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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

ビカクシダ(コウモリラン)

  • ビカクシダは世界中の熱帯地域に分布する着生シダ植物で、「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。 自生地では樹木に根を張り、くっつくように生きています。栽培する環境に合った品種を選び、育て方のコツを掴めば栽培は難しくありません。葉は着生状態の形を目指して展開するので、板、コルク、ヘゴ等の着生材に仕立てて栽培すると自然で美しい草体に仕上がります。 ビカクシダは変種や交配種などが多く存在し、愛好家も年々増えています。1株だけでもカッコいいのですが、丸く群生にしたビカクシダはとても迫力があります。自生地では樹木に着生しており、大きな群生株が1つの木に複数ついていたり、枝がビカクシダで覆われていることもあるそうです。数十年生きた大型種のビカクシダは人の背丈を超える事もあり、まさにモンスター級のシダ植物です。

アエオニウム

  • アエオニウムは、北アフリカなど穏やかな気候の地域に約40種類が分布し、園芸品種も多く存在する冬生育型の多肉植物で真っ黒な葉が印象的な黒法師もアエオニウムの一品種です。多くは茎の先にロゼット状の葉が展開し、まるで花が咲いているような株立ちで上に伸びて生長していきます。根元に近い茎は、株を支えるために硬くなりひび割れしてきます。このひび割れも歴史を感じる味のひとつです。 アエオニウムは、種類によって茎が伸びない小ぶりな品種から大型になる品種まであります。葉の色も様々で、黒いものから斑入りの品種、赤く色づくものもあり、同じ属の中で色、形、大きさが様々な多肉植物です。 冬型の多肉植物ですが、寒さにやや弱く、高温多湿にも弱い特徴があります。反面、みずみずしい多肉の葉を持っているので、乾燥には強く水を多く必要としません。品種によっては寄せ植えのメイン、またはアクセントとしても活躍します。

原種シクラメン・ヘデリフォリウム

  • 原種シクラメンとは、品種改良されていない野生のシクラメンで、園芸種のシクラメンよりも花が小ぶりです。種類によって開花時期が異なり、ヘデリフォリウムは秋に花が咲くことから秋咲きシクラメンの別名があります。 原種の中でも特に強健で寿命が長く、地植えにすることもでき、環境に合うとこぼれ種でも広がります。ひとつひとつは草丈10cmほどの可愛らしいサイズですが、群生すると一面グランドカバーのようになり、開花時は見事な光景になります。

フィカス・プミラ

  • フィカス・プミラは、付着根を出してよじ登るつる性のフィカスです。木や岩、塀、壁などにも這ってぐんぐん生長します。その性質をいかして針金などで造った鉢物仕立てやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントにも使われます。緑葉のタイプに加え、緑の地に白い斑が入る斑入りタイプが観賞用に人気があります。 日なたから半日陰、湿気のある用土を好みます。多少の耐陰性はあるので、室内の明るい場所でも育てられますが、あまり暗い場所だと徒長したり弱々しくなります。一方、真夏の直射日光では葉焼けを起こして葉の状態が悪くなります。真夏は半日陰になるような場所に植えるのがよいでしょう。 地植えにすると木化して根が太くなり、塀をよじ登って覆いつくしてしまいます。こまめに切り戻しを行わないと育ちすぎてしまうので注意が必要です。

エケベリア

  • エケベリアはベンケイソウ科エケベリア属のメキシコ・中米などを原産とする春秋型種の多肉植物です。丈夫で育てやすい品種も多く、初心者から趣味家まで幅広く人気があります。5,6cmの小型から40cm近くにもなる大型種まで、葉の形も様々あり種類は豊富です。栽培難易度も品種によって異なります。 正面から見た時の美しいロゼット型の姿は花のようで華やかな印象があり、フラワーアレンジやaブーケに使われることも多くあります。

