずらせば、ほぼ1年中収穫することができます。株ごと収穫するほか、外葉から収穫する方法で一株を長期間収穫し続けることもできます。

オレガノ

  • オレガノは、ヨーロッパ地中海原産のシソ科の多年草のハーブです。清涼感のある香りを持ち、和名は「ハナハッカ」と呼ばれています。 オレガノは姿形、香り、用途などから「オリガヌム類」「マヨラナ類」「アマラクス類」の3つに分類されます。一般的にオレガノと呼ばれるのはオリガヌム類で、ワイルドマジョラムとも呼ばれています。 効用は、消化促進、抗菌・殺菌、強壮、鎮静作用など多岐にわたり、古くから薬草として利用されてきました。料理に使われるオレガノは、トマトやチーズ、肉と相性が良いので、トマトソース系の煮込み、パスタ、ビザ、ブーケガルニやハーブソルトの材料など、さまざまな料理の香りづけや臭み消しとして使われています。 日当たりと風通しの良い場所で育てれば、植え付け後は、ほぼ放任で栽培できる丈夫な草花です。夏になるとピンクや白の花がたくさん開花し、庭や花壇に植えると見栄えがします。花は、切り花やドライフラワーとして楽しむことができます。

ルドベキア・ヒルタ

  • ルドベキア・ヒルタは北アメリカに自生するキク科の多年草です。日本では荒毛反魂草(あらげはんごんそう)と呼ばれ、日本全国で自生しています。 学名の種小名hirtaは「毛深い」を意味し、葉や茎に毛があることに由来します。 黄色、オレンジ、赤、茶系、グリーンなど色合いが豊富で、シックなアンティークカラーのものも多く、同じ品種でも個体差があるものもあります。夏の入り口から秋深くまでたくさんの花が開花し、切り花やドライフラワーにもなり、生花としての流通も年々増えています。   園芸品種が豊富にあり、毎年のように新品種が作出されています。一・二年草として扱われることが多いのは、霜などに弱く越冬できないことが多いことからのようです。寿命としては短命な宿根草として考えたほうがよいかもしれません。ただし、最近作出された園芸品種の中には耐寒性を強くした品種が登場しています。

ユーフォルビア・ソテツキリン(パイナップルコーン)

  • ユーフォルビア・ソテツキリンは、トウダイグサ科ユーフォルビア属の夏型の多肉植物です。ユーフォルビア属の植物は、多肉植物、木本性、草本性など性質が多種多様で、ユニークな形の植物がたくさんあります。 ソテツキリンは品種改良によって作出された園芸品種で、ソテツやパイナップルを思わせる樹形や幹と葉のバランスが個性的で人気があります。その見た目からパイナップルコーンという名前でも流通しています。幹のでこぼこは葉が落ちた跡で、頂点から新しい葉を出し、下の葉が枯れると幹になりながら丈が伸びていきます。 丈夫で手間がかからず、生長は穏やかですが、ある程度大きくなると花を咲かせたり子株ができたりなどの変化も楽しめます。

ルドベキア・タカオ

  • ルドベキア・タカオはルドベキア・トリロバの園芸品種で、夏から秋に無数の黄色い花が開花する多年草です。その見た目からBrown-eyed Susanという英名があります。多年草の中では短命な部類のため二年草とされることもありますが、こぼれ種で増えていくほど繁殖力は旺盛です。 ルドベキアの中でも分枝性に優れ、小輪の花が無数に開花し、真夏も休みなく咲き続けます。花は小輪ですが高性なので、大株になると存在感があります。こぼれ種でも増えていくので、親株がどれなのかがわからなくなるほどです。 真夏も休みなく咲き続け、強い日差しでも葉焼けすることがないため、温暖地の夏の庭にもうってつけの草花です。

アシスタシア

  • アシスタシアは、キツネノマゴ科の非耐寒性多年草です。短日処理された苗が夏から流通し、夏から秋の間、たくさんの花が開花します。冬は室内で管理する必要があるため一年草として扱うこともありますが、本来は丈夫で繁殖力の強い性質です。

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