セリンセ・マヨール
- セリンセ・マヨールは、春から初夏に筒形の花がうつむきがちに開花するムラサキ科の一年草。最近は切り花としても人気のある花です。和名ではキバナルリソウと呼ばれるのは野生種の花の色に由来していますが、日本で流通量が多いのは紫色の品種です。属名のCerintheは、ギリシャ語の蝋と花が合わさった言葉で、ミツバチが巣作りの蝋を採りに集まることに由来します。英名では、ミツバチがこの花によく集まることからHoneywortやBlue Honeywortと呼ばれています。 花茎を無数に伸ばし、春から初夏にかけてたくさんの花が開花します。環境にあうと横幅40~50cm程度になりますが、小さな花のため隣を圧迫するようなことはなく、色々な植物と組み合わせがしやすい草花です。