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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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カモミール

  • カモミールは、地中海沿岸原産のキク科のハーブ。春から初夏にかけて白い小花を咲かせます。カモミールの香りは青りんごに例えられることもあるように、爽やかさと甘さの感じられる香りで、古くからお茶やアロマテラピー、薬用などに使われてきました。 カモミールは地植えでも鉢植えでも育てることができます。地植えにするとこぼれ種で増えていき、群生するカモミールの美しい光景が見られます。 カモミールの種類には一年草の「ジャーマンカモミール」と、多年草の「ローマンカモミール」を始めとしたたくさんの種類があります。日常的に ハーブティーとして使われるのは、ジャーマン種が一般的です。

センニチコウ

  • センニチコウは、パナマ、グアテマラ原産のヒユ科の一年草。暑さに強い丈夫な花で、切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えや寄せ植えとして幅広く利用されています。暑さに強く、真夏も花が休むことなく、たくさんの花が開花します。 花に見える部分は苞で、本来の花は苞の隙間に小さく存在します。苞の部分を鑑賞するため、開花期間が長いのも魅力のひとつです。乾燥させても長期間色が落ちないことが名前の由来です。

エゴマ

  • エゴマは日本ではゴマよりも古くから栽培され、縄文時代の遺跡からも種子が発見されているシソ科の一年草です。葉を焼肉と一緒に食べたり、キムチ漬けなど韓国料理にもよく利用されています。 別名「ジュウネン」と呼ばれていますが、エゴマを食べると10年長生きできるといわれていることから名づけられるほど、大変栄養価の高い植物です。 種子からとれるエゴマ油は、栄養価が高い健康食品として近年注目を浴びるほか、塗料にも利用されます。 エゴマの見た目はシソによく似ています。茎はシソ科に多い角型で、高さは1mほどになり、葉には白い毛がはえています。葉は長さ7~12cm位で、シソよりもやや厚みがあり、卵円形でさわやかな独特の香りがあります。葉の色は緑色ですがシソと比べると鮮やかさはありません。

ハナアロエ(ブルビネ)

  • ハナアロエは、ツルボラン科ブルビネ属の多年草。ブルビネという名前でも流通しています。ハナアロエという名前ですが、アロエの仲間ではなく、葉茎が多肉質でアロエに似ていることから名付けられました。 ハナアロエは、5月~10月にオレンジ色の直径1cm程度の花を咲かせます。花は一日花ですが、毎日次々と花を咲かせるので、開花期間中はたくさんの花を楽しめます。草丈20~40cm、葉や茎は多肉質で細いのが特徴。真直ぐに伸びた茎に縦に連ねるように花を咲かせます。花びらはオレンジ色で6枚、花の中心にあるおしべは、黄色く毛が密集して生えているので、1つの花でオレンジ色と黄色の色合いを楽しめます。 南アフリカ原産で、乾燥や高温に強く、痩せ地でも育つことから、夏の花壇の彩りや、ドライガーデンでも好まれる花です。

ネペタ・ブルードリームス

  • ネペタ・ブルードリームスは、シソ科イヌハッカ属の多年草。日本に自生するミソガワソウから作出された園芸種で、花付きが良く、草丈はコンパクトな育てやすい花です。横に広がるように大きくなっていくので、グランドカバーにも向いています。 花色は深く濃いブルー、細い茎に放射状に花が連なって咲く姿は、遠くからでも目を引きます。花期は6月~8月と長く、花が咲き終わったら、こまめに切り戻しを行うと、繰り返したくさんの花を楽しめます。日向から、落葉樹の足元のような半日陰で花を咲かせるので、シェードガーデンに植えれば、鮮やかなブルーで足元を彩ってくれます。

プロテア

  • プロテアは、ヤマモガシ科プロテア属の常緑樹。プロテアは、南アフリカを中心に100種近くが分布しています。枝の先に固い花びらの、大きな花を付けるのが特徴です。この花びらのように見えるのは、正確には苞(ほう)ですが、便宜上これを花びらを呼んでいます。 日本で人気のあるキングプロテア( Protea cynaroides )は、プロテアの中でも花が大きな品種で、花径20~30cmもあります。南アフリカの国花になっていることでも有名です。花びらの色はコーラルピンク、横から見ると松ぼっくりのようなフォルムが特徴的です。樹高1~2mの低木なので、育てやすいことから、鉢植えでも人気があります。 プロテアは、園芸種もたくさん作出されていて、日本でも暖地で栽培可能です。