センペルビウム

  • センペルビウムはベンケイソウ科センペルビウム属の多肉植物です。生長期は春秋型とされ、ロゼットタイプ。ラテン語で「永遠に」(semper)「生きている」(vivum)が名前の由来です。親株からランナーが伸び、その先に子株をつけながら生長し、群生していきます。 「永遠に生きる」という名の通り、丈夫で育てやすく、高山性の多肉植物なので耐寒性に富み、冬の寒さで紅葉し、春先暖かくなるとそれぞれの品種独自の色合いに発色しながら生長します。四季の色合いの変化も魅力のひとつです。外に植えられる多肉植物として、日本だけでなく欧米でも人気です。 次々と園芸品種が登場し、品種数は数千にも及びます。色合わせを楽しみながら多種類のセンペルビウムを寄せ植えにする名づけて「センペル丼」も人気があります。

キンミズヒキ(金水引)

  • キンミズヒキ(金水引)は夏から秋まで細い花茎に連なるように黄色の花を咲かせるバラ科の多年草。道端や野原、山林、林の中などいたるところで見かけ、山野草として分類されることもあります。 夏から秋にかけて赤や白の花が開花する名前が似ている水引はタデ科、キンミズヒキ(金水引)はバラ科なので、分類は別の植物です。水引とは違い、ひとつひとつの花は小さいながらも目立ちます。 キンミズヒキ(金水引)の葉は、いちごやポテンティラの葉に似た形をしています。夏になると、株元からすっと花茎が立ち上がり、秋にかけて黄色い花が開花します。

落花生(ラッカセイ)

  • 別名ピーナッツや南京豆とも呼ばれる落花生(ラッカセイ)は、マメ科の一年草で、草丈25~50cmほどになり、夏に黄色い蝶のような形の花を咲かせます。栄養が豊富で、日本では乾燥させて炒ったものを食べるのが主流です。たくさんの品種があり、ほふく性・立性・半ほふく性などの生長の仕方、「早生」や「晩生」など種まきから収穫までの期間、実の大きさなどが品種によって違います。 昼に開いた黄色い花は夜にはしぼみ、子房柄(しぼうへい)という茎を地面へ向かって数日かけて伸ばし、地中に潜り込んで実をつけます。花が落ちて地中で実が生まれることから「落花生」と名付けられました。 日本では千葉県で全体の75%程度を生産していますが、消費量の8割以上を中国やアメリカからの輸入に頼っています。

西洋朝顔・ヘブンリーブルー

  • ヘブンリーブルーは爽やかな青い花を咲かせる西洋系のアサガオで、1つの花茎に3~5つくらいの花をつけます。葉の形は丸いハート型をしているところが特徴的です。 花は短日開花性によりアサガオと比べて開花が始まる時期が遅く、8月頃から霜が降りる頃まで咲き続けます。とても生育旺盛で育てやすいことから、フェンスやネットにからませて日よけやグリーンカーテンを作るのにとても重宝します。 気温の上昇とともにどんどん生長するため、肥料切れを起こすと葉が黄ばんだり花が咲かなくなります。肥料が切れないように適宜追肥しましょう。

ハツユキカズラ(初雪葛)

  • ハツユキカズラはテイカカズラの園芸品種で、キョウチクトウ科のつる性常緑低木です。不規則に白く染まる斑入りの葉の模様が雪のようであることが名前の由来です。 日本に自生するテイカカズラの園芸品種のため、日本の環境に合い、暑さ、寒さにも強い上に日陰でも育つ丈夫な植物です。生長のスピードがゆっくりなので、鉢植えや寄せ植えの素材としても利用できます。這うようにつるを伸ばしていくため踏みつけに強い常緑のグランドカバーにもなります。 ハツユキカズラの遠目で見ると花のようにも見える斑入りの葉は、ピンク~白~グリーンと色が変化します。耐陰性がありますが、新芽の頃のピンク色を楽しむためには、日当たりの良い場所でないと美しく発色せず、緑一色の株になることがあります。 常緑ですが、寒さにあたって紅葉した葉も美しく、観賞価値があります。

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