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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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常緑ヤマボウシ

  • 常緑ヤマボウシは、中国原産のミズキ科の常緑樹です。落葉性のヤマボウシより耐寒性が劣るため、地植えできるのは関東以西程度です。 落葉性のヤマボウシより花が小ぶりで密に咲き、シンボルツリーとして人気があります。花のように見える白い部分は総苞片と呼ばれる葉が変化したもので、総苞片の中心に小花が集まって咲きます。とても花もちが良く、木一面に咲き誇る姿は圧巻です。 美しい光沢のある葉は夏の日差しにも強いですが、耐寒性がさほど強くないため、植え付け場所によっては冬に葉を落とすことがあります。

バロータ

  • バロータは、ふわふわした質感のシルバーリーフが美しい多年草。暑さ寒さに強く、冬も葉を落とさないため一年中葉を観賞することができます。見た目も触った感じもまるでフェルトのようで可愛らしく、どんな植物とも合わせやすいバロータは、寄せ植えや花壇のアクセントになるためとても重宝します。初夏に小さな花が咲きますが、それほど目立ちません。

トサミズキ

  • トサミズキは、マンサク科の四国原産の落葉低木で、高知(土佐)に自生することが名前の由来です。古くから盆栽、庭木、公園樹などとして親しまれています。 3月下旬~4月にかけて、1cmに満たない淡い黄色の小さな花が7~8個程度集まって、ぶら下がるように開花します。よく似た木のヒュウガミズキは、花の数が1~3個なので見分けることができます。花の開花後、葉が芽吹き、若葉の芽吹きや青葉の時期も見ごたえがあります。

ハナモモ(花桃)

  • ハナモモ(花桃)はバラ科サクラ属の落葉中高木で、観賞用に改良されたものです。中国ではモモ(桃)は禍を避け、福を招く縁起の良い木と考えられ、日本に渡来したのは弥生時代と言われています。現在では、桃の節句に飾られ、2月~3月上旬にかけて、たくさんの枝ものが生花として流通します。 日本で観賞用の花木として栽培されるようになったのは江戸時代で、現在栽培される園芸品種の多くも江戸時代に作出されました。樹高は最長で8mに達しますが、樹形には立性、枝垂れ、ほうき立ちなどがあり、場所に適した品種を選ぶことができます。 ハナモモ(花桃)の開花時期は、梅と桜の間の頃の3月~4月にかけてです。花の色はピンクや白の他、1本の桃から紅白の花が開花する源平咲きもあります。

ミツマタ

  • ミツマタは、ジンチョウゲ科の落葉低木です。枝が必ず三つに分岐する特徴が名前の由来です。強い繊維質の樹皮は和紙の原料として使われるほか、明治時代に初めてお札の原料として採用され、現在も利用されています。 ミツマタの花は、梅の花が咲く頃の2月後半から3月上旬に咲き始めます。新芽が出る前に、三つに分かれた枝の先に咲く蜂の巣のような形状の下向きにつく花は、徐々に球状になります。花に見える部分は、正確には花ではなく、萼(がく)が変化したものです。花色は明るい黄色で芳香があり、オレンジがかった赤色の赤花ミツマタという品種もあります。

白木蓮(ハクモクレン)

  • 白木蓮(ハクモクレン)は、別名ハクレン、ハクレンゲとも呼ばれている中国原産のモクレン科の落葉高木。街路樹、公園、庭園、寺院、個人のお庭など身近な場所にも植栽されています。 つぼみのときは銀色の毛で覆われ、3月~4月に白い美しい大輪の花を咲かせます。樹高は10~15mくらいになり、枝先に白い大きな花が開花します。 通常、モクレンというと紫色のモクレンのことをさすのが一般的で、紫の花はシモクレン、白い花はハクモクレンと呼ばれています。開花時期は同じ3月~4月ですが、白木蓮(ハクモクレン)の方が若干早く開花が始まります。

柊(ヒイラギ)

