リースを飾ろう!アーティフィシャルフラワー(造花)で作るリース|春夏秋冬のデザイン24選
とまつあつこ
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アーティフィシャルフラワー(造花)で作るリースの作り方、季節ごとのデザイン例を紹介します。最近のアーティフィシャルフラワー(造花)は本物の植物そっくりの色や質感に作られていて、ナチュラルで上品なものがたくさんあります。アーティフィシャルフラワー(造花)のリースを季節限定で飾ると、そのシーズン以外はしまっておけば劣化を防ぐことができて数年楽しめるのでおすすめです!
目次
- アーティフィシャルフラワー(造花)で作るリースって?
- アーティフィシャルフラワー(造花)のリースの作り方
- アーティフィシャルフラワー(造花)で作る春のリース
- アーティフィシャルフラワー(造花)で作る梅雨・夏のリース
- アーティフィシャルフラワー(造花)で作る秋のリース
- アーティフィシャルフラワー(造花)で作る冬のリース
- アーティフィシャルフラワー(造花)を楽しもう!
アーティフィシャルフラワー(造花)で作るリースって?
リースの丸い形は、始めと終わりの境目のないことから「永遠」を意味し、古くから「愛情」を示す花飾りとされて親しまれています。そんなリースは、切り花や月桂樹、オリーブ、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの様々な素材を使って自由自在に作ることができます。その中で今回は、アーティフィシャルフラワー(造花)を使ったリースに注目して紹介していきます。
アーティフィシャルフラワー(造花)の魅力は何といっても本物の植物そっくりな美しさです。猛暑や寒い冬に植物のお世話をするのが厳しいと感じる季節でも、アーティフィシャルフラワー(造花)は変わらず美しい状態。一年中植物のフレッシュさを感じることができます。
アーティフィシャルフラワー(造花)はとっても長持ち。直射日光や雨風に当たる場所に長期間飾ると色があせたり劣化することがありますが、それ以外の場所で飾る分にはほぼ劣化することなく、お手入れもとても楽です。ほこりがついたらさっと払ったり、水拭きすることもできます。
アーティフィシャルフラワー(造花)の葉や実ものも、種類がとても豊富です。気に入ったアーティフィシャルフラワー(造花)をそのまま花瓶やかごに挿して飾るだけでもオシャレな空間ができるので、インテリアとしてお部屋に飾っている方も多いのでは。清潔感があり、軽くて扱いやすいので飲食店や雑貨屋さん、洋服屋さんにもよく飾られていますよね。植物を取り入れたいけれど、手入れに時間がかけられないようなとき、アーティフィシャルフラワー(造花)は本当に重宝します。
アーティフィシャルフラワー(造花)のリースの作り方
リースの材料
リース台と、アーティフィシャルフラワー(造花)を用意します。リース台は、写真のようなタイプの他に、もともとリース台に葉だけ装飾されているタイプのものがあります。
グルー、グルーガン、ハサミ、ペンチ、ワイヤーなども準備します。
リース作りの手順
- リースの丸い形のどこに、どのアーティフィシャルフラワー(造花)を配置するかをイメージする。
- アーティフィシャルフラワー(造花)を短くカット。短すぎたり支えが必要なものは、ワイヤーを使ってワイヤリングして長さを調節する。
- アーティフィシャルフラワー(造花)をグルーでリース台に固定する。
作り方の詳しい手順は別記事に掲載しています。作っていくうちにどんどんコツをつかめるので、ぜひ作ってみてくださいね。
▼アーティフィシャルフラワー(造花)のリースの基本的な作り方はこちら
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る春のリース
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る春のリースのデザインをご紹介!
ミニバラ、アジサイ、グリーンアップル、ブルーベリー、アイビーやダスティミラーのリーフ類で作ったリースです。
ひげつるリースの部分も活かして、草花を月の形に飾り付けました。ラナンキュラス、アネモネ、バラ、スカビオサ、マーガレット、ブルーベリーなどを使っています。
深いグリーンのリーフ類がもともと装飾されているリース台に、バラ、ミニバラ、ブルーベリー、小花などをワイヤーとグルーでつけました。簡単なのにボリュームたっぷりで見栄えするリースです。
同じリース台に、スカビオサ、アネモネ、マーガレット、バラ、ラナンキュラスなどを飾り付けてオレンジ×イエローのビタミンカラーのリースを作りました。
このリースは、グレイッシュカラーのリーフ類が装飾されているリース台に、パープルのバラをメインにブルーベリーや小花を合わせました。大人っぽいニュアンスのリースに仕上がっています。
このリースは、レースのようなシダの葉が装飾されているリース台を使っています。フランネルフラワーと小花をちりばめてふんわり爽やかなリースができました。
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る梅雨・夏のリース
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る梅雨のリースのデザインをご紹介!