マユミ

  • マユミは、秋にかわいらしいピンクの果実を実らせるニシキギ科の落葉低木です。3m前後の丈がほとんどなので低木に分類されることが多いですが、まれに5m以上の木も見かけます。名前の由来は諸説ありますが、しなりのある強い材質で弓の材料になったことから「真弓」と呼ばれるようになったと言われています。 ニシキギの仲間ですが、ニシキギにある翼(よく)はありません。また、ニシキギの紅葉は燃えるような赤ですが、マユミは温かみのあるオレンジ~赤の紅葉で、果実とともに見応えがあります。木にぶら下がるように実るピンクの果実は、次第に4つに割れ、中から朱赤の種が飛び出したあと、落葉後もしばらく枝に残ります。 初夏に黄緑色の小さな花が枝一面に開花し、花が終わると次第にグリーンの果実になります。葉と同化して目立ちませんが、初夏~夏のグリーンの果実も素敵です。 日本に自生する木のため、耐寒性、耐暑性があり、病害虫も少ない育てやすい花木です。庭木、公園樹、高木の街路樹の根締めなどにも利用され、盆栽としても利用されています。また、実つきの枝ものとして、若干ですが生花市場でも流通しています。

ナンテンハギ

  • ナンテンハギは、マメ科ソラマメ属の多年草。日本在来種の野草で、山野に自生しているのを見かけます。ナンテンハギという名前の由来は、葉がナンテンに似ていることによります。若葉は「小豆菜(あずきな)」と呼ばれ、山菜として食用にされます。 ナンテンハギは、草丈50~100cm、マメ科ですがつるにはならず、茎は直立あるいは斜めに伸びます。地下に木質の根茎があるのが特徴です。6月~10月に葉の間から伸びた茎に、青紫色で直径12~15mm程度の花を、茎に連ねるように咲かせます。花はマメ科特有の蝶形花です。細く伸びた枝に咲く鮮やかな紫色の花は、野原や草むらのなかで、目を引く存在です。

ニンジン

  • ニンジンはパセリやセロリの仲間で、セリ科の一年草です。三寸人参、五寸人参、春まき人参などの種類により、収穫するまでの栽培日数も違ってきます。 ニンジンは直根性のため、移植は不向きです。直にプランターや畑に種をまいて育てます。種をまいた後、主根を地中深く伸ばしながら、側根が生長します。主根の生長が終わると、根の上の方から少しずつ太りだし、大きくなっていきます。その証拠に、ニンジンを輪切りにしてみると、断面図が木の年輪のようになっています。 ニンジンは根を肥大させた部分を食べますが、細く繊細な葉にもとても栄養があり、葉が小さくて柔らかいうちはサラダにしたり、大きい葉になり少し硬くなると天ぷらなどにして食べることができます。 ニンジンの色はオレンジ色が一般的ですが、金時ニンジンのように赤い色、黄色や紫、白いニンジンまで様々な色があります。

サンキライ

  • サンキライは、日本全国の山地に自生するつる性の落葉低木。生薬にされたり、丸い葉で餅やだんごなどを包んだりと、薬用や食用として活用されてきた植物です。  サンキライのつるにはトゲがあり、葉の付け根から巻きひげが出ます。節ごとに、茎がジグザグに折れ曲がりながら、近くのものに絡みついて伸びていきます。猿がトゲだらけのつるに絡まって捕まってしまうことをイメージして、猿捕茨(サルトリイバラ)という別名があります。切り花では、トゲの無い品種が多く流通しています。 4月~5月頃に若葉と同時に淡い黄緑色の花が咲きます。雌雄異株で、両方が近くに無いと結実しません。葉は先がとがったタマゴ形、長さは約5cmほどで、固く丈夫で光沢があります。実は直径1cmくらいの丸い形をしていて、数個がまとまってつきます。赤い実が有名ですが、熟す前の5月~8月頃の実は爽やかな緑色の瑞々しい状態で、切り花として生花店に並びます。10月~11月頃には赤く熟し、ドライフラワーとしてクリスマスやお正月の飾り付けなどに用いられます。枝をくるくると丸めていき、何ヵ所かワイヤーや紐などでとめるだけで簡単にリースが作れます。 サンキライは性質が強く、地植えにすると地下茎で増えて、あちこちから芽を出します。庭植えにする場合は、地下茎で増えても良い場所をしっかりと見極めるようにしましょう。鉢植えで育てても、こぼれ種で違う場所から芽が出ることがあります。トゲがあるので剪定や誘引などをする時は、手袋を着用するなどして、肌を保護してください。 サンキライの和名である「山帰来」の由来は、山から帰って来たという意味であるとか、山で病にかかった人がこの実を食べて元気に帰ってきたからとか、諸説あります。

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