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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

水芭蕉(ミズバショウ)

  • 水芭蕉(ミズバショウ)は、カラーに似た花を咲かせるサトイモ科の多年草。湿地や沼地に自生し、春に明るいグリーンの葉の間から「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる花のようなものを出します。一枚の花びらのように見える白い部分は、正しくは花ではなく葉が変化したものです。中央の黄色い円柱状の部分に小さな花が集まって咲いています。このユニークな形状はサトイモ科の植物によく見られる特徴で、カラーやアンスリウム、スパティフィラムなどの花びらに見える部分も同様に仏炎苞(ぶつえんほう)という、葉が変化したものです。 日本では本州から北海道の寒冷地に自生し、耐寒性が強い半面、夏の暑さに弱い傾向があります。秋から冬は休眠期に入るため、地上部が枯れた状態で根は生きています。水を切らさないように管理しましょう。

ラークスパー(千鳥草)

  • ラークスパーは、初夏にブルーや紫色の穂状の花を咲かせるキンポウゲ科の一年草です。千鳥草(ちどりそう)、飛燕草(ひえんそう)とも呼ばれます。それぞれの和名に鳥、燕の名があるのは、花ひとつひとつが鳥や燕のように見えることからきています。英名のLarkspurは、Lark=ひばり、spur=鳥の蹴爪からきていて、花の後ろ側にある突起した部分が蹴爪に似ていることに由来します。 ラークスパーの開花時期は、初夏から真夏前くらいまでです。背丈が1mを越すものもあり、庭や花壇に植えると線状の花が引き立ちます。背丈が高く、たくさんの花が開花するため華やかな雰囲気がありますが、ひとつひとつの花は小さく、切れ込みのある繊細な葉をしているため、楚々とした雰囲気も感じられます。 「同じ季節に咲く草花と組み合わせて植える」「ラークスパーだけをまとめて植える」など、植え方によって雰囲気が変わります。 ラークスパー・アールグレイ ブルー、紫、白、ピンクを始め、「ラークスパー・アールグレイ」のようなアンティークカラーの色あいも登場しています。

小松菜(コマツナ)

  • 小松菜(コマツナ)はアブラナ科ではあるものの、結球するキャベツと違い、チンゲンサイやタアサイなどの非結球葉菜の野菜です。アブラナ科の特徴の一つである黄色い花「菜の花」を咲かせます。 小松菜(コマツナ)は1年の3/4ほど種をまける期間があり、非常に育てやすい野菜のため、家庭菜園でも定番です。夏の暑さにも強いですが、生育適温が15~20℃位なので、春か秋に種をまくとよく育ちます。 種をまいてから、収穫まで50日ほどで収穫できますが、小松菜(コマツナ)は株ごと収穫するだけでなく、外葉からも順次収穫できるので、長い間収穫を楽しめる野菜です。 小松菜(コマツナ)の名前の由来は、現在の東京都江戸川区小松川付近で栽培され始めたとされることから、地名である「小松菜」の名前がつけられたといわれています。

テイカカズラ(定家葛)

  • テイカカズラは、日本原産のつる性常緑低木です。テイカカズラの名前は、能楽「定家」の式子内親王と藤原定家の悲恋の物語が由来とされています。式子内親王へ恋焦がれた藤原定家は、彼女の死後、テイカカズラとなってその墓にまとわりつき墓石を覆ってしまったことにちなみます。 テイカカズラは、初夏に直径2cm程度の芳香のある花をたわわに咲かせます。全体がクリーム色で中心に近づくにつれて黄色が強くなる花は、プルメリアを小ぶりにしたようで南国を思わせる雰囲気があります。 葉は光沢のある明るいグリーンで、茎の途中からも気根を出して塀や他の樹木に張り付くように伸びていきます。生長力を生かしてフェンスなどに這わせて広い空間を覆う植物として使われるほか、刈り込みに耐えるため生垣としても使われています。若い苗は、寄せ植えの素材にもなり、ハツユキカズラという葉を観賞する目的で作られた園芸種もあります。 キョウチクトウ科は有毒物質を含むと言われているので、口に入れないように注意しましょう。また樹液で肌がかぶれる方もいるので、触れるときは気を付けるようにしましょう。