梅雨といえばあじさい。あじさいのアーティフィシャルフラワー(造花)は色も質感も豊富なので、使う花材によって出来上がりの雰囲気が全く変わります。
あじさいのアーティフィシャルフラワー(造花)は少しずつワイヤリングして固定していきます。写真のように、同じトーンのあじさいをちりばめて作るととてもナチュラルに仕上がります。
このリースは、同じ色のあじさいをまとめてグルーピングし、グラデーションをつくってデザインしています。
▼アジサイのリースの作り方はこちら
このリースは、梅雨のしっとりした季節に咲くカラーをメインに、小花と実、ミントなどのリーフを使って作っています。
初夏から夏に涼しく爽やかな気分で過ごせるように、空や海をイメージしてブルー×ホワイトのリースを作りました。バラ、アネモネ、ブルースター、ビバーナムなどを使っています。
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る夏のリースのデザインをご紹介!
夏は南国をイメージするトロピカルムードのリースが人気。ハイビスカス、プルメリア、モンステラやシダの葉は南国の雰囲気にぴったりです。
カラフルよりも白い花がお好みの方には、白とグリーンだけ作るハワイアンリースがおすすめ。白いハイビスカスとシンビジウム、モンステラやシダの葉などを使っています。このようにリースをテーブルに置き、真ん中にキャンドルを飾っても素敵ですね。
このリースは少しシャープなイメージのハワイアンリース。ワイルドなヤシの葉をアクセントに、プルメリアとシンビジウム、小花とシダなどの葉をちりばめました。
ハイビスカスの色は、赤、ピンク、黄色、オレンジ、白と様々あり、どの色を選ぶかで雰囲気ががらっと変わります。気に入ったハイビスカスをメインにしたり、ハイビスカスは使わずにプルメリアやランなどを使って自分だけのハワイアンリースが作れると楽しさが倍増します。
このリースは、ユーカリの葉が装飾されているリース台に、エリンジウムなどの形がユニークなネイティブプランツを合わせています。
▼リースをリメイクする方法はこちら
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る秋のリース
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る秋のリースのデザインをご紹介!
秋といえば紅葉した秋色のリーフ類。チョコレートコスモス、秋色アジサイ、カボチャや秋色の実もの、ブラックベリーや黒いリーフ、クモの巣をイメージしたラメ紐も取り入れて、大人っぽいハロウィンの雰囲気を出しています。
このリースは、100円ショップで購入できる材料のみで作ってみた秋のリースです。最近は100円ショップにもたくさんのリース花材がそろっているので、リース作りを気軽に楽しめておすすめです。
▼秋のリースの作り方はこちら
このリースは、リース台の一部分はつるの美しさを活かし、その他の部分にアーティフィシャルフラワー(造花)を飾り付けたデザインです。ピンクベージュのバラ、秋色アジサイ、渋い色のリンゴ、ベリー類、黒いアイビーを使って秋色のリースを作りました。
このリースは、ワインカラーのユーカリの葉が装飾されているリース台に、ユニークな形をしたピンクッションやエリンジウムなどのワイルドフラーを合わせています。
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る冬のリース
アーティフィシャルフラワー(造花)で作る冬のリースのデザインをご紹介!
クリスマスローズ、アップル、ブルーベリーなどを飾り付けたリースです。マルバユーカリ、ユーカリ、シロタエギク、ミントなどの葉をベースに使い、全体的にニュアンスカラーでまとめました。クリスマスやお正月が過ぎたら、リボンを取って(お好みだったら取らなくてもOK)一年中飾れるリースです。
冬のリースといえば、クリスマスリース。このリースは、ホワイトクリスマスのイメージでバラやミニバラ、シルバーリーフやグリーンネックレスなどを合わせて作りました。キラキラパーツをはずせば、オールシーズン飾れるナチュラルなリースです。
このリースは、モミの枝葉が装飾されているリース台に、ラメ付きのバラ、ポインセチア、アジサイ、ヒイラギ、キラキラパーツ、リボンを合わせています。
▼クリスマスリースの作り方はこちら
お正月には、しめ縄の土台にアーティフィシャルフラワー(造花)を合わせると手軽にしめ縄飾りが作れます。牡丹、芍薬、ダリアなどのメインの花に、マム、松、松ぼっくり、実もの、金色のパーツなどを付けて飾りつけしました。
▼しめ縄の作り方はこちら
アーティフィシャルフラワー(造花)を楽しもう!
今回は、教室で先生や生徒さんと一緒に作ってきたアーティフィシャルフラワー(造花)のリースのデザインを紹介しました。季節ごとにデザインをピックアップしましたが、もちろんオールシーズン飾っていても違和感のないデザインを作って飾ることもできます。アーティフィシャルフラワー(造花)は種類が豊富で本物そっくりなので、使う場所やタイミングでとても重宝します。水やりなどの手間もかからないのでインテリア感覚で植物を取り入れたいときにもとてもおすすめです。ぜひ、お楽しみください。
▼多肉植物のフェイクグリーンはこちら
▼コサージュの作り方はこちら
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