水芭蕉(ミズバショウ)
- 水芭蕉(ミズバショウ)は、カラーに似た花を咲かせるサトイモ科の多年草。湿地や沼地に自生し、春に明るいグリーンの葉の間から「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる花のようなものを出します。一枚の花びらのように見える白い部分は、正しくは花ではなく葉が変化したものです。中央の黄色い円柱状の部分に小さな花が集まって咲いています。このユニークな形状はサトイモ科の植物によく見られる特徴で、カラーやアンスリウム、スパティフィラムなどの花びらに見える部分も同様に仏炎苞(ぶつえんほう)という、葉が変化したものです。 日本では本州から北海道の寒冷地に自生し、耐寒性が強い半面、夏の暑さに弱い傾向があります。秋から冬は休眠期に入るため、地上部が枯れた状態で根は生きています。水を切らさないように管理しましょう。


