シャリンバイ

  • シャリンバイは、光沢のある葉が特徴のバラ科の常緑低木です。初夏に咲く花にはほのかな香りがあり、秋から冬に黒い果実が実ります。車輪梅という名は、花が梅に似ているのと葉が枝先に車輪状につくことが由来とされています。葉の形が丸いマルバシャリンバイや細い葉のホソバシャリンバイなど、いくつかの品種があります。 丈夫な性質で刈り込みにも耐えるので、庭木のほか生垣としても利用されています。また、潮風にも耐える性質なので海岸に自生しているほか、排気ガスにも負けないため、交通量の多い街路樹や高速道路の中央分離帯などの植栽にも使われています。

ヤマボウシ

  • ヤマボウシは、6月~7月に白い花を咲かせる落葉高木。初夏の白い花、美しい若葉や青葉、赤い実、紅葉と四季折々の表情を楽しめる樹木です。本州から九州の山地に自生し、樹高は5~15mほどになります。白い花のように見える部分は総苞 (そうほう)と呼ばれる部分で、ハナミズキ同様、葉が変化したものです。 葉はだ円形で、やや波うっています。基本種は落葉樹ですが、常緑性の常緑ヤマボウシもあります。大きく広げた枝の先に一面に咲く花は、美しく見ごたえがあります。夏は青々とした葉が日陰を作り、常緑種を選べば、お庭の目隠しの役割も果たしてくれます。 自然樹形が美しく手間がかからないヤマボウシは、シンボルツリー、庭木、公園樹、街路樹など様々な用途で利用されています。

カラタネオガタマ

  • カラタネオガタマは、中国原産の常緑小高木です。初夏に開花する直径3㎝程度の花は、バナナのような香りがすることから、英名ではバナナブッシュあるいはバナナツリーと呼ばれます。実際にはバナナよりももっと爽やかで甘い香りです。花は小輪であまり目立ちませんが、その香りで開花に気づくほど、開花中は爽やかな香りが周囲に漂います。同じモクレン科でオガタマノキという樹木がありますが、こちらはそれほど香りは強くありません。 枝葉が密に茂り、自然に樹形が整います。花は若いうちから多くつき、管理もしやすいため、庭木、シンボルツリー、生垣、公園樹、街路樹など、様々な用途に使われます。

アグロステンマ

  • アグロステンマは、ヨーロッパや西アジア原産のナデシコ科の一年草。ヨーロッパでは麦畑の脇に咲くワイルドフラワー的存在です。 日本では4月~6月が開花時期です。春が近づくと株から花茎を立ち上げて、頂点に花が開花し、地植えにすると70~100cmほどになります。茎は繊細で弱そうに見えますが、性質は丈夫で育てやすい花です。草花の中では花が大きめで、群生させると見栄えがするため、花畑などでもよく見かけます。単植でも見栄えがしますが、同じ季節に開花するヤグルマギク、シャーレーポピーなどの草花と混色しても素敵です。市販のワイルドフラワーミックスの種にも使われています。

アザレア

  • アザレアは、19世紀に台湾などのツツジがベルギーなどのヨーロッパに伝わり、室内観賞用の鉢物として品種改良され、その後日本に輸入されてきたものです。そのため、ツツジやサツキに似た花姿をしていて同じ頃に開花します。花は豪華で大輪八重咲きや一重咲きがあり、花の色も白、赤、ピンク、紫、オレンジや複色など豊富にそろっています。 耐寒性のあるツツジやサツキと異なりやや寒さに弱いので、霜に当たらないように寒さ対策が必要な植物ですが、夏の暑さには強い性質があります。

ハナイカダ(花筏)

  • ハナイカダ(花筏)は、日本全国の山地に自生する雌雄異株の落葉低木で、若葉は山菜としても利用されています。 雄花   雌花 ハナイカダ(花筏)の大きな特徴といえば、花の咲く位置です。初夏に葉の中央に花が咲き、雄株と雌株では花数に違いがあります。雄株は花が3~5個、雌花は花が1個(まれに2~3個)開花します。雌株は、花後に最初は青っぽく、次第にツヤのある黒い実が結実します。ただし、実を楽しむには近くに雄株を植え付ける必要があります。

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