明日葉(アシタバ)
- 明日葉(アシタバ)は数少ない日本原産の植物で、房総、三浦、伊豆、紀伊半島や伊豆諸島に多く分布しています。 セリ科多年草の野菜の一つで、葉をいくら収穫しても、明日にはすぐに若葉が出るということから明日葉(アシタバ)という名前が付きました。 春先冬を越した2年目以降(株の大きさによるところが多い)の株から新芽が伸び、6~9月に花が咲き、秋に種ができ、種の状態で冬を越して、春に発芽する。そして、開花・結実した株は枯れていくというサイクルで生育します。 花を咲かせないように、上手に茎葉を摘むことにより、4~5年は収穫を続けられます。 明日葉(アシタバ)は、葉野菜として食べられるだけでなく、青汁などの加工品に多く使用されます。明日葉(アシタバ)の茎を切ると、黄色い汁が出てきます。この物質は「カルコン」と呼ばれ、ポリフェノールの一種ですが、近年その効能に注目が集まっています。


