  • 柊(ヒイラギ)は、葉の縁がノコギリの歯のようにギザギザしているのが特徴の常緑高木です。古くから鬼がトゲを嫌うとして鬼門に植える木としても使われてきました。 耐寒性があり丈夫な樹木で、山野に自生する他、公園や庭園の植栽としても人気があります。11月~12月に濃いグリーンの葉の脇から白く香りの良い小花を塊のように咲かせ、翌年の初夏に黒に近い紫色の果実を実らせます。 柊(ヒイラギ)の葉は、濃いグリーンで光沢があり肉厚で対生します。柊(ヒイラギ)の特徴ともいえる葉の縁のギザギザは、老木になると無くなり、縁は丸くなります。

バイカオウレン

  • バイカオウレンは、キンポウゲ科オウレン属の常緑多年草。東北南部から四国の山林、雑木林に自生します。明るい半日陰と豊潤な湿地を好みます。横に広がるように生長し、木漏れ日が入る山野に群生する姿が美しい野草です。 早春の2月~3月頃、白い花を咲かせます。早いものでは1月の末に咲いていることもあります。花の大きさは、直径1.5cm程度。5枚の白い花びらと中心から飛び出したしべ類が印象的です。白い花びらのように見える部分は、実は花びらではなくがく片です。これはキンポウゲ科の花によく見られる特徴で、クレマチスやクリスマスローズなども同様です。花びらは、しべに混じるようにして存在している黄色の部分。よく見るとスプーンのような形をしています。 葉は縁に切れ込みがある5枚の小葉からなり、学名についているquinquefoliaは「5葉」という意味があります。別名のゴカヨウオウレンも小葉が5枚であることに由来します。 バイカオウレンの名前の由来は、花が梅の花に似ていることからバイカ(梅花)、根が黄色いのでオウレン(黄連)だとされています。キンポウゲ科オウレン属の特徴は、根が黄色いところ。オウレンとは漢字で黄連と書き、黄色のヒゲのような細かい根を連ねる特徴に由来します。

スズラン(鈴蘭)

  • スズラン(鈴蘭)は、春から初夏にうつむきがちに純白の花が開花するキジカクシ科の多年草。漢字で書くと「鈴蘭」ですが、蘭の属性ではありません。香りの良い純白の可憐な花は、多くの人に愛されています。 スズラン(鈴蘭)は、北海道でも育つほど寒さに強く頑健です。自生するものでは、中部地方より北側の涼しい高原によく見かけます。栽培されているものの多くは、ヨーロッパ原産のドイツスズランです。 スズラン(鈴蘭)の花は、名前の由来にもなっているように釣鐘型でうつむいて咲きます。葉の長さは10cmほどで、茎は葉に包まれるようにして伸びて20cmほどになり、10個ほどの花を咲かせます。

イイギリ

  • イイギリは、日本の本州以西、朝鮮、中国、台湾に自生するヤナギ科の落葉高木です。飯桐という名は、見た目が桐の木に似ているのと広い葉が飯を包むのに使われていたことからです。 生長すると樹高10~20mの高木になり、枝を横に広げる樹形のため、現在では庭木というより広いスペースの公園樹として使われることが多いようです。 雌雄異木で雌木と雄木では花の形が違い、いずれも春から初夏に控えめな小さな緑色の花が開花します。イイギリが一番目立つのは真っ赤な実が実る秋ですが、実がつくのは雌木だけです。種名のpolycarpaは「果実の多い」を意味します。 大きな葉が緑から少しずつ黄色に色づいてくる頃、ぶどうのようなつき方の真っ赤な実が急に存在感を放ちます。その実は、南天(ナンテン)の実に似ているため、南天桐(ナンテンギリ)の別名があります。   実は落葉した後もしばらく木に残ります。落葉している枯れ木のような冬の木々が多い中で、真っ赤な実をつけた高木は、ひときわ華やかな存在です。ただし、赤い実はヒヨドリなどの鳥が好むようで、食べごろになると急に姿を消します。

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