- オオデマリは、初夏に手毬状の花を咲かせる落葉低木。本種は、ヤブデマリの花が装飾花に変化したものです。大きな花が鞠のようにまとまってつくことから大手毬と名づけられ、英名はJapanese Snowballと呼ばれています。花色は、咲き始めはライムグリーンで徐々に白に変化します。 初夏にグリーンから白に変化する花は、新緑の季節に美しく映える存在です。花が美しいことや暑さ、寒さに強く丈夫で育てやすいため、庭木としてのほか公園樹としても利用されます。 最近は、ピンクオオデマリや咲き分け品種*などもあります。 *咲き分けとは 1本の木からピンクや白の花が咲く性質。色の割合は、個体差や年によって変わる。