ブロッコリーをベランダ菜園で収穫!育て方とプランター栽培のコツ
LOVEGREEN編集部
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ブロッコリーの病害虫について
ブロッコリーは葉も柔らかく甘いので、私たちも食べることができます。そのおいしさを知っていて、ねらっているのが害虫たち。一体どんな害虫に注意をすればよいのかご紹介します。
害虫
アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、ナメクジなどに注意しましょう。
・アオムシはカブ、大根、チンゲンサイ、白菜、ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜を好んで食害します。アブラナ科の野菜の葉の上のフンを見つけたら、葉の上、茎などにいるモンシロチョウの幼虫のアオムシを探して駆除しましょう。
ちなみに、同じアオムシの仲間のアゲハやキアゲハの幼虫は、セリ科のハーブや野菜、イタリアンパセリ、ニンジン等を好んで食害します。
・ヨトウムシは夜に活動するため日中葉の周りで捕獲するのは難しいですが、苗の周りの土1cmほどの深さのところにいるので土の中を探してみましょう。ヨトウムシの成虫は蛾なので、飛来し葉裏に産卵します。葉の裏もこまめにチェックすることで早期発見が可能になります。
病気
ブロッコリーは湿度に弱いことから黒腐病に注意しましょう。黒腐病は水が貯まるとかかりやすいので、プランター栽培は底に軽石を敷いて排水できるようにしましょう。
鳥害
ブロッコリーの害虫被害がおさまる頃は、その害虫を餌としていた鳥のエサが無くなる頃です。
主にヒヨドリが、ブロッコリーの葉を食べにやってきます。カリフラワーとブロッコリーと両方育てていたら必ずブロッコリーの葉を食べています。鳥も美味しさが分るんですね。寒さ除けにもなるので、寒冷紗をかけて鳥の被害を防ぎましょう。
ブロッコリーの収穫と保存方法
お店で売られているブロッコリーは、頂花蕾(ちょうからい)といってブロッコリーの花の蕾(つぼみ)の部分ですが、自分で育てているとそれ以外にも、側花蕾(そくからい)とブロッコリーの葉も収穫することができるので、さらにお得な野菜なんです!
頂花蕾(ちょうからい)の収穫
やっとブロッコリーの頂花蕾(ちょうからい)が大きくなりましたので収穫していきたいと思います。
ブロッコリーを収穫するときの注意する点は切り方です。
切り口が雨などで濡れ、そこから腐れてしまわないように、お日様に向かって斜めにカットします。そうすることで、切り口が早く乾き腐らずにすみます。
側花蕾(そくからい)とブロッコリーの葉の収穫
ブロッコリーは頂花蕾(ちょうからい)を収穫した後も、側花蕾(そくからい)といって、更にわき芽が出てきて、引き続き収穫することが出来ます。小さな側花蕾(そくからい)はお弁当に最適の大きさですね♪
ブロッコリーを抜き取る時に一気に葉を収穫しますが、側花蕾(そくからい)の生育状態をみながら、下の葉から順々に収穫することも可能です。
ブロッコリーの保存方法
ブロッコリーは花蕾(からい)、つまり花のつぼみなので、そのままにしておくと、花が咲き始め食味も落ちてきます。収穫したらできるだけ早めにお召し上がりください。
ブロッコリーの冷蔵保存
一般的にブロッコリーは、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。5日ほどで使い切れないようでしたら、冷凍保存をおすすめします。
ブロッコリーの冷凍保存
お好みの大きさにカットしたら、軽く茹でて水気を切り、密封袋に入れ冷凍しましょう。
ブロッコリーの洗い方やレシピ、栄養について
スムージー人気も手伝って、最近ケールなどの葉野菜の人気がとても高まっています。
同じアブラナ科の野菜のブロッコリーの葉は、スジもあまり気にならず美味しく食べることができます。
同じアブラナ科の仲間であるカリフラワーは少しスジが目立ち、料理として使用するのは気になる方が多いかもしれませんね。
でも、どちらも生でかみしめてみると、甘味を感じてとっても美味しいんですよ♪
ブロッコリーの花蕾(からい)と葉のベーコン炒め
いつも食べるブロッコリーだけでなく、葉も一緒に調理しましょう!
〜材料〜
・ブロッコリーの花蕾(からい)と葉
・ベーコン
・塩コショウ
・他お好みの野菜(今回は赤カリフラワーを使用)
ブロッコリーの洗い方
ご自宅で育てたブロッコリーは、虫がついている可能性もあるのでしっかり洗いましょう。
収穫したブロッコリーを袋に入れて、塩また食用の重曹を入れます。その後水を入れ袋を閉じ、10分ほど時間を置きます。最後に袋の中でふり洗いした後、仕上げにしっかり水で洗い流しましょう。
こうすることで、万が一虫がいてもある程度取り除くことができます。
作り方
ブロッコリーの葉を適当な大きさに切る。
ブロッコリーの花蕾(からい)は、房ごとに切り分け、軽く下茹でして下さい。
材料を炒める。
オリーブオイルでベーコンを炒め、刻んだブロッコリーの葉と下茹でしたブロッコリー、カリフラワー(バイオレットクィーン)を加えて、塩コショウで味付けすれば出来上がり!
今夜のおかずの一品にいかがでしょうか?
ブロッコリーの栄養
ブロッコリーは緑黄色野菜でビタミンA、B1,B2,B6、C、E、K、食物繊維、葉酸、カロテン、カリウム、カルシウム、リン、鉄分を多く含みます。ビタミンCはレモンよりも多いとされています。良質のブロッコリーは鮮やかな緑色をしていて隙間なく花蕾がぎっしり詰まって咲き、茎に空洞がないものがおいしいです。
茎の側面の皮はとても食物繊維が多く、硬くて食べにくいので外皮は剥いてから調理することが望ましいといえます。葉や茎には多くの栄養分が含まれていますのでできるだけ丸ごと食べるようにしましょう。
食べ過ぎるブロッコリーのコリンという成分が体臭を悪化させるようです。
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