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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

トリテレイア(ブローディア)

  • トリテレイア(ブローディア)は、初夏にラッパ型の花を放射状に咲かせる球根植物。花色は青紫系がポピュラーですが、白やピンク、赤、黄色などもあります。アガパンサスを小さくしたような花の形から、ヒメアガパンサスとも呼ばれていますが、分類上は別属の全く異なる植物です。 秋に球根を植えると、早春に芽を出して、初夏に花茎が伸びて開花します。庭植えや鉢植えのほか、切り花としても流通量が多い花です。以前はブローディアと呼ばれていましたが、分類変更により現在はトリテレイアになりましたが、両方の名前で流通しているようです。

エンレイソウ(延齢草)

  • エンレイソウ(延齢草)は、東アジア~ヒマラヤなどに分布する多年草。湿り気のある森や林の中に自生し、白、茶、ピンク色などの小さな花(花径1~2cmほど)を咲かせます。草丈は20~40cmほどです。エンレイソウ(延齢草)の葉には葉柄がなく、茎から直接葉が生えて広がっています。葉に対しての花の大きさはとても小さく、大きな葉がドレスのように見えるため「森の貴婦人」とも呼ばれています。 エンレイソウ(延齢草)を家庭で育てる際は、秋~春は日なたで、初夏以降は日陰になる落葉樹の下などで育てます。真夏の高温期はなるべく温度変化が小さく、湿度が保たれる涼しい日陰で管理することがポイントです。エンレイソウ(延齢草)がよく育つ環境は、シダなどが好む環境に似ています。 エンレイソウ(延齢草)の仲間は、葉が3枚、ガクが3枚、花弁が3枚になっている特徴があります。学名のTrillium(トリリウム)は、「tri(3つ)」と「lilium(ユリ)」という意味をもつ言葉が合わさっていて、葉やガク、花弁がそれぞれ3枚であることから付けられています。 エンレイソウ(延齢草)は、古くから胃腸薬などの薬草として使われてきたり、エンレイソウ(延齢草)を摂取したことで命をとりとめたという話があることが名前の由来となっているようです。ただ、由来とは逆にサポニンなどの毒があるとも言われています。口に入れないように注意が必要です。

ヘリオトロープ

  • ヘリオトロープは香りの良いハーブとして知られている、一年草または多年草の植物です。コモンヘリオトロープ(Heliotropium arborescens)は花に甘い香りがあり、香料として使用されています。 ヘリオトロープは、園芸種も含め100種類以上あると言われています。一般的に園芸店などで流通しているヘリオトロープの品種は、花が大きく観賞価値が高いのですが香りはあまりしません。こちらは耐寒性が弱く、冬には枯れてしまいます。 コモンヘリオトロープは香りが強く、冬も暖地では戸外で越冬することもあります。

バイカカラマツ

  • バイカカラマツは、北アメリカ原産の明るめの林床などに自生するキンポウゲ科の耐寒性多年草。春に可憐な小さな花が開花します。葉がカラマツソウ、花が梅の花に似ているのが名前の由来です。 繊細そうに見えますが、丈夫で育てやすく、和風、洋風どちらの庭にも合う山野草です。色や咲き方が変化に富み、品種がとても豊富です。

レモン(檸檬)

  • レモン(檸檬)は、ミカン科ミカン属の常緑低木です。レモン(檸檬)の木は樹高があまり高くならないので、ベランダでも育てやすい果実の一つです。春から初夏には芳香のある白い可愛らしい花を咲かせます。果実は卵型で酸味があり、果皮にも香りがあります。レモン(檸檬)の果実はグリーンから熟すと明るい黄色に変化します。 病害虫も比較的つきにくいため家庭でも育てやすいです。温暖な気候でよく育ちますが、柑橘類の中では耐寒性は弱いため、鉢植えでの管理のほうが育てやすい場合もあります。 レモン(檸檬)の果実は、ビタミン、カルシウム、カリウムなど栄養も豊富です。レモン(檸檬)の果実はフレッシュの状態で料理やお茶、お酒などの香り付けとして多く利用されています。さらにレモン(檸檬)は生食の他、ジュースやお酒、コンフィチュール、ドライフルーツとしても楽しめます。レモン(檸檬)の果皮も乾燥させてレモンピールとして焼き菓子やチョコレート等のお菓子に利用されます。

ニオイバンマツリ

  • ニオイバンマツリは、春から初夏に爽やかな香りを漂わせながら開花するナス科の常緑低木。南米やブラジル原産で、自然の環境下での開花時期は4月~7月ですが、温室などでこの気候と同等の温度を保っていれば、ほぼ一年中花を咲かす周年開花をします。 ニオイバンマツリの花弁は5枚で、同じ場所から2輪ほど咲かせる特徴があります。株を覆いつくすほどたくさんの花が咲き、紫~薄い紫~白と色が変化し、木全体の色合いも日毎に変わります。

カキツバタ

  • カキツバタは「いずれアヤメかカキツバタ」の慣用句で知られるように、古来から美しいものの象徴として愛されてきた花です。 アヤメとよく似ていますが、アヤメは陸生、カキツバタは池や沼地などで育つ水生であることが違いがあります。 暑さ寒さに強く、育てやすい植物です。水湿地を好むので、株の一部が常に水に浸かった状態で育てます。

花菖蒲(ハナショウブ)

  • 花菖蒲(ハナショウブ)は、江戸時代を中心に品種改良が進んだアヤメ科の古典園芸植物です。5月頃から新芽を出し、50~100cm程に丈を伸ばし、頂点に花を咲かせます。色は白、青、紫、斑入り、黄色など多種多様で、現在は数千を超える品種があります。 花の形は3枚の花びらを開かせる三英咲き、6枚の花びらを開かせる六英咲きと八重咲きがあります。葉は細く、くっきりとした脈が隆起しています。 品種の育成地によって大きく分けると、江戸系、伊勢系、肥後系、長井古種の4タイプに分けられ、これらの交配種や種間交配によって育成された黄花品種、アメリカなど海外で育成された品種もあります。

バイカイカリソウ

  • バイカイカリソウはイカリソウの仲間で、4月~5月にうつむきがちに小さな花が開花するメギ科の常緑多年草です。イカリソウの名は、花の形が船の錨(いかり)のように見えることにちなみますが、バイカイカリソウはイカリソウの特徴である花のうしろの距の部分がなく、梅の花に似ていることが名前の由来です。丈夫で育てやすく、明るめの日陰なら栽培できるため、日陰の庭の植物として利用されています。

ショウジョウバカマ

  • ショウジョウバカマは、山地や森林の少し湿り気のある場所の低地から高地まで幅広い地域に自生する多年草です。春から初夏にかけて楚々とした可憐な花が開花します。猩々袴(ショウジョウバカマ)の名は、赤紫の花を中国の伝説上の動物の猩々に、幅広の葉を袴に見立てたことにちなむという説のほか、いくつかの説があります。 地際に付くように密集する葉はロゼット状となり、春になると株元から花茎が10cmほど伸びて開花し、開花後、花茎が50cm以上になります。日本の広い地域に分布する植物なので、日差しなどが好みの状況であれば栽培は比較的容易です。  

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