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ペペロミアとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ペペロミア
学名

Peperomia

英名
Peperomia
科名
コショウ科
属名
サダソウ属
原産地
世界中の熱帯から亜熱帯

ペペロミアの特徴

ペペロミアは熱帯地域を中心に千種類ほどの原種があるといわれる、コショウ科を代表するグループで匍匐性から直立性、ロゼットタイプ、着生植物まで様々な形態がある常緑多年草です。

ペペロミアは小型の種類が多く、管理しやすいのでインテリアグリーンとして人気があります。葉や茎が多肉質の品種も多く、個性的な葉の模様や色、草姿も魅力のひとつ。

国内でも多くの種類が栽培されています。仕立て方も様々でヘゴ付けにしたり、茎が匍匐するタイプはつり鉢にしたり、小型品種はミニ観葉として楽しみます。乾燥には強いのですが多湿を好むので葉にまめに霧吹きをしてやるとよく育ちます。

ペペロミアは「コショウに似た」という意味があります。

ペペロミアの詳細情報

園芸分類 多肉植物、ぺぺロミア
耐寒性 弱い。8度以上は保つようにします。
耐暑性 強い
花色
開花時期 春~夏

ペペロミアの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え
挿し芽
肥料

ペペロミアの栽培環境

日当たり・置き場所

ペペロミアは明るい日陰で管理をします。室内であれば窓際のレースカーテン越しの場所で育てましょう。強い光は葉焼けを起こしてしまう可能性がありますので、半日陰~明るい日陰に置きます。あまり日陰すぎると軟弱になってしまうので、真っ暗な場所は避けます。

温度

寒さに弱いので、8度は保つようにします。屋外で管理されている場合は、10度以下になる時は室内に取り込みます。

用土

ペペロミアは排水の良い土を好みます。鉢底石を敷いてから赤玉土、腐葉土、川砂を配合した用土に植え付けを行います。
観葉植物の土や多肉植物の土も使うことができます。

ペペロミアの育て方のポイント

水やり

ペペロミアは葉や茎が多肉質で水分を貯めているので、お水の与えすぎに注意します。土の表面が乾いてから数日後に水やりをしましょう。ときどき葉水をしてあげるとさらにいいです。

肥料

特に必要ありませんが施す場合は、5~9月の生育期に規定の倍率よりもさらに薄めた液体肥料を与えます。または緩効性の肥料を2カ月に1度置き肥します。冬は肥料を与えません。

病害虫

カイガラムシがつくことがあるので見つけ次第歯ブラシでこすり落とすか薬剤散布で対応します。ハダニは予防のためときどき葉裏にも水をかけます。病気は疫病や細菌病が発生します。発見したら葉を取り除きましょう。

ペペロミアの詳しい育て方

選び方

同じ種類であれば葉の数が多く、下葉までついた締まった苗が良い苗です。葉に艶があり、多肉質の茎が細くなったりしていないもの、病害虫のないものを選びましょう。

植え付け

屋内での冬越しが必要なため鉢で栽培します。耐陰性が強く室内の明るい場所で栽培します。夏の強い光で葉やけを起こすので注意が必要です。逆に光が足りないと斑が弱くなったり葉の光沢がなくなったり節間が間延びしたりします。

植え替え・鉢替え

ペペロミアの植え替えは5月~10月に行います。鉢がパンパンになっていたり、土に水が染み込まない場合は、土が古くなっていたり根がたくさん張っている可能性がありますので植替えを行います。頻度は2~3年に一度でいいでしょう。
大きい株であれば一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして元の鉢に植えます。植える際は少し根をほぐし、新しい土を入れて植えましょう。

ペペロミアの花は、あまり目立つ花ではありませんが、穂のような花を咲かせます。種類によってはいい香りのする品種「ペペロミア・デピーナ(通称アロマペペ)」もあります。

夏越し

直射日光に当てないように半日陰で管理をします。

冬越し

8度以上は保つようにし、水やりも控えめにします。乾かし気味にすると寒さに耐えることができます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ペペロミアは株分け、挿し芽、葉挿しをすることができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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