カリフローレ(スティックカリフラワー)
- カリフローレは日本のトキタ種苗が開発した新しい野菜で、花梗の食味を追求し、スティック状に収穫できるように育種したカリフラワーです。カリフローレという名前は登録商標になっています。その他の名前では、スティックカリフラワー、茎カリフラワーという名でも流通しています。 一般的なカリフラワーはひとつの丸い塊として花蕾ができますが、カリフローレ(スティックカリフラワー)は花梗が長く枝分かれして生長します。花蕾部分は白く、花梗は緑色の美しい色合いで、全体として見るとブーケのような雰囲気があります。1株から数十本のカリフローレ(スティックカリフラワー)が収穫でき、野菜として流通する際は、ばらしてスティック状にしたものが出回っています。 カリフローレ(スティックカリフラワー)は花梗の部分にも甘みがあり、全体としてクセのない味わいで、カリフラワーが苦手な方でも食べやすい印象です。生でも食べられますが、一般的には湯がく程度に茹でてからサラダなどに利用されています。ある程度の塊として料理に使ったり、花蕾の部分を細かくばらして使ったりと、工夫次第で料理の見た目の印象も変わります。