「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑211-220件 / 全1474件

LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ミショウキシア・カンパニュロイデス

  • ミショウキシア・カンパニュロイデスは、初夏に大輪の白い花が開花するキキョウ科の多年草。つぼみの時はホタルブクロに似ていますが、開くと花びらを反り返らせ、独特な花姿になります。長く伸びた花芯もどこかユーモラスな形をしています。 草丈1m以上になり、茎のあちこちから咲く大輪の花は、広い庭に植えると見栄えがします。

グレコマ(カキドオシ)

  • グレコマは、シソ科グレコマ属の総称です。グレコマ属の中でもGlechoma hederacea ssp. grandisはカキドオシという和名を持っています。これは、垣根の下からでも侵入してくるくらい繁殖力旺盛な特性から付けられた名前です。グレコマの仲間は耐寒性の強い常緑多年草で、草丈低く地面を這うように伸びていくので、グラウンドカバーとしても好んで利用されます。その特性を活かして、鉢植えにして縁からこぼれるような姿を楽しむことも出来ます。 グレコマは、小さな薄紫色の花を縦に連なるように咲かせます。葉や茎に爽やかな芳香があります。葉に斑が入った品種もあり、花壇や寄せ植えに使用すると明るい雰囲気を演出してくれます。耐陰性もあるため、日陰のシェードガーデンでも美しく育ちます。

ムクゲ(木槿)

  • ムクゲは、夏の暑い盛りに涼やかな花が開花するアオイ科の落葉低木。非常に強健で刈り込みにも耐えることから、街路樹として利用されることもあります。 耐寒性が非常に強く、北海道でも地植えにすることができるほどです。ひとつひとつの花は一日花ですが、秋まで次々と開花し、開花期間の長い花木のひとつです。

ロドレイア

  • ロドレイアは、中国や東南アジア原産のマンサク科の常緑樹です。流通しているのはロドレイア・ヘンリーとロドレイア・チャンピオニーで、種類によって樹高や耐寒性が若干異なります。 生長が遅く、樹形が崩れにくいため、放任でも育てられます。刈り込みにも強いため、好みの高さに仕立てることも可能です。 早春に濃いピンク色の花が房状に垂れ下がるように開花します。発色の良い花色は、まだ花の少ない季節に周囲を明るい雰囲気にしてくれます。艶のある濃い緑色の葉の裏側は銀白色で、花と葉の色合いにも魅力があります。花のつき方、葉、樹形がシャクナゲに似ていることからシャクナゲモドキとも呼ばれています。

ディケロステンマ

  • ディケロステンマは、北米原産のキジカクシ科の球根植物です。春になると株元から花茎が伸び、初夏に小さな花がまとまって頂点で開花します。丈夫で育てやすく、植えっぱなしで毎年花を楽しむことができます。花もちも良いため、切り花としても流通しています。

イチゴノキ

  • イチゴノキは、イチゴのような果実がつくことから名前がつけられましたが、イチゴの属するバラ科ではなく、ツツジ科の常緑低木です。別名、ストロベリーツリーという名前で流通していることもあります。 11月~12月に同じツツジ科のドウダンツツジやブルーベリーの花に似た、白くて小さな壺型の花が開花します。果実になるのは翌年の秋で、実になるまでに1年近くかかります。そのため、花と実を同時に見ることができる珍しい花木です。ツツジ科の植物は酸性土壌を好むのが一般的ですが、イチゴノキはアルカリ土壌でも植栽可能です。   比較的ゆっくりと生長しますが、最終的には5m近くの樹高になることもあります。育てやすく、花も実もかわいらしいため、近年、マンションのエントランスの植栽などでも見かけるようになりました。

トリテレイア(ブローディア)

  • トリテレイア(ブローディア)は、初夏にラッパ型の花を放射状に咲かせる球根植物。花色は青紫系がポピュラーですが、白やピンク、赤、黄色などもあります。アガパンサスを小さくしたような花の形から、ヒメアガパンサスとも呼ばれていますが、分類上は別属の全く異なる植物です。 秋に球根を植えると、早春に芽を出して、初夏に花茎が伸びて開花します。庭植えや鉢植えのほか、切り花としても流通量が多い花です。以前はブローディアと呼ばれていましたが、分類変更により現在はトリテレイアになりましたが、両方の名前で流通しているようです。

エンレイソウ(延齢草)

  • エンレイソウ(延齢草)は、東アジア~ヒマラヤなどに分布する多年草。湿り気のある森や林の中に自生し、白、茶、ピンク色などの小さな花(花径1~2cmほど)を咲かせます。草丈は20~40cmほどです。エンレイソウ(延齢草)の葉には葉柄がなく、茎から直接葉が生えて広がっています。葉に対しての花の大きさはとても小さく、大きな葉がドレスのように見えるため「森の貴婦人」とも呼ばれています。 エンレイソウ(延齢草)を家庭で育てる際は、秋~春は日なたで、初夏以降は日陰になる落葉樹の下などで育てます。真夏の高温期はなるべく温度変化が小さく、湿度が保たれる涼しい日陰で管理することがポイントです。エンレイソウ(延齢草)がよく育つ環境は、シダなどが好む環境に似ています。 エンレイソウ(延齢草)の仲間は、葉が3枚、ガクが3枚、花弁が3枚になっている特徴があります。学名のTrillium(トリリウム)は、「tri(3つ)」と「lilium(ユリ)」という意味をもつ言葉が合わさっていて、葉やガク、花弁がそれぞれ3枚であることから付けられています。 エンレイソウ(延齢草)は、古くから胃腸薬などの薬草として使われてきたり、エンレイソウ(延齢草)を摂取したことで命をとりとめたという話があることが名前の由来となっているようです。ただ、由来とは逆にサポニンなどの毒があるとも言われています。口に入れないように注意が必要です。

ヘリオトロープ

  • ヘリオトロープは香りの良いハーブとして知られている、一年草または多年草の植物です。コモンヘリオトロープ(Heliotropium arborescens)は花に甘い香りがあり、香料として使用されています。 ヘリオトロープは、園芸種も含め100種類以上あると言われています。一般的に園芸店などで流通しているヘリオトロープの品種は、花が大きく観賞価値が高いのですが香りはあまりしません。こちらは耐寒性が弱く、冬には枯れてしまいます。 コモンヘリオトロープは香りが強く、冬も暖地では戸外で越冬することもあります。

バイカカラマツ

  • バイカカラマツは、北アメリカ原産の明るめの林床などに自生するキンポウゲ科の耐寒性多年草。春に可憐な小さな花が開花します。葉がカラマツソウ、花が梅の花に似ているのが名前の由来です。 繊細そうに見えますが、丈夫で育てやすく、和風、洋風どちらの庭にも合う山野草です。色や咲き方が変化に富み、品種がとても豊富です。

LOVEGREEN 公式アカウントをフォロー!

  • Instagram
  • Facebook
  • LINE
  • Twitter

関連サービス